ブックマーク / akihitok.typepad.jp (11)

  • iPhone の大成功を誉める前に『なぜビジネス書は間違うのか』

    そりゃスティーブ・ジョブスは結果を出しているし、iPod や iPhone の成功(まだ iPhone が日でどうなるかは予断を許しませんが)は疑うべくもありません。しかし賛美の声ばかり聞かされると、「そんなに凄いのかなぁ」とも思ってしまうわけです(あまのじゃくなので)。もし同じような感覚を抱いている方がいらっしゃったら、『なぜビジネス書は間違うのか』を読まれることをお勧めします。 この、200ページを超える「ビジネス書」なのですが、時間が無い方は全体を読む必要はありません。タイトルにある「なぜビジネス書は間違うのか」のエッセンスを集めた、冒頭の「妄想9ヵ条」を読むだけでも十分。書店で立ち読み……もいいのですが、せっかくなので引用してしまうと: ***** 妄想1 - ハロー効果 ハロー効果とは、企業の全体的な業績を見て、それをもとにその企業の文化やリーダーシップや価値観などを評価する

    nshash
    nshash 2008/08/26
    現実はそんなに単純じゃないと。要約すればするほどその生きた現実は失われてしまう。複雑な現実を単純化するのではなく、いかにシンプルに構造化して理解するか
  • New York Times も API 公開へ

    以前「ロイターが API を公開した」というエントリを書きましたが、あの New York Times もその流れに追従するようです: ■ New York Times API Coming (ReadWriteWeb) まだ予定の段階ですが、今年の夏から秋にかけて、API と開発者向けプラットフォームが公開されていくようです。 In addition to the API, New York Times CTO Marc Frons told mediabistro.com that internal developers at the paper will use the platform to organize structured data on the site. Following that, the paper plans to offer developer keys to

    nshash
    nshash 2008/05/27
    こうしたオープン化の流れがデータの流動性を高め、サードパーティへのNYTの実装が進めば、NYTのDevice Independenceを加速させることになるでしょう。EPIC2014とは真逆に行きそうな感じですね。
  • 「ネットはアメを売る前の紙芝居屋」論

    先日放送されたNHKスペシャル「放送記念日特集~新動画時代 メディアが変わる」。感想はシロクマ日報で書いたのですが、いくつか面白いキーワードが登場していたので、忘れないように自分用メモ。番組は録画して見たのですが、もう一度みるのがおっくうなので(すみません)、失礼ながら誰の発言かは明記していません。 【「ネットはアメを売る前の紙芝居屋」論】 YouTube に明確なビジネスモデルがないことに絡めて。 「昔の紙芝居屋だって、紙芝居をエサに子供を集めて、集まったところでアメなどのお菓子を売っていた(つまり紙芝居で儲けるのではなく、お菓子を売ることで儲けるビジネスモデルだった)。いまのインターネットは、とりあえず人々を集めて、さあこれから何を売ろう?としているところではないか」 的な話だったと思います。紙芝居屋が健在だった時代には生きていないので、お菓子を買わない「ただ見」が許されていたかどうか

    nshash
    nshash 2008/03/23
    あ、俺もこのワードはどこかで使えるかなと思ってみていた。正確には紙芝居を見て集まった人に飴を売るか、紙芝居の途中に飴のCMを入れるかどちらかだね。でも今は皆が皆、飴をほしがっているわけではないだろうと。
  • POLAR BEAR BLOG: New York Times の民主党ディベート特集がスゴイ件

    だとメジャー新聞系のサイトには「トホホ感」満載なわけですが、言うまでもなく海の向こうでは状況は違います。生き残りをかけて、という事情があるにせよ、ニュースサイトでも様々な先進的取り組みが行われているわけですが、今回ご紹介するのもなかなかのもの。New York Times による「民主党予備選ディベート分析」です: ■ Democratic Debate: Analyzing the Details (New York Times) 2月21日にテキサス州オースティンで行われた、米民主党の大統領候補者(バラク・オバマとヒラリー・クリントン)によるディベートの分析。メインは88分間にもおよぶビデオなのですが、単に映像が見れるだけに終わりません。ご覧のように、画面右側には発言の内容がテキスト化されていて、さらにセクション毎にジャンプすることも可能になっています: これなら例えば「僕は経済問

    POLAR BEAR BLOG: New York Times の民主党ディベート特集がスゴイ件
    nshash
    nshash 2008/02/23
    このように言論のトレーサビリティ・ツッコミビリティを上げて(最終的にはRemix可能なリソースにする)いく話は概念的にはessaさんが書いてたな(http://d.hatena.ne.jp/essa/20050902/p1
  • POLAR BEAR BLOG: WEBデザイナーが参加しておくべき63のオープンコースウェア

    ご参考にどうぞ。WEBデザイナーの方々に役立つ知識が学べる、オープンコースウェアを60以上も集めた記事です: ■ 60+ Killer Open Courseware Collections for Web Designers (College Degree.com) 残念ながら海外の大学ばかりなのですが、役立つ知識が見つかるかもしれません。蛇足気味に、コースのタイトルと大学名だけ列挙しておきます: 【入門編】 コンピュータ入門 (Berkeley) ウェブデザイン入門 (Indiana University) マルチメディアとワールド・ワイド・ウェブ (DePaul) ウェブページ・オーサリング (Sofia) ウェブデザイン (Miami Dade College) WWWとHTML入門 (University of Minnesota) HTML編 (University of

    nshash
    nshash 2008/02/17
    これはいいOCW。やっぱ、日本と違ってデザイン関係の講座層が厚いなー。
  • SAP が社内 Twitter 開発に着手?

    シロクマ日報に載せようかどうか迷ったのですが、まだ公式プロジェクトではないようなのでこちらで。ERPの大手ベンダー、SAPが社内 Twitter 的なアプリケーションの開発に乗り出しているそうです: ■ SAP’s alternative Twitter project (ZDNet.com) SAP関係者が明かした「小規模パイロットテスト中」の計画について。Twitter に限らず、企業内向けアプリケーションとして使うにはセキュリティとスケーラビリティの強化が必要、ということで検討が重ねられている模様です。具体的には以下のような機能が考えられているとのこと: グループやプライベートチャンネルを設置することができ、そこでの発言は外部に漏れない。 会話はスレッドとして表示される。 「グループ・タグクラウド」が表示される。 ※WordPress の Prologue のように、個々の発言にタグ

    nshash
    nshash 2008/02/02
    これは社内メッセージングツールの1つとして面白いかも。
  • POLAR BEAR BLOG: 「50%の完成度で世に出す」時代の終わり?

    反応してる人が少ないようなので、ちょっとコメント。 ■ お題に沿って一言どうぞ――“はてな俳句”はTwitter風 (1/2) (ITmedia News) 昨日公開された Twitter 風サービス「はてなハイク」について。僕も試してみましたが、お絵描き機能もあったりして、ほどよく遊べそうな予感。で、なるほどなーと思いながら ITmedia の記事を読んでいたのですが、2ページ目に奇襲攻撃が待っていました(※以下、引用した箇所の原文には強調はありません): エンジニアが思いついたアイデアを形にして発表し、それがたまたまヒットする――という流れで大きくなったネットサービスは多い。「はてなダイアリー」もその1つ。だが、特にテキストサービスでは、「個人が一発アイデア勝負できる時代」は終わりつつあるという。 「休みの日に思いついたものを1日で開発し、リリースしたら流行する、という流れは枯れていく

    nshash
    nshash 2007/12/14
    「一発アイデア」てのは50%で出して、50-60%で終わってるよーなサービスをさしているんじゃないかな。開発とブランディングを適切に行ってコアサービスをきちんとリリースできるのなら、50%リリースでも問題ないと思う
  • Google、グラフ作成機能"Google Chart API"をリリース

    Goolge がグラフ作成用の API、"Google Chart API"をリリースしたとのこと。URL にパラメータを与えてやれば、簡単にグラフ画像を作成することができます: ■ Google Releases Chart Image Generator (Google Blogoscoped) 公式ページはこちら: ■ Developer's Guide - Google Chart API 作成できるグラフの種類は、線グラフ・棒グラフ・円グラフ・散布図・ベン図の5種類。下は実際に試してみたサンプルです。入力されたパラメータに応じて、PNG形式の画像を作成してくれます: 上の画像のURLは以下の通り(途中で改行しています!): http://chart.apis.google.com/chart? cht=p3 &chd=t:10,20,40,30 &chs=400x200 &chl

    nshash
    nshash 2007/12/07
    とりあえず簡単なフロントエンドを作ってみよう→本格的にやろうとするとグリッドJSを用いて直感的に使えるようにする必要がありそうなのでちょっと留保
  • なぜ朝日新聞はパーマリンクを採用しないんだろう。

    今日のシロクマ日報を書いている時、ふと「おばあちゃん仮説」について考えが及び、過去のエントリを漁ることに。お目当てのエントリはすぐに見つかったのですが(ちなみにこのエントリ)、そこに貼られている朝日新聞(asahi.com)へのリンクが切れているではありませんか。それを書いた当時は確かにリンク先が存在していたことを覚えていますから、asahi.com の側でURLが変更されたようです(ちなみに Google のキャッシュだけは残ってました)。 オイオイ、このご時勢になぜパーマリンクにしておかないの?問題の記事は去年9月の記事なので、時期的に早かったからだとも思えません。仕方ないので「おばあちゃん仮説/おばあさん仮説」をキーワードにサイト内検索してみたのですが、何もヒットせず……記事自体がWEBから削除されてしまったのでしょうか? とそこで、あるメッセージにふと気付きました。元記事が掲載され

    なぜ朝日新聞はパーマリンクを採用しないんだろう。
    nshash
    nshash 2007/05/18
    これは書いた人に賛成。新聞社は紙メディアにないリンクという最大の機能を自社の記事を活用するという形で全く使えていない。個々の記事の質を上げるためにはストックを活かすリンクがどうしても必要です。
  • Amazon S3 -- アマゾンがストレージサービスを開始

    速報的に。なんでも米アマゾンがストレージサービスを始めるとのこと。Rauru Blogさん経由で知り、TechCrunchにも記事が出ていることを確認: Amazon S3(Rauru Blog) Amazon: Grid Storage Web Service Launches (TechCrunch) Amazon公式ページでの説明はこちら:Amazon S3 - Simple Storage Service "Simple Storage Service"の略でS3ですか。なるほど。サイボウズ秋元さんのブログあたりで詳しい解説が出ることを期待しつつ(※追記:早速解説していただきました「Amazon S3 ストレージサービス」)、以下に分かったことをまとめておこうと思います。 Amazon公式ページによれば、このストレージサービスは"It is designed to make web

    nshash
    nshash 2007/04/11
    サーバ資源のアウトソーシング、もう開始して一年になるのかぁ。日本ではプラットフォームとしてどれくらい広まったんだろう?
  • 図解の弊害

    社内でマインドマップが流行っています。僕もフリーソフトをたまに使ってみたりするのですが、いまいちサンプルとして紹介されるようなすっきりしたマップが書けません。大きな声では言えませんが、僕の周りで「あの人は上手くマインドマップを書くなぁ」という人もいないし。 マインドマップに限らず、世の中は図解ブームのようです。書店に行けば「○○流図解術」みたいながたくさん出版されているし、3月3日の日経産業新聞(第25面)でも「仕事で行き詰ったら・・・図書いてスッキリ」という記事が載っていました。記事によれば、「図を書くという行為には物事の関係をはっきりと理解させ、仕事を効率化する力がある」とのことです。 しかしマインドマップの例を考えると、「図解はすばらしい!」と手放しで賞賛はできません。天邪鬼な僕は、あえて図解の弊害を考えてみました。 弊害①:思考が単純化する 日経産業新聞の記事によれば、「基はマ

    図解の弊害
    nshash
    nshash 2006/03/05
    安易に図解を利用すると、無意識にこういう罠にかかってたりする
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