はてなのサーバ管理ツールの思想とサーバメトリクス可視化システムの実装
![はてなのサーバ管理ツールの話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ebdae57cf8b73ec35733d9d06181b7781be7729/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F512b43d0044201319a7e5a401ba27687%2Fslide_0.jpg%3F1996381)
いよいよ今週から YAPC だ。YAPC にあわせて、Perl5 の内部構造を復習できるエントリーを書いたのでご一読いただきたい。 Perl5 hack においては、XS をつかった B optree の操作が楽しい。B optree というのはいわゆる AST(抽象構文木) である。Perl5 は byte code interpreter などではなく昔ながらの AST をそのままなめるインタプリタである。であるから、この B optree を操作すれば、簡単にインタプリタの挙動を変えられるというワケ。 一方で、B optree の操作については、あまり知られていないし情報がすくない。日本語でも情報がすくないし、英語でもまた情報がすくなく、それっぽいモジュールのコードをよみながら会得するしかないのが現状だ。 すこしでも B 初心者が、ステップアップできるように、私のもっている情報をここ
xtetsujiです。 昨今は書籍よりも検索エンジンに頼って勉強する人が多くなってきているのかもしれませんが、そういう人を戒めるかのようにPerlでは「ググれない」一文字変数や一文字シンボルやそれに類するものの数々があります。 実際のところ、ちゃんと書籍を通読したり、perldoc perlvar perldoc.jp/perlvar を読めば理解できるのですが、それでもハマる落とし穴といったところを解説していきたいとおもいます。 use English; は使わない perlvar の解説を読んでいると、一文字変数が嫌な場合は use English; とすれば $_ が $ARG として参照できて嬉しいよ、といった解説が行われていますが、通常 use English; は使いません。というか、use English; を使ったプロジェクトを内外で見聞きしたことが10年の間に私の経験上あ
あるプログラミング言語で実際にWebAppを開発できるようになるまで、何が必要だろうか。言語仕様の習得は終えているとしよう。おそらく、最低限以下のような知識が必要だと思われる。とりあえずPerlについて知っていることを書いた。 パッケージマネージャ まずライブラリの管理。モジュールをインストールし、可能であればバージョンを固定し、適切にロードする機能が必要だ。Perlの場合は cpanm というCPANクライアントでライブラリをインストールする。バージョンの固定とライブラリパスの設定は carton で行う。 https://github.com/miyagawa/cpanminus https://github.com/miyagawa/carton アプリケーションサーバ Webサーバへのインターフェイスとしては、PSGIという仕様がある。PSGIに準拠したツールキットとしてPlack
ちょいちょい GrowthForecast のインストールが perl だから難しいとかいってる人をみかけるけれど、Dockerfile が用意してあれば、セットアップは簡単になるんじゃないだろうか。 audreyt が Dockerfile で配布する方法で irc logger を配布していたし、それを真似してみるのもアリかもしれない。そんな風におもって僕もやってみることにした。 Docker をつかうと、アプリをふくんだイメージを簡単に配布することが可能となる。インストール手順をごちゃごちゃとブログに書いたりするのもいいけれど、Dockerfile を共有したほうがいいのではないだろうか。再現可能だし。chef でもなんでもいいけど、docker はインストールが簡単なのがいいし、覚えることがすくなくていい。 いらなくなったら、イメージごとポイすればいいだけで、簡単だしね。 さて本題
Carton 1.0 がでたところで、Web アプリケーション開発のフローを一度見直しておきたい、そんな人も多いでしょう。 そんな方のために僕のやりかたをまとめました。各社、議論の叩き台にしていただければよろしいかと存じます。 もっとも重要なことは、、 Carton を使うときに、僕が最重要だと思うことは、できるだけ本番環境と開発環境の環境をそろえるということです。CPAN モジュールが本番と開発でバージョンちがうから挙動がちがってた!! なんてのは時間の無駄ですし、よくないことですからね。 ですから、各開発環境と本番環境をできるだけそろえることを意識していきたいとおもいます。 DarkPAN は使ってない そんなに DarkPAN 的なのを使うほど、DarkPAN 的なオレオレモジュールがないので、git submodule で管理しています。 【201308061241update】
接続先のURLは、HainekoがLISTENしているアドレスの/submitです。 $ cp eg/email-01.json /tmp/1.eml ⏎ $ vi /tmp/1.eml ⏎ $ curl -X POST -H 'Content-Type: application/json' -d '@/tmp/1.eml' 'http://127.0.0.1:2794/submit' | jq -M . ⏎ % Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 892 100 508 100 384 253 191 0:00:02 0:00:02 --:--:-- 253 { "smtp.remoteport": 51762, "smt
古来より,ソースコードのインデントは人力で行われていた.エディタごとかつプログラム言語ごとにがんばってインデントのプログラムが書かれている.EmacsにRuby用のインデントのプログラムとかPerl用のインデントのプログラムがあって,Vimにも似たようなのがRuby用とかPerl用とかちまちま用意されてる.Emacsのruby-mode.elだと,カーソルがかっこの中にいたらこれをするとかで,職人っぽい. 人間がこういうのを書かなくても,周りのソースコードを解析したら,普通はこういう場面ではインデントする,というのを機械的にできるだろうと思った. 以下のPerlのコードはべつにインデントしたくないと思う. print 1; print 2; 以下のPerlのコード見たら,2行目でインデントして,3行目で戻したくなると思う. if ($i % 15 == 0) { print "FizzBu
本, perl | 01:33 | 問題にぶつかると「正規表現を使えばいい」と考える人がいる。 そして、問題を2つ抱えることになる。 --Jamie Zawinski 常に/xフラグを使用する。 これは、確実につかう。JScriptでもXRegExp使ってます。 Xを使うことで、ホワイトスペースが無視され、#も使用できる。そのため、ギチギチに詰められた正規表現である必要がなくて、意味のある単位ごとに、スペースで分けることができる。 もっと分かり易くするには、意味のあるグループごとに改行して、インデントを付け、コメントをつける。 常に/mフラグを使用する メタ文字^$は任意の行の先頭と末尾にはマッチしない。ほとんどのUnixユーティリティ(sed,grep,awk等)はもともと行思考なので、^$は行の先頭と末尾にマッチするが、Perlではそういった意味はもたない。(JavaScriptでも
YAPC::NA 2013 に参加してきました。その中でも印象にのこったことを取り急 ぎアップしておきます。 今回は日本からは @yusukebe と @xaicron と TPF の President である Karen が参加していたようです。 僕は今回がはじめての US だったので、いろいろと困惑することもありました が、旅行記などには興味がないという人も多いでしょうし、書くのがめんどく さいですし、たぶん xaicron が書くと、ほとんど内容がかぶるので割愛させ ていただきます。 デニーズのシェイクに興奮する yusukebe と xaicron 本エントリーでは YAPC::NA で僕が感じたこと、技術的に Perl Community が どこに向いているか、といったあたりのことについて述べていきたいとおもい ます。 今年は Perl 25 周年ですので、これまでの Per
Command-line interface description language docopt helps you: define the interface for your command-line app, and automatically generate a parser for it. docopt is based on conventions that have been used for decades in help messages and man pages for describing a program's interface. An interface description in docopt is such a help message, but formalized. Here is an example: Naval Fate. Usage:
Perl6 まわりが最近だいぶかわってきているという雰囲気をみなさん感じていらっしゃるかとおもいます。そのあたりについておさらいしてみましょう(時系列はちょっとまちがってるかもしれませんが、たぶんだいたいあってる)。 去年ぐらいまで去年ぐらいまでは、あまりパフォーマンスは重視されていなかったかんじがします。 「まだパフォーマンスを気にするタイミングじゃない」的な。ただ去年の途中ぐらいで一気に rakudo がはやくなったりしたような気はしました。 nqp の JVM port(4月ぐらい)https://github.com/perl6/nqp http://6guts.wordpress.com/2013/04/18/nqp-on-jvm-bootstrapped-soon-will-land-in-nqp-master/ nqp というのは Not Quite Perl(6) の略で、
5.18.x, 5.16.x, 5.14.x をつかいましょう。 というのがフォーマルな回答です。本日時点での Perl5 の最新版は 5.18.0 です。 このあたりのポリシーについては perlpolicyというドキュメントが公式ドキュメントとなっていますのでごらんください。 このブログエントリーでもかいつまんで説明します。 バグフィックス 私たちが「公式に」サポートするのは、最新の安定版とそのひとつ前の安定版のみです。 5.12.x以前のバージョンはもうサポートの対象外です。5.18.0がリリースされたら 「公式に」Perl 5.14.xのサポートを終了します。ただし、後述するセキュリティ アップデートの提供は例外とします。 バグがみつかっても、過去2つのメジャーバージョンにたいしてしかアップデートは提供されません。今でいうと、5.18.x と 5.16.x 以外にたいするバグフィッ
https://github.com/tokuhirom/Harriet/https://metacpan.org/module/TOKUHIROM/Harriet-0.01/lib/Harriet.pmテストのときにつかう mysqld, memcached, stf, groonga あたりのデーモンを、.t 単位で起動していては遅くてかなわない。かといって、あらかじめ起動させておくというのも。。 というわけで prove のプラグインとしてよしなにする、みたいなのをがんばってかく、というような試みがおこなわれてきたわけですが、どうもめんどくさい。 なんか適当にやったらうまくうごく、っていうかんじのカジュアルなツールがほしいな、なんておもったりするわけですよ そこで、Harriet ってのをつくってみました。 なんかこう、t/harriet/mysqld.pl っていうファイル名でこん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く