恐竜の絶滅をもたらした6600万年前の大事変は、太陽系外縁部から飛来した彗星(すいせい)が原因だとする新たな研究の概要を説明した図(2021年2月17日作成)。(c)ADRIAN LEUNG, JOHN SAEKI / AFP 【2月26日 AFP】現在のメキシコ沖に約6600万年前に巨大な天体が衝突して起きた「衝突の冬(Impact winter)」では、恐竜を含む地球上の生物の約4分の3が消滅した──。 「チチュルブ(Chicxulub)衝突体」と呼ばれるこの天体について、米ハーバード大学(Harvard University)の2人の天文学者チームがこのほど、その起源と性質をめぐる長年の謎を解明したと発表した。 研究では、チチュルブ衝突体が太陽系外縁部の氷の破片群がある領域を起源とする彗星(すいせい)で、木星の作用によって地球に衝突したことが示唆された。また、同様の衝突は2億5000
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