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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (21)

  • コードに対してコメントを書くと実装に関するコメントになる - きしだのHatena

    おととい、渋谷JVMというイベントがあって登壇させてもらったんですが、そのあとビール飲んでるときに、ぼくが「コード書く前にコメントだけ書くのいいよね」と言ったあとの返答としてきょんくん(kyon_mm)が言った言葉。 全体としては 「コード先に書いてそのコードに対してテストを書くと実装に対するテストになるし、コードを先に書いてそのコードに対してコメントを書くと実装に対するコメントになる」 という感じ。 ここに至るまでの話もおもしろかったんだけど、ここでは、コメントについて書いてみます。 まず、実装に対するコメントってどういうのかというと、こういうの。 id = findId(name); if(id == -1){ // idが-1だったとき登録 register(name); } いやそれはコード見ればわかるから、ってやつですね。 これは、こうやるとより適切です。 id = findId

    コードに対してコメントを書くと実装に関するコメントになる - きしだのHatena
  • JavaでIDEのアクセッサ生成よりlombokを使ったほうがいい理由 - きしだのHatena

    lombokは、JavaでのアクセッサやtoString、equalsなどボイラープレートなコードをコンパイル時に生成してくれるライブラリです。 ただ、こういったコードの生成は、IDEを使えば自動で行えるので、わざわざlombokを導入するまでもないと考えることもできますが、ぼくはlombokを導入するべきだと考えて、lombokを使うようにしました。 このとき「lombokを導入するべき」と考えた理由を書いておきます。 lombokとは lombokは冒頭でも書いたように、Javaのアクセッサなどを生成してくれるライブラリです。 Project Lombok import lombok.*; @Setter @Getter @AllArgsConstructor @NoArgsConstructor @ToString public class LombokSample { privat

    JavaでIDEのアクセッサ生成よりlombokを使ったほうがいい理由 - きしだのHatena
  • Java8には型推論があるので型指定不要で変数が使えますよ - きしだのHatena

    Javaプログラマのみなさんは、Javaは型推論がないから変数の型指定をしなくていけなくてダサい、などとイジメられた経験があると思います。 おかあさんに型推論をねだるとGroovyをわたされたり、おとうさんに型推論をねだるとScalaがやってきたり、プレステが欲しいって言ったのにWiiやXboxを買い渡される感を味わった人も多いのではないでしょうか。 そんな良い子のJavaプログラマのために、今年はサンタが素敵なプレゼントを持ってきてくれましたよ。 同じ型を書くのがダサい たとえばウィンドウを出してボタンを押したらメッセージが表示されるサンプルを書くとこんな感じになりますね。 public static void main(String... args){ JFrame f = new JFrame("テスト"); JButton b = new JButton("押して"); JText

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  • FPGAのおすすめ教材 - きしだのHatena

    ここ最近のエントリを見て、モテたくてFPGAを触りたくなったという人もいるだろうと思います。 ただ、FPGAを触るといっても、どこから始めればいいのか、何を買えばいいかわからない人も多いのではないでしょうか。 そこで、FPGAを触るために用意するもので、おすすめのものをまとめてみます。下書きでずっと放置していたのですが、ばたばたと公開しておきます。 前提としては、今までハードウェアを触ったことのないソフトウェア技術者が、今後FPGAでデータ処理をしてモテるための準備をするということを想定してます。 「まず3万円用意します」 最初に、FPGAの評価ボードが必要です。 いろいろ安い評価ボードもありますが、ある程度最初からデバイスがついていないと楽しくないし、勉強もやりにくいです。また、その評価ボードを使ったテキストも必要になります。 そういう点で考えると、いまはDE0一択になると思います。 D

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  • Java8日付時刻APIの使いづらさと凄さ - きしだのHatena

    いままでのJavaでは、日付時刻を扱おうとするとめんどくさい割に非常に低機能でした。 Java8では、新たに日付時刻APIが導入され、めんどくささが増しつつ非常に高機能になりました。 (以降、Java8で導入された日付時刻APIを単に「日付時刻API」と表します) もちろん、慣れてきて、ちょっとしたサポートメソッドを用意してやれば、結構使いやすいのですが、それは「このAPIは使いやすい」という評価にはなりません。 つまり日付時刻APIは、慣れないとぜんぜんわからないし、サポートメソッドがないと面倒なコードが必要ということです。 いろいろあってよくわからない 日付時刻では、時点を扱うInstantや期間を扱うPeriod、時間量をあらわすDurationなど多くのクラス・インタフェースが導入されています。 これらは、IDEの補完でAPIを探りながら機能を推測すれば、それなりにドキュメントなし

    Java8日付時刻APIの使いづらさと凄さ - きしだのHatena
  • Java8のOptionalがモナドになったよ! - きしだのHatena

    Java8にはOptionalクラスが導入されたのですが、5月にエントリを書いた時点ではモナドではありませんでした。 Java8でのプログラムの構造を変えるOptional、ただしモナドではない それが、5月末にどうもソースにモナドに必要なメソッドが追加されたらしいということになって、いつ使えるようになるか待っていたら、いつの間にか使えるようになっていました。 Optional (Java Platform SE 8 b101) こちらからダウンロードできます。 JDK8 Early Access Releases ― Project Kenai 他にもいくつか便利メソッドが追加されたおかげで、このようなコードが書けるようになりました。 String str = "abcd"; Optional.ofNullable(str) .map(st -> st.toUpperCase()) .f

    Java8のOptionalがモナドになったよ! - きしだのHatena
  • CPU、GPU、DSP、そしてFPGA - きしだのHatena

    前のエントリでのコメントへの返信として書いたものを、エントリとしてもあげておきます。 それぞれのデバイスの使い分けのイメージです。 タイトルこそあおってますが、実際にCPUが完全に駆逐されるとは思っておらず、少なくともアプリケーションに関してはCPUを使った逐次処理で実行するのが向いていると思います。つまり、大部分のコードはCPUで動くことになると思います。 また、これは単にイメージなのですが、ストックデータに対する処理、たとえば画像処理は、セルごとにメモリの割り当てられたGPGPUが強いだろうなと推測してます。 FPGAが必要になるのは、レイテンシを最小化させたい処理で、ディスクやネットワークなどのI/O部分に、中継としてデータ処理をさせる用途ではないかと考えています。いま流れてるデータにだけ注目するのであれば、メモリは多く必要ありません。 多数のSSDFPGAつないで、MapRedu

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  • Java8で最もインパクトのある構文拡張、デフォルトメソッド - きしだのHatena

    Java8でのラムダの使い方などを説明してきたのですが、構文拡張自体には触れていなかったので、改めてここで簡単に説明しておこうと思います。 まずは、Java8で実際に最もインパクトがある言語拡張、インタフェースのデフォルトメソッドです。 デフォルトメソッドとデフォルト実装 いままでインタフェースには実装をもつことができませんでしたが、Java 8からはインタフェースが実装をもてるようになります。 実装をもつメソッドを定義するときには、キーワードdefaultをメソッドの前につけます。 interface Foo{ void print(String s); default void twice(String s){ print(s); print(s); } } twiceメソッドが実装をもっています。この実装をデフォルト実装といいます。 デフォルトメソッドを実装するクラスで、デフォルトメ

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  • Java8のlambda構文がどのようにクロージャーではないか - きしだのHatena

    Java8にlambda構文が入りましたが、これはクロージャーではない、とされています。 では、どのように「クロージャーではない」のか、ちょっと見てみます。 まず、lambdaを返すメソッドを定義します。 public static Supplier<String> createMessenger(String name, String address){ return () -> { return String.format("私は%s、%sに住んでる", name, address); }; } 呼び出すと、こんな感じでSupplierを受け取ります。 Supplier<String> messenger = createMessenger("きしだ", "ふくおか"); このSupplierを実行すると、次のようになります。 System.out.println(messenger.

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  • Java8でのプログラムの構造を変えるOptional、ただしモナドではない - きしだのHatena

    ※ 5/29 3:23 追記:なんかモナドになったかも。最下部参照 さて、Java8での拡張をいろいろ見てきたわけですが、ではアプリケーションプログラムでFunctionを受け取るメソッドをがんがん定義するかというとそういうことはあまりなく、フレームワーク的な部分で数個定義する感じになると思います。もちろん数個でも効果はでかいのですが。 また、おそらくStreamを受け取ったり返したりするメソッドを定義することは、めったにないのではないかと思います。 Mapでの拡張も、メソッド内部での処理記述がかわる話で、メソッドの引数や戻り値はMapのまま変わりありません。 Javaでのプログラムの構造というのは、メソッドの引数や戻り値の型がなんであるかで決まると言うことができます。その意味では、lambdaやStreamというのは処理の記述は変わるけどプログラムの構造は変わらないとなります。 けれども

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  • Java8のStreamの目的と書きやすさや可読性、並行処理の効果について - きしだのHatena

    さて、前回Java8のStreamの使い方をざっと見てみたのですけど、はてなブックマークのコメントで「Javaが使われている領域でこんな言語拡張は必要か」「可読性が損なわれていて単なる自己満足ではないか」のようなコメントがついていました。 実際どうなのか考えてみます。 Java8のStreamの目的 では、いまJavaが使われている領域を考えてみましょう。 Javaがいまよく使われているのは、クライアントサイドではなくサーバーサイドです。とくに、直接アクセスをうけつけるサーバーではなく、分散データ処理のためのHadoopやHBase、全文検索エンジンのLuceneなど、バックエンド処理を行う製品のシェアが大きいように見えます。 TwitterGoogleでも、Javaで書かれたバックエンドが動いているようです。Facebookも分析系ではJavaを使っているようです。 大手サービスでバッ

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  • Java8のStreamを使いこなす - きしだのHatena

    さて、Java8で関数型っぽいことをやって遊んでみたわけですが、実際はそんな書き方しませんよね。 Java8で実際に使うのは、Streamです。 ということで、Streamの使い方をひととおり見てみます。 ※5/17 仕様変更があったので、修正しました 基 まずは、Iterableインタフェースに用意されたforEachメソッドを見てみましょう。 List<String> names = Arrays.asList("hoge hoge", "foo bar", "naoki", "kishida"); names.forEach(s -> System.out.println(s)); これで次のように表示されます。 hoge hoge foo bar naoki kishida いままでの拡張forだと次のように書いてました List<String> names = Arrays.a

    Java8のStreamを使いこなす - きしだのHatena
  • Java 8を関数型っぽく使うためのおまじない - きしだのHatena

    やあ、3月に延期になったとはいえ、Java 8リリースが具体化してきましたね。 もうこれで、Lambdaがはずれるとかいうことはなさそうです。 ところで、Java 8で関数型っぽいことができるようになってうれしいのですが、ちょっと記述が冗長です。ということで、短く書けるおまじない考えてみました。 Function型 さて、まずはJava 8で標準で入ったFunction型をみてみましょう。パッケージ名まで含めるとjava.util.funciton.Functionです。 こんな感じで使います。 Function<String, String> enclose = s -> "[" + s + "]"; Genericsでの型指定の最初が引数、あとが戻り値の型です。ここではStringをとってStringを返す関数としてencloseを定義しています。 これを呼び出そうとすると、こんな感じ

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  • かわいいリレーショナルデータベース作った - きしだのHatena

    リレーショナルデータベースの勉強用に、最低限の機能をもったリレーショナルデータベースを作ってみました。 今回実装した最低限の機能というのは、射影(select)・選択(where)・結合(join)です。 テーブル作成 テーブル作成は次のようになります。 Table shohin = Table.create("shohin", new String[]{"shohin_id", "shohin_name", "kubun_id", "price"}); shohin.insert(1, "りんご", 1, 300) .insert(2, "みかん", 1, 130) .insert(3, "キャベツ", 2, 200) .insert(4, "わかめ", null, 250) .insert(5, "しいたけ", 3, 180); System.out.println(shohin);

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  • ファーストサーバの手順の問題点 - きしだのHatena

    えらいことなってますが。 正規手順と今回の現象の説明などを含めた中間報告が出されています。 http://support.fsv.jp/info/nw20120625_01.html ここで、正規手順で、途中でオペレーションミスがあったときに復旧できない状態になってしまう可能性があることがわかります。 具体的には「原因3:メンテナンス仕様」のこの部分。 脆弱性対策のメンテナンスに関しては対象サーバー群とそのサーバー群のバックアップ領域に対して同時に更新プログラムを適用する この時点でこの更新プログラムに不具合があった場合には、リストアできなくなることになるわけです。そして今回はそれがおきたようです。 より安全な手順であれば、バックアップ側にパッチをあてている間は正常系がバックアップのバックアップということになるはず*1ですが、どこにもバックアップがない状態になってしまったわけです。 手順1

    ファーストサーバの手順の問題点 - きしだのHatena
  • テストというのは、ソースコードの冗長化だと思う - きしだのHatena

    テストというのは、基的にはソースコードの冗長化だと思う。来ならプロダクトコードだけ書けばよいところを、信頼性を高めるために複数の視点でのコードを追加する。 また、サーバーの冗長化で、2台構成を3台構成にするよりも、はるかに1台構成を2台にするのが難しいように、テストも、10のテストを20にするよりも、最初のテスト(プロダクトコードも含めると2目のコード)を書くのが一番難しい。 テストがソースコードの冗長化であるなら、アクセスのないサイトでサーバーをクラスタリングするのが単なる金や設定時間の無駄であるように、長期的な信頼性の求められないプロダクトにテストを書くことも金の無駄だ。 アクセスが多いのにサーバー冗長化の金を払わない顧客に対してクラスタリング構成を構築する義理がないように、信頼性が求められるのにテストの金を払わず時間も確保しない顧客のためにテストを書いてやる必要もない。もち

    テストというのは、ソースコードの冗長化だと思う - きしだのHatena
  • ECサイト構築のカスタマイズのベースにはLive-CommerceよりEC-CUBEのほうがいい

    PHP製のECサイトパッケージに、EC-CUBEとLive Commerceってのがあります。 http://www.ec-cube.net/ http://www.live-commerce.com/ 機能はLive-Commerceのほうが断然豊富です。 でも、がっつりいじくることを前提にすると、EC-CUBEのほうがいいです。 いじくらずそのまま使うなら機能の豊富なLive Commerceもいいかもしれませんが、PHP5.2でしか動かずセキュリティの不安があるので、やめておいたほうが無難。 Live Commerceを使わない理由として、これひとつで十分な気がするのですが、他の点も含めてあげておきます。 カートが使いにくい ログイン前とログイン後でカートが別管理になっていて、ログイン前にカートに商品を入れても、ログインするとカートが空になってしまうので使いにくいです。 この改修もめ

    ECサイト構築のカスタマイズのベースにはLive-CommerceよりEC-CUBEのほうがいい
  • ラムダ計算の勉強のしかた、プログラム意味論 - きしだのHatena

    先日のエントリで手続きを記述するという側面と、式を記述するという2つの側面があるということを書きました。 プログラムの理論とはなにか そして、手続きの性質として代表的な、アルゴリズムについての勉強のしかたについてまとめてみました。 アルゴリズムの勉強のしかた そこで、今回は、式を記述するという側面の勉強のしかたと、あとこの分野は自分でもまだ全然勉強してなかったので、これからどういうを読もうと思っているかをまとめてみます。 プログラム意味論 プログラムは必ずプログラム言語、少なくとも記号で記述します。*1 そこで、プログラムの勉強という点では、どのように動くかというアルゴリズムの勉強だけではなく、どのように書けるか、書いたものにどのような性質があるのかということも知る必要があります。 例えば、2005年あたりからRubyのような動的型付け言語が流行りだし、Javaなどの静的型付けの言語との

    ラムダ計算の勉強のしかた、プログラム意味論 - きしだのHatena
    nsyee
    nsyee 2011/10/09
  • アルゴリズムの勉強のしかた - きしだのHatena

    この記事で、アルゴリズムの勉強はアルゴリズムカタログを覚えることじゃないよということを書きました。 プログラムの理論とはなにか アルゴリズムの勉強というのは、スポーツで言えば腕立て伏せや走り込みみたいな基礎体力を養うようなもので、「ソートなんか実際に自分で書くことないだろう」とかいうのは「サッカーは腕つかわないのに腕立ていらないだろう」とか「野球で1kmも走ることなんかないのに長距離の走り込みいらないだろう」とか言うようなものです。 Twitterでアルゴリズムの勉強とはなにかと尋ねられて、「アルゴリズムの基的なパターンを知って、それらの性質の分析のしかたをしって、いろいろなアルゴリズムでどのように応用されているか知って、自分が組むアルゴリズムの性質を判断できるようになることだと思います。 」と答えたのですが、じゃあ実際どういうで勉強すればいいか、ぼくの知ってるからまとめてみました。

    アルゴリズムの勉強のしかた - きしだのHatena
  • プログラムの理論とはなにか - きしだのHatena

    プログラムには、手続きを記述するという側面と、式を記述するという2つの側面があります。 そして、それぞれの基礎理論としては、チューリングマシンとラムダ計算があるので、プログラムの理論としては、この2系統を勉強する必要があると思います。 ラムダ計算というのは、式によってどのような計算ができるかという理論です。式による条件分岐はそれほど難しくなく、Yコンビネータなどの不動点定理で、式によって繰り返し処理が行えるということが証明されたので、どのような計算でもできるということになっています。 チューリングマシンの理論とは、どのような手続きがどのような性質をもつかという理論です。プログラムの性質というのは、ある出力を行うプログラムが、入力に対してどのように時間がかかるか、どのようにメモリを使うかというものです。そしてこれがアルゴリズムの理論になります。 ところで、ぼくはブログで「アルゴリズムを勉強す

    プログラムの理論とはなにか - きしだのHatena