国土交通省は16日、津波で冠水したため定期便利用を停止し、これまで救助用ヘリコプターの発着のみだった仙台空港で、17日から航空機による救援物資輸送を開始すると発表した。米軍などの協力により、航空機の離着陸に必要な約1500メートルの滑走路上にあった土砂やがれきの撤去が完了したため。同空港から国道4号までの道路は15日に復旧しており、運ばれた物資は陸路で被災地へ輸送することが可能という。 【関連記事】 ・作業員181人、危険覚悟で復旧作業 福島第1原発 ・放射能漏れQ&A 都内などは「微量」正しい知識で冷静な対処を ・海上保安庁、今後は巡視船で支援物資輸送も ・生存を信じ…名簿に目をこらす被災者「とにかく無事で」 ・橋下知事、指摘に激高「僕も眠れなかった」