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ブックマーク / viking-neurosci.sakura.ne.jp (12)

  • 「震災復興で予算が足りないから科研費3割カット」とは一体どういうことか? – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 – 全般】 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(特別推進研究、基盤研究、挑戦的萌芽研究、若手研究、研究活動スタート支援))の交付決定について 平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(学術創成研究費))の交付決定について いきなりこんなニュースが飛び込んできてびっくりしたのが先週末。僕も若手Bの継続分を持っているので、決して他人事ではありません。 なお、平成23年3月11日に発生した東日大震災により甚大な被害が生じたことから緊急に財源確保が求められる可能性があり、今後の状況によっては交付額の減額変更を行う可能性があります。この場合、各研究課題の年度交付する補助金の額は、今回の交付決定額にかかわらず減額されることとなりますので、当面、各

  • ドクター・ポスドク問題その後(完):ついに自分が「当事者」になった – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? – DISCOVERサイエンス via Amazon 私事ですが、先日ようやく次のポジションが決まりました。さすがにまだまだ修業が必要な状況ですので勿論任期制なのですが、ともあれこれで研究者キャリアを継続させていくことができそうです。 当blogを始めたのが、ちょうど今のポスドクの職に就く3ヶ月前のこと。あれから5年、ついに僕がポスドク問題の「当事者」になりました。 思い起こせば、事実上内々定をいただいて決まりかけていた次のポジションが「予算計画変更」によってちょうど1年前のこと。その時は事業仕分けの余波もあり、「現政権ならいきなり引っくり返すこともあり得るな・・・」と警戒して現在のポジションの契約を任期満了まで延長しておいたことで、辛うじて失業は免れたのでした。かくして、普通の「研究者の就活」を始めることに。 しか

    nucleotide
    nucleotide 2011/03/04
    おめでとうございます。
  • 他の在米研究者の方々が考える「CNS論文の載せ方&日本人が載らない理由」 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 方法】 日からNature, Science, Cellの論文が出にくい理由 Black編 – AMOKの日記 それは「日からCNS論文が出にくい理由」なのか? – 当blog Life is Game. – not only 1, but No.1 昨日のエントリで取り上げた例の物議を醸したblog記事に、色々反響が出てきてます。特に元blog主の方同様、在米の研究者の方々からのレスポンスについて簡単にご紹介しようと思います。 まずは当blogにお寄せいただいたコメントから。 <Ryohei Yasuda先生> いや、単に2-3ラボをみただけの、印象論なのではないかと。。。日米に関係なくそういう人はいますし、論文の通りやすさは、日米で実際あまり変わらないようです。国別の、論文の掲載率比較:URL <Takeo Watanabe先生> 私も日人がCNSに出にくいと言う印象

  • 「来年度の科学技術予算増額」は実は人文社会学系予算を合算したことによる見せ掛けのもの? – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 衆院予算委■【甘利篇】菅総理「科学技術予算を増額した!」の真相 – 生きていて思うこと 甘利議員>いいですか!今までですねぇ、国立大学運営交付金、これ、人文科学・・・これ、何かって言うとですねぇ、要するに、経済学部とか法学部の金ですよ、ね!これってね、科学技術予算には入れないんですよ。今まで一回も入れたことないはずですよ。今回、この金を1200億入れて、そして、「科学技術予算が膨らんだ」と仰ってるんですよ、総理は。こういうの、何て言うんですか?世間では。え? とある知人のPI氏からタレコミをいただきました。何だか最初読んだ時は一瞬自分の目を疑ってしまいました。 従来は「科学技術予算」と言った場合は、たとえ運営費交付金の中の費目であったとしても人文社会学関係の予算は含めずに算出するのがルールだったらしいのですが、来年度の科学技術予算を公表するに当たってなぜかその従来合算

    nucleotide
    nucleotide 2011/02/02
    あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 来年度の科学技術予算が増えたと思ったら いつのまにか減っていた・・・ (AA略
  • 学振PD「凍結」は、優秀な若手が一斉に討ち死にする危険性を意味する – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 平成23年度採用分特別研究員書類選考結果一覧(PDF) – JSPS Twitterで聞いてびっくりして、読んでみました。・・・え?学振DC1とDC2は第一次内定が全部出揃ってるのに、学振PDだけは第一次内定が全てゼロ??? 何じゃそりゃあと思って読み進めるとこんなことが書いてありました。 ※PDについては、現時点においては平成23年度予算の状況が未定であるため、書類選考による「不採用者」以外は、12月下旬の政府予算案が確定後に採否の結果 (「内定」、「補欠」又は「不採用」のいずれか)やその後の手続き方法等について通知する予定です。 そう、確か記憶が間違ってなければ学振PDは他の「若手研究育成」系の予算と一緒に政策コンテストに回っていたはずで、それでまだ予算が確定していないみたいなんですね。この分でいくと僕の来年度分(継続)の科研費若手Bも怪しいかなぁ・・・。

    nucleotide
    nucleotide 2010/10/29
    民主党「博士は死ねってことだよ.言わせんな恥ずかしい」こうですか?わかりません><
  • ミスリードされる「脳から見た男女差」:現代の神経科学はそこまで男女差を明確に示せるわけではない – 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 – issues】 性差を扱った某番組の概要 オーストラリアのシラーズ(シラー)の赤を飲んで上機嫌になっているところに、突然お袋からの携帯メールが。何事かと思ったら、「TV見てる?」とのこと。TVをつけてみたら、その内容にびっくり。 ・・・え?何を言ってるんですか? いま新たな男女差が次々と見つかってる? その男女差という根拠に基づいて全米で男女別々のカリキュラムを用意して、なおかつ男女別々のクラスで教育をする学校が増えている? それが「カリフォルニア大学の研究者」によって実証されている? 現場でヒト認知神経科学をやっている身からすると、何ともとんでもない話です。そのカリフォルニア大の研究者とやらをGooglePubMedで調べてみたんですが、どうもこの人

  • 実は「神経神話」だらけの「脳について意外と知られていない15の豆知識」(追記あり) – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – issues&ニセ科学問題】 脳について意外と知られていない15の豆知識 – GIGAZINE 15 Things You Didn’t Know about the Brain – Online Nursing Program 何かはてブでブクマが伸びてる記事があるなぁと思ったらこの記事ですよ。  まぁ世の中懲りずによくやるわと思いますね・・・取り上げる方も取り上げる方だと思いますが。もっとも翻訳しただけのGIGAZINEには何の責任もないはずですので、あくまでもその記事内容の方を色々論ってみようと思います。 基的に、15項目挙げられたもののうち専門家の視点で見ると2, 6, 9, 13, 14に問題があります。中には「どう見ても神経神話(neuromyth)」と断言できるものもあれば、グレーゾーンかなぁ・・・というものもあります。ただいずれにせよ、科学的結論の出ない代物

  • ついに国が「基礎研究体制の改革・合理化」に動き出した:持続発展可能なサイエンスを未来の子孫のために残そうという運動 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 研究費・プロジェクト教育経費の効果的予算措置に関する中間報告 (案) – 文部科学省予算監視・効率化特命チーム 熟議カケアイ – 文科省 政策創造エンジン もっと金が欲しいわけじゃない、ただ合理的なシステムを求めているだけ:神経科学の若手研究者たちによる公開提言 – 当blog 実は、しばらく前からこの件についての情報リークをいただいていたんですが、ついに公になったようです。この中間報告、タイトルこそ極めてお堅いものなのですが、その内容は非常に多岐に渡っていて網羅的で、ここ1年近く僕が取り上げ続けてきた「日の基礎研究体制からムダをなくし」「予算を効率的に運用することで」「アカデミアに諸問題を解決する余力を与える」というテーマを全て満たす素晴らしいものになっています。 具体的には上記1番目のリンク先のPDFファイルをそのままご覧いただいた方が早いと思いますが、要約する

  • 日本の科学研究業績はこの10年に渡って低迷し、衰退の兆候すら見せている – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般&科学】 日の科学研究動向レポート、『グローバル・リサーチ・レポート:日』を発表~日の論文数はほぼ横ばい、中国など新興国の台頭もあり論文数の世界シェアは低下~ – トムソン・ロイター 2010年7月7日 論文から見た日の研究業績低迷明らかに – サイエンスポータル 日は「質」の低い基礎科学研究論文を「量」産する国でしかないのか:ISIトムソン・ロイターズのデータが示すもの / ついに日のサイエンスの「老化」が始まった?:相対的のみならず、絶対的な生産性の低下という事実が示すもの – 当blog 今年の春にかなり集中的に議論されていた、「日のサイエンスの老化」問題。当時はEssential Science Indicatorのデータに基づいて研究者同士で議論を交わしていたのですが、今回ついにそのESIの総元締めであるトムソン・ロイター自身が定例リリースしている”

  • ポスドク(若手研究者)問題は「後継者難」問題として認識されるべき – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 For love and money – Nature (Careers: special report) 科学者満足度:明暗 デンマーク1位/日最下位--主要国英誌調査 – 毎日 毎日 / 朝日の上記記事のbit.ly stat 【ドクター・ポスドク問題】カテゴリの記事一覧 – 当blog 以前Nature誌が実施していた&twitter上で宣伝していたアンケートの集計結果が、6/24付で出ていたようです。来的にはタイトルが示す通り、このアンケートはあくまでも研究者のgender biasを調べるためのものであり、国別での研究者の待遇そのものを調べることを目的にしたものではないのですが、それでも妙な結果が出たせいでメディアの注目を惹いたようです。 実際の誌の記事を読んでみたらなかなかに面白かったので、うっかり読んでしまいました。興味のある方はぜひご一読

  • 大「脳」洋航海記

    aga 治療オンライン窓ロはDMMオンラインクリニックが圧倒的 薄毛治療に関して、育毛剤では効果が薄く、aga治療をする必要があることは一般的に理解されるようになりました。 しかし、aga治療に興味はあるが躊躇してしまう人が多いのも現実です。 ・病院に入る所を見られたくない ・クリニックの待ち時間が苦痛 ・せっかくの休みに病院に行くのは嫌だ ・高額な契約をされるのではないかと不安 ・個人輸入薬は偽物が多く信用できない

    大「脳」洋航海記
  • 科学コミュニケーションは本来2系統に分かれる:そして今必要なのは第3の系統 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般&科学】 <はてなブックマーク群> 新著「疑う力を阻害するもの『科学教の狂信が思考停止に』」掲載|内田麻理香オフィシャルブログ「カソウケンの科学どき技術どき」 『科学との正しい付き合い方』のダメなところ – Not so open-minded that our brains drop out. そもそも科学って好きにならなきゃならないものなのだろうか?: liber studiorum 内田麻理香さんの新刊『科学との正しい付き合い方』を発端とした議論が各地で湧き起こっているようなのですが・・・どちらかというと傍観者的な立場(といってもブクコメはいくつかつけてますが)からその論争を眺めている身としては、いまいち「???」と感じたり、何かしっくり来ないという印象を覚えることが多いのです。 ところが、そういった論争を見ているうちにはたと気がついたことがあったのでした。

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