さて、Java8で関数型っぽいことをやって遊んでみたわけですが、実際はそんな書き方しませんよね。 Java8で実際に使うのは、Streamです。 ということで、Streamの使い方をひととおり見てみます。 ※5/17 仕様変更があったので、修正しました 基本 まずは、Iterableインタフェースに用意されたforEachメソッドを見てみましょう。 List<String> names = Arrays.asList("hoge hoge", "foo bar", "naoki", "kishida"); names.forEach(s -> System.out.println(s)); これで次のように表示されます。 hoge hoge foo bar naoki kishida いままでの拡張forだと次のように書いてました List<String> names = Arrays.a
ことり: ねぇ、この前ね、λ式はみんなこんな感じの関数“S”と“K”だけで表現できるって聞いたんだけど、本当?
現状*1 java.util.function packageには43個interfaceがあるようです。 http://download.java.net/jdk8/docs/api/java/util/function/package-summary.html とりあえず対応表だけ作ったら力尽きたので、後で気が向いたときに、java.util.functionの残念なところと、Scalaのspecialized annotationについて書く・・・ Java Scala BiConsumer Function2[A, B, Unit] BiFunction Function2[A, B, C] BinaryOperator Function2[A, A, A] BiPredicate Function2[A, B, Boolean] BooleanSupplier Function0
最近以下のようなJava8の記事 Java 8を関数型っぽく使うためのおまじない をちょくちょく見かけるようになったので、自分もなにか書こうと思い、前からちょっとだけ気になっていた、highjというライブラリ https://code.google.com/p/highj/ https://github.com/svn2github/highj/tree/master/branches/java8/src/main/java/org/highj を読んでみて、概要を書いてみます。 Javaで関数型プログラミングというと、functional java https://github.com/functionaljava/functionaljava という、一年くらい前にちょっとblogにも書いたものがあります。 http://d.hatena.ne.jp/xuwei/20120427/13
やあ、3月に延期になったとはいえ、Java 8リリースが具体化してきましたね。 もうこれで、Lambdaがはずれるとかいうことはなさそうです。 ところで、Java 8で関数型っぽいことができるようになってうれしいのですが、ちょっと記述が冗長です。ということで、短く書けるおまじない考えてみました。 Function型 さて、まずはJava 8で標準で入ったFunction型をみてみましょう。パッケージ名まで含めるとjava.util.funciton.Functionです。 こんな感じで使います。 Function<String, String> enclose = s -> "[" + s + "]"; Genericsでの型指定の最初が引数、あとが戻り値の型です。ここではStringをとってStringを返す関数としてencloseを定義しています。 これを呼び出そうとすると、こんな感じ
http://www.manning.com/bjarnason https://github.com/pchiusano/fpinscala 一年ちょっと前にblog書きましたが Scalaz の作者の人達が書いた "Functional Programming in Scala" という本がでるらしい 14章のぞいてほぼ完成したので、感想書きます。MEAP v9の時点です。ちょっと長いですよ。 まず、全体を通していえるのが、Scalaの本ではなくあくまで関数型プログラミングの本だということです。それは本文の最初の方にも書いてあります。 この本だけ読んでも、Scala自体にはあまり詳しくなりません。Scala自体については、必要最低限の文法だけを随時説明してます。 逆に、(英語が読めるなら)Scalaの知識がほぼゼロだとしても、大体読めるのではないかと思います。 また、Scalazの本で
なぜScalaがバカ向けなのか。 ぼくの経験を元に、バカ向け言語と非バカ向け言語を比較しながら見て行きましょう 非バカ向け言語 C プログラマーとして最初に携わったのがC言語です。 それは以下のようなものでした。 何十ものファイルにまたがるグローバル変数 緻密な制御が必要であるにも関わらず、無秩序に取得/開放が行われているメモリー管理 このような複雑な構造を、ぼくのようなポケコン並の処理能力しか持たないバカに把握可能でしょうか。もちろん不可能です そこで、次のようなコーディングを心がけました。 グローバル変数を使わず、関数に引数を定義して渡す メモリーの取得/解放を同一ファイル内に限定する これで、メモリーや変数参照の影響範囲を限定し、ぼくのようなバカでも理解できるようになります。 ですが、わざわざそんな事をやらなくても全てを理解できるエリート様達は、 「なぜ引数で渡すんだ。グローバル変数
ラムダ計算でEither Either型の値をパターンマッチする状況を考えます。 「データコンストラクタのパターンマッチ」は,下図のようにしてラムダ計算で表現できます。 ラムダ計算でBool 今度は,Bool型の値をパターンマッチする状況を考えます。 TrueやFalseには引数が無いので,(3)や(4)はλで囲みません。 パターンマッチ = 「データコンストラクタを他の関数に置き換えること」 パターンマッチによって,Leftがlに置き換わります。以下同様です。 「データコンストラクタを置き換える」という概念について,もう少し詳しく考えていきます。 データコンストラクタの置き換え方は2種類ある リストのような再帰的なデータ型では,データコンストラクタの置き換え方が2種類あります。 data List a = Cons a (List a) | Nil (1) 全てのデータコンストラクタを置
LambdaDriver by yuroyoro Rubyで、Procやlambdaで関数合成できるようにしたかったので、lambda_driver.gemというのを作った。 内容的にはこの辺で書いたヤツをgemにした感じ。 「関数型Ruby」という病(2) - 関数合成 Proc#compose - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 「関数型Ruby」という病(3) - カリー化(Proc#curry, Proc#flip) - ( ꒪⌓꒪) ゆるよろ日記 こんな風に、カッコよくコードが書ける。 require 'lambda_driver' # [:foo, :bar, :baz].map{|s| s.to_s }.map{|s| s.upcase } # [:foo, :bar, :baz].map(&:to_s).map(&:upcase) [:foo, :bar, :baz].map(
型システムとは、プログラミング言語の安全性や効率を高めるうえで重要な理論・手法です。本書は、その型システムについて基礎的な話題を網羅し、実装例を交えて丁寧に解説したThe MIT Press発行の解説書“Types And Programming Languages”(TAPL)を翻訳したものです。言語設計者や学生だけでなく、静的型付言語を深く理解して活用したいプログラマーにとっても貴重な情報となっています。
Lazy系の会社の隆盛があって、仕様が定められたのが8年ぐらい前だろうか。 コンビネータ産業の人材動向が、今どうなってるかって? 大方の予想より凄惨ですよ。 それが分かる方法がある。Lazy K技術者に技術力を問う8つの質問によってだ。 Lazy K業界のエンジニアの平均レベルを知りたくって、いろんな会社さんのLazy K開発者(経験者)向けに以下のようなつ8の質問をしていない。 その8つの質問というのはこんな問題だ。 Lazy K技術者に技術力を問う8の質問 ラムダ抽象ではなくコンビネータで表現するメリットを一言で表してください。(筆記回答) 入出力の終端を表現する方法は何ですか?(筆記回答) チャーチエンコーディングとスコットエンコーディングの違いを端的に説明してください。(筆記回答) 任意の関数に対して不動点を求めるコードはどれですか?(選択回答) S I I (S (S (K S)
最近、ネット上でカリー化に関する記事を読んでいると、特にGroovy界隈でカリー化に関して誤解がまかり通っているようなので(特に実用的なGroovy: カレー化クロージャーによるファンクショナル・プログラミングはひどい。そもそも、Groovyの標準ライブラリ自体がカリー化を行うための関数ではないものにcurryとか付けてるから仕方無いのかもしれんが)、一言言っておく。 カリー化というのは、Groovyで言うと、 def add = {x, y -> x + y} のように、xとyという複数の引数を取って値を返す関数を def add = {x -> {y -> x + y}} //間違ってパースできないコードになっていたので修正(12/17) のように、一つの引数xをとって、「yを引数にとって値を返す関数」を値として返すような関数に変換すること、あるいは最初からそのように表現することを言う
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「プログラムのテストはバグの存在を示すことにかけてはとても効率的な方法ですが、バグの不在を示すことにかけては絶望的なほどに不適切です。プログラムの信頼性を顕著に向上させる唯一の方法は、その正当性に対して説得力のある証明を与えることです」 -- Edsger W. Dijkstra 静的型付き言語では、コンパイル時に型が検査される。この型検査に関連して型推論という機能を持つ言語がある。型推論は、大きく分けて2つの意味で使われているようだ。 命令型言語の多くに見られる型推論:型検査の過程で、省略された型を補うこと 関数型言語の多くに見られる型推論:未知の型を変数として方程式を立て、方程式を解いて未知の型を求めること。型推論自体が型検査の役割を果たす この記事では、後者の型推論を話題にする。 静的型付き関数型言語の利点として、よく「コンパイルはテストである」という説明がなされる。プログラムは式で
This document compares the parallel programming support in Haskell, F#, and Scala by looking at their language features, high-level abstractions for parallelism, and experimental results from implementing the n-body problem on multi-core systems. It finds that all three languages provide good support for parallelism through features like parallel collections, tasks, actors, and strategies/skeleton
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