アジア・アフリカ言語文化研究所(通称「AA研」)は,東京外国語大学に附置された共同利用・共同研究拠点で,次の3つの使命の下に研究活動を行なっています。 共同研究の実施 研究資源の編纂と普及 次世代研究者の養成 詳細はこちらをご覧ください。
日本統治時代の台湾における原住民の言語調査と教科書編纂 日本統治期、台湾総督府は被植民者に日本語教育をほどこし、彼らの言語・文化を日本に同化させることを目指しました。しかし、同時に、日本の植民地統治で は、末端の官吏に多くの日本人が当てられたことが一つの特色であったことが関係していると思われますが、現場の下級官吏にも現地語の習得が求められていま した。 このため、総督府は、まず現地の諸言語の調査研究を実施し、それとほぼ平行して現地に赴任する官吏、警察官のための現地語教科書の編纂を 試みました。また、今日で言うところの語学検定試験に当たる制度を設け、試験の合格者には、級を与え、通訳などの仕事に当たらせました。 中で も、総督府は、バラエティに富む原住民の諸言語について、当初効率的な調査、教科書編纂を目指し、あらゆる原住民語の調査に対して統一した言語(語彙、例 文)採集リストを作成し、それを全
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