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ブックマーク / courrier.jp (115)

  • 移民はダメでも「技能実習生」なら受け入れる日本の身勝手を米紙が指摘 | 激しい日本の搾取に中国人もベトナム人も怒った

    移民はいつまでたっても受け入れないが、抜け道はある。日の中小工場が長年にわたって外国人労働者を使ってきたのは「技能実習」なる方法だった。しかし、実態は女工哀史そのものの激しい搾取。その実態に、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が迫った。 「中国の月収3倍」に惹かれて来日 リュウ・ホンメイは上海の服飾工場での仕事に飽き飽きしていた。労働時間は長いのに、稼ぎが少なかったからだ。 3年前、その仕事を辞めて日の岐阜県にある縫製工場で働くことにした。この工場は、中国での月給430ドル(約4万8600円)の3倍出すと約束してくれたのだ。息子が生まれたばかりで、増えた家族のためにも数十万円の貯金ができるだろうと期待していた。 彼女は「絶好のチャンスだと思いました」と振り返る。 「チャンス」ではあったかもしれないが、実はこれは「労働」ではなかった。日で婦人服にアイロンをかけ、包装していた時間は、法的には

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    nstrkd 2017/12/09
  • どんな人とでも恋に落ちる!? 話題の「36の質問」を試してみた | 「心理学の効果」を作家が実践!

    決まった質問をぶつけ合うだけで、初対面の相手とも両想いになれる。そんな心理学実験を、あなたは信用する? それとも胡散くさいと思う? 科学の力を信じてこの実験に挑んだ作家の“恋の行方”を追った。 20年以上も前になるが、アーサー・アーロンという心理学者が実験室で見ず知らずの男女を恋に落とすことに成功した。私は昨年の夏、アーロン博士が開発したこのテクニックを自分の人生に応用してみた。私が真夜中の橋の上で、男性の瞳を4分間見つめ続けることになったのは、それが原因だった。 ことの発端は、その男性がその日の夕方、私に言った言葉だった。 「共通点がそれなりにある相手となら、恋に落ちる可能性があるというわけだよね。それなら、好きになる相手をどうやって選ぶべきなんだろうね?」 その男性とは勤務先の大学で顔見知りになり、通っているクライミングジムでばったり会うことが多かった。「もしかすると、もしかして……」

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    nstrkd 2017/12/03
  • 「Vanity Fair」「TIME」「ELLE」…大物編集長の交代が意味するもの|「さらば、名門雑誌」

    2017年秋、米国の歴史ある雑誌の編集長たちが相次いで退任を発表した。ウェブメディアに押されて広告収入も減少の一途をたどるなか、タイムやハースト、コンデナストなど大手出版社はコスト削減に忙しい。一方、SNS受け狙いのバイラル動画に手を出すなど、かつての上質なジャーナリズムは過去のものに。収益構造、コンテンツともに雑誌ビジネスの凋落が止まらない。 「ローリングストーン」も売却へ 2017年9月半ばのある夕暮れ時、マンハッタンのウエストビレッジにあるレストラン「ウェイバリー・イン」に、ライターと舌の肥えた編集者たちが集まった。彼らは暖炉が置かれた裏庭でステーキを堪能し、夜遅くまで乾杯を重ねた。 それはまるで、かつての雑誌の黄金期を見ているかのようだった。1990年代に高級月刊誌が数百万ドルの広告収入を得ていた、あのころ。運転手つきの専用車に乗る編集者が、全米の読者へ向けて、どの服を着るべきか、

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    nstrkd 2017/11/16
  • ベーシック・インカムではAIに職を奪われた人々を救えない | 『サピエンス全史』著者、ハラリ教授が考える「AI革命後の世界」

    これから数十年で、機械学習やロボット工学のレベルが向上すると、何億人もの仕事が失われるだろう。そうなると、世界全体で経済圏や貿易のネットワークが破壊されるはずだ。 産業革命は都市で暮らす労働者階級を生み出し、20世紀の社会史および政治史は、彼らが抱える問題を中心に展開した。同じように、人工知能AI)革命は「非労働階級」を生む可能性がある。そして、彼らの期待や不安が21世紀の歴史を形作るのかもしれない。 こうした時代の流れに対応するには、前世紀から引き継いだ社会モデルや経済モデルでは不充分だ。たとえば、社会主義によると、経済にとって労働者階級は不可欠な存在だという。 よって社会主義者たちは、労働者階級が持つ大きな経済的価値を政治的な力に変える方法について説いた。だが、大衆が経済的価値を失うなか、こうした教えは今後数十年でまったく無意味になるかもしれない。 いやいや、ブレグジット(英国のEU

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    nstrkd 2017/09/04
  • 「現金よりも現物のほうが公平な支援になる」説を現場で覆す! | ケニアでベーシック・インカム開始!(後)

    12年間、貧困層に毎月2000円を超える現金を支給する。使い道に制限はない。ケニアで始まった大規模な社会実験は、当に世界の貧困に対する特効薬となるのだろうか? 記者が現地取材を重ね、見えてきた「限界」と「展望」をリポートする。 「貧乏人は現金をもらっても無駄遣いする」説のウソ このベーシック・インカムの実験を始めた「ギブ・ダイレクトリー」とはどんな団体なのだろうか。 活動を始めたのは2010年。開発経済学者のマイケル・フェイ、ポール・ニーハウス、ジェレミー・シャピロ、そして未公開株式投資会社に勤務するロヒト・ワンチョーの4人のボランティアで構成されており、彼らが自ら送金していた。 ギブ・ダイレクトリーは早くからチャリティー・ビジネスのコンペで優勝して賞金を稼ぎ、グーグルの社会奉仕事業部をまとめるジャクリン・フラーからも支援を受けていた。だが、フラーは初めて上司にギブ・ダイレクトリー支援を

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    nstrkd 2017/06/08
  • バノン率いる保守メディア「ブライトバート」の本社に初潜入! | トランプてこに世界進出へ

    スティーブン・バノンと「ブライトバート」 PHOTO: BILL O’LEARY / THE WASHINGTON POST / GETTY IMAGES 大統領主席戦略官のスティーブン・バノンが率いてきた保守系ニュースサイト「ブライトバート」の名前を知らない人はいないだろう。ブライトバートを「極右メディア」だと批判するのはたやすい。が、彼らの戦略はしたたかだ。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が、謎に包まれた同社オフィスを訪れ、現編集長ら幹部の肉声を入手した。いったい、連中は何を目的にしているのか? キュレーション・メディアから数年で…… 10年ほど前、ロサンゼルス・ウエストウッドの地下室ですべては始まった。ノートパソコンを持ち寄った、Tシャツ姿の数人の若者たちが、世界を一新する保守系メディアのニュースサイトを立ち上げようとしていたのだ。 アンドリュー・ブライトバートが創設した初期のサイトは

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    nstrkd 2017/05/28
  • ハーバードの卒業生たちにマーク・ザッカーバーグが語ったこと|誰もが「目的意識」を持てる世界へ

    ハーバード大学の在学中にフェイスブックを立ち上げたマーク・ザッカーバーグCEOが、5月25日、母校の卒業式に登壇し、社会に出ていく学生たちの前でスピーチをおこなった。その内容をいち早くお届けしよう。 ここに来られて当によかったです。世界で最も素晴らしいこの大学を卒業される皆さん! 皆さんとこの場にいられることを光栄に思います。というのも、正直に言って、皆さんは僕が達成できなかったことをやってのけたからです。今日、このスピーチを最後まで終えられたら、ハーバードで初めて、何かを最後までやり終えたことになります(笑)。 このような日の登壇者として、僕はあまりふさわしくないでしょう。というのは、大学を中退したからだけではなく、実質的に皆さんと同世代だからです。僕が大学の仲間とこの庭を歩いていたときから、まだ10年も経っていません。僕たちは、皆さんと同じことを学び、同じ経済学の授業で居眠りをしまし

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    nstrkd 2017/05/28
  • 「こんな選挙は茶番だ!」フランス最大の知性がついに沈黙を破った|エマニュエル・トッド最新インタビュー

    エマニュエル・トッド Emmanuel Todd 1951年生まれ。歴史人口学者・家族人類学者。フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。1976年、『最後の転落』(新版の邦訳2013年)で、弱冠25歳にして旧ソ連の崩壊を予言。イラク戦争開始前の02年9月に出版された『帝国以後』(邦訳03年)では米国の金融破綻を予言し、28ヵ国以上で翻訳され、世界的ベストセラーとなった。著書多数。 エマニュエル・トッドは型破りで権威には屈しない、フランス思想界の巨人である。これまで政治や社会の問題にも積極的にかかわり、態度を表明してきた研究者だ。 だが、『シャルリとは誰か?』の刊行以来、メディアに登場することはほとんどなくなった。 ※その間の事情を語った例外的なインタビューはこちら。 フランス最大の知性エマニュエル・トッド独占インタビュー「最も愚かなのは、私たちフランス人だ!」 トッドは2012年の

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    nstrkd 2017/05/04
  • 世界中のビジネスを「コピペ」するロケット・インターネット社の全貌 | そっくりに真似をするだけで丸儲け!

    アマゾンのようなECサイトでも、出会い系アプリでも、野菜の配達サービスでも、何でもあり。成功したビジネスモデルをそっくりコピペして、まだローンチされていない国で創業させる──。こんな企業が、ドイツで異様な急成長を遂げている。 ドイツの企業「ロケット・インターネット」は、創業から10年も経たずして、ネットビジネスの世界的巨人となった。同社は毀誉褒貶が激しいものの、はなはだ強力な戦略をとっている。既存のITビジネスをコピー&ペーストして、そういうサービスがまだ存在していない市場で立ち上げるのである。 「私たちの赤ん坊が生まれるのは、あそこにある仕事部屋です」 19世紀に建てられた工業ビルの6階を指差して、ヨハネス・ブルーダーが言った。ブルーダーはさしずめ父親というところか。 ブルーダーは40代で、カラフルなバスケットシューズを履いている。グーグルの元社員で、現在はロケット・インターネットの最高

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    nstrkd 2017/04/11
  • Vol.06 「麻薬戦争」が幼き者の魂を殺してゆく…マニラの青少年鑑別所へ|安田菜津紀「子どもたちの慟哭」

    ドゥテルテ大統領が断行する麻薬犯罪の取り締まりによって、すでに7000人以上が処刑された。「超法規的殺人」の名のもと被疑者を残忍にいたぶる手口は、路上の子どもたちにも暗い影を落とす。 さらにフィリピンでは、刑法の処罰対象を15歳から9歳に引き下げる法案が審議されている。もし成立すれば、9歳の子どもが死刑に処される可能性もあるという。筆者がマニラの青年鑑別所を訪問。子どもの人権が揺らぐ現場を取材した。 嫌なことを忘れるためにシンナーを吸う子どもたち フィリピンのマニラ首都圏北部、マラボン市バリンタワーク。ラッシュアワーの喧騒が街を覆いはじめると、朝日に照らされた子どもたちが一人、また一人と体をもたげる。

    Vol.06 「麻薬戦争」が幼き者の魂を殺してゆく…マニラの青少年鑑別所へ|安田菜津紀「子どもたちの慟哭」
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    nstrkd 2017/04/04
  • ランキング世界一常連のレストラン「ノーマ」のメニュー開発者は日本人だった! | 高橋惇一が語るデンマークでの幸せ

    高橋惇一 (たかはし・じゅんいち) noma スーシェフ、クリエイティブ・チームR&D(開発)シェフ 1983年宮城県生まれ。東京の調理専門学校を卒業後、フランス料理店「ヌキテパ」「ラ・レプブリック」「カラペティ・バトゥバ」などで修業を積む。2011年、ノーマでの事後に直談判し、研修をすることに。半年後、正式にスタッフとして採用される。2016年より、スーシェフとクリエイティブ・チームのR&Dシェフとして働く。 ──デンマークに行くことになったきっかけは、どんなものだったのですか? 調理専門学校を卒業後、東京のフランス料理店で働いていました。そこで料理のテクニックや歴史的背景を学ぶことができたのですが、10年ほど経ったところで、「何か新しいスタイルに挑戦してみたい」と思うようになりました。 そんなとき、当時働いていたレストランの棚にノーマの『北欧料理の時間と場所』を見つけました。とに

    ランキング世界一常連のレストラン「ノーマ」のメニュー開発者は日本人だった! | 高橋惇一が語るデンマークでの幸せ
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    nstrkd 2017/03/31
  • フィンランドがはじめた「ベーシック・インカム」で、人は働かなくなるのか? | 現地ルポ 

    無作為に選ばれた2000人の失業者に、毎月560ユーロ(約6万8000円)を支給し続ける。働こうが、働くまいが自由。「ベーシック・インカム」の実験がフィンランドでいよいよ開始された。この2年間の実験が成功すれば、新しい社会福祉の時代が幕を開けるだろう。必読の現地ルポ。 ノキアに解雇されたエンジニアの群れ フィンランド北部の極寒の都市・オウルをシリコンバレーと混同する人はいないだろう。松林に囲まれているオウルは、北極圏からたった160kmしか離れていない。テクノロジーのスタートアップ企業を育成するというより、トナカイの群れを飼育しているイメージがある都市だ。 だが実際は、オウルは世界有数の無線通信の拠点であり、イノベーションの街だ。いま、この街では、何千人ものベテラン・エンジニアが失業中だ。彼らの多くは、かつて携帯電話の代名詞として知られたフィンランドの企業ノキアから解雇された人々だ。 起業

    フィンランドがはじめた「ベーシック・インカム」で、人は働かなくなるのか? | 現地ルポ 
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    nstrkd 2017/03/31
  •  “世界一幸せな国”デンマーク発「ヒュッゲ」はなぜ人々を熱狂させるのか? | 欧米で話題沸騰!

    手編みのセーターを着込み、あたたかな暖炉の炎を眺めながら、家族や友人コーヒーやスイーツを楽しむ──デンマーク発のほっこり系ライフスタイル「ヒュッゲ(Hygge)」がいま欧米で大流行している。 忙しい毎日を送る日人にとっても、物質主義や極端なストイックさを捨て、等身大の居心地のよさを追求した生き方はおおいに参考になるはずだ。 欧米に「ヒュッゲ旋風」が到来 2012年から始まった国連の幸福度調査において、北欧諸国は毎回、上位を占めている。そのなかでも過去3回、首位に輝いているのがデンマークだ。かつてはアンデルセンと酪農ぐらいしか売り物がなかった人口約570万人の小国が、いまでは「世界一幸せな国」として、人々の憧れと羨望の対象になっている。 そのデンマーク人が「DNAの一部」とさえ呼ぶ「ヒュッゲ(Hygge)」が、いま欧米で一大ブームになっている。 ヒュッゲは2016年「ブレグジット支持者(

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    nstrkd 2017/03/31
  • Vol.07 沖縄出身歌手アラカキヒロコが問いかける「学びたい」の重み│野嶋剛「極東のイノベーターを訪ねて」

    アジアの最先端を追いかけるジャーナリスト・野嶋剛の人気連載、今回は沖縄・首里出身のシンガーソング・ライター、アラカキヒロコとの対話をお届けする。 「ナライブサン」の衝撃 歌を聴いて「衝撃」を受けることは、そうあるものではない。「いい歌だな」とか「また聴きたい」と思うことと、質的には違う。こころのどこかをなにか鋭い刃でえぐられたような感覚があった。 それは、沖縄出身のシンガーソングライター、アラカキヒロコさんが2016年に発表した「ナライブサン」に出会った時のことだった。アラカキヒロコさんは、東京の大学を卒業し、派遣の仕事をしながら、歌の仕事を7年間続けた。その間、アルバム『彼女はきっとそう言うだろう』を出し、そのなかの1曲が「ナライブサン」だった。「ナライブサン」の意味は「学びたい」である。 ナライブサンは琉球音階を使った曲である。ただ、私たちの耳に馴染んだ癒し系の沖縄音楽ではなく、むし

    Vol.07 沖縄出身歌手アラカキヒロコが問いかける「学びたい」の重み│野嶋剛「極東のイノベーターを訪ねて」
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    nstrkd 2017/03/27
  • 世界中の良質な情報が「翻訳されている」のがポイント|古市憲寿さんが教える「この特集が最高!」

    海外へ行くと、努めて大型書店に立ち寄るようにしている。洋書も電子書籍で何らストレスなく読める時代だが、日では知られていないベストセラーや良書に偶然、出会えることもあるからだ。要は、何かを見つけて、ひとに自慢するために屋に行くのである。 スコットランドのエジンバラで立ち寄った書店には、大きく「hygge」コーナーが展開されていた。それを見て、僕はいささかの自尊心と共に「なるほど」と納得していた。 「hygge」とはデンマーク語やノルウェー語で「居心地のよさ」や「安らげる雰囲気」を現す言葉。学部生の頃、ノルウェーに留学していた僕にとって、「hygge」や「hyggelig(形容詞)」は耳慣れた表現だった。 だから、北欧語がそのままイギリスで流行しているのを見て、「北欧のほっこりした感じが、イギリスでも受けているのか。あり得る話だなあ」と、すぐに理解できたのだ。 彼らにとって「hygge」と

    世界中の良質な情報が「翻訳されている」のがポイント|古市憲寿さんが教える「この特集が最高!」
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    nstrkd 2017/03/25
  • 「不寛容に向き合うとは“日常”を生きる勇気を持ち続けること」|安田菜津紀さんが教える「この特集が最高!」

    振り返れば、何もかもが混沌のうちに飲み込まれていくような1年だった。 この「あれから1年 真剣に『平和』の実現を考えてみる」という特集のなかの一節、「暴力が放送枠を埋めつくしている」という言葉が象徴的だろう。その恐怖ゆえだろうか。報道の視線はどこか、被害者と加害者をはっきりと二分していた。その二項対立が固定化してしまえば、その先にあるのは“報復”でしかない。 パリの同時多発テロは確かに、私たちを震撼させた事件だったかもしれない。けれどもそれはいま、私自身が取材で訪れているイラクをはじめ、混迷を極める中東の国々では日々突きつけられている“現実”だった。

    「不寛容に向き合うとは“日常”を生きる勇気を持ち続けること」|安田菜津紀さんが教える「この特集が最高!」
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    nstrkd 2017/03/24
  • 日本人がポピュリズムの波に抵抗できている理由は「投票率の低さと自殺率の高さ」 | 英紙が分析

    「もしかすると日人は、自分たちの怒りの声を、投票所ではなく、自殺率で示すことを選んでいるのかもしれない」 トランプ現象やEU離脱は言うに及ばず、世界的にポピュリズムの流れが蔓延している。だが、日はそうでもない。石原慎太郎や橋下徹は結果的には大きな力はもたなかった。 その背景と理由は何か? 「フィナンシャル・タイムズ」の名物記者、ジョン・プレンダーが分析する。 ポピュリズム運動が起こらない日 ドナルド・トランプが米国の大統領となり、英国民はEU離脱を国民投票で決め、イタリアでは2016年12月、憲法改正案が国民投票で否決された。 昨今の先進諸国の政治の動きを見ていると、グローバリゼーションやテクノロジーの進歩に取り残された人々たちによって政治が大きく変わろうとしているかのように思える。蔓延しているのは、政界のエリートへの怒りである。 ところがポピュリズムの運動が起きていない先進国もある

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    nstrkd 2017/03/21
  • 「南部のソウル」を求めて東京を彷徨う米誌記者の冒険譚|なぜ日本人はブルースを熱愛するのか

    米国の有名音楽ライターである筆者は、日のブルース専門店の品ぞろえのよさや、場のミュージシャンたちを招いたライブでの観客の熱狂ぶりに衝撃を受ける。 米国深南部の文化と何の接点もなさそうな日人が、なぜこれほどまでにブルースを愛するようになったのか──この疑問を解き明かすため、筆者は東京中のライブハウスと演奏家たちを訪ね歩く。 日のブルース文化を通して東京の街と日人の姿を詩情豊かに描く、珠玉の訪日記。 ブルースを熱狂的に愛する日人 下北沢は、東京の西にある雑然とした街だ。 その曲がりくねった通りや路地は、車が快適に通るには狭すぎる。だが、しわしわのビンテージTシャツやホーロー製のカラフルな調理器具が置かれた店内を眺めたり、複雑な味のカクテルをちびちびやったり、細い小道をブラブラしたりして午後を潰すのにはちょうどよい場所だ。 若者はバーやカフェに集まり、スマホをいじりながら煙草を吸って

    「南部のソウル」を求めて東京を彷徨う米誌記者の冒険譚|なぜ日本人はブルースを熱愛するのか
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    nstrkd 2017/02/27
  • 「ポスト・トゥルース」の起源とは? そして最もヒットした「フェイクニュース」とは?

    http://abcnews.com.co/より「オバマ大統領が学校での『忠誠の誓い』の朗誦を禁じた」と題するフェイクニュース。米テレビ局「ABC」とは関係のないサイトだ オックスフォード英語辞典は2016年を象徴する「今年の単語(ワード・オブ・ザ・イヤー)」に、「ポスト・トゥルース(ポスト真実)」を選んだ。 この言葉が登場したのは2004年だという。最初に用いた者については諸説あり、フランス誌「ロプス」は、米国の作家ラルフ・キースによる2004年刊行の書籍『The Post-Truth Era』を起源とする。同書によれば、「事情をわきまえたうえで、人を欺くつもりで間違ったことを断言すること」がポスト・トゥルース時代の特徴となる。 フランス紙「フィガロ」は、キースの使った言葉をジャーナリストのエリック・オルターマンが広めたという。このとき、9.11同時テロをめぐるブッシュ大統領のウソが「ポ

    「ポスト・トゥルース」の起源とは? そして最もヒットした「フェイクニュース」とは?
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    nstrkd 2017/02/01
  • 進化した「グーグル翻訳」が物語る「AIファースト」へのシフト | 集中連載「グーグルのAI開発最前線」第1回

    プロローグ グーグル翻訳の驚くべき向上 2016年11月初旬のある金曜日の夜遅く、人間とコンピュータとの新しい関係の研究で有名な東京大学教授の暦純一は、インターネットを使いながら講義の準備をしていた。 そのとき、自分のSNS上のフィードに、いくつかの奇妙なポストが舞い込んでくるのに気が付いた。グーグルが手がけるサービス「グーグル翻訳」によるものだが、いつものグーグル翻訳とは違う。明らかに、突如として驚くべき向上を遂げたようにみえた。 暦グーグル翻訳を自ら利用して、実験を始めることにした。そして、彼はただちに驚愕することになる──。 暦は眠りにつかねばならなかったが、グーグル翻訳は、彼の想像力にとりついたままだった。暦はこの最初の発見を、自身のブログに記した。 まず彼は、英語から日語への翻訳を調べた。『グレート・ギャツビー』の1957年の野崎孝訳と、より最近の村上春樹訳の2バージ

    進化した「グーグル翻訳」が物語る「AIファースト」へのシフト | 集中連載「グーグルのAI開発最前線」第1回
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    nstrkd 2017/01/31