ひさしぶりに自分の書いた本を読んでみた。1991年に単行本で出させてもらった『近代プログラマの夕』(ホーテンス・S・エンドウ著、アスキー刊)である。なぜ、そうなったのかというと本の中身をそのままつぶやくマストドンBOTを作りたいと思ったのだ。マストドンなら1回500文字つぶやける。日本語の本では、1つの段落が500文字を超えることは滅多にない。だったら本をつぶやくBOTを作るとどうなるか? やってみたいとなったわけだ(このコラムの「いちばんやさしい「マストドン」(Mastodon)の話」でも書きました)。 マストドンのBOTは、RubyやPythonで作っている人が多いようだが、私の場合はいま勉強中のPython向けに用意されている「Mastodon.py」を使ってみた(本当に簡単に書けてしまうのでこの原稿の最後に紹介しておくことにしよう)。 ところで、本は、その人の頭の中にあるものをコピ