ソーシャルメディアによって人々は簡単につながり、“いま”を共有できるようになった。 そうしたツールが新しいコミュニティの形成を促している。端的な例が、「社外勉強会」の盛り上がりだ。 このゆるやかなコミュニティの姿を通して、企業の枠を越えたナレッジ共有の意義や可能性を探る。 いま、都内各所ではITに関するさまざまな「勉強会」が行われている。そこに共通してみられる傾向は、会社員など一般の人によって開催されている自主的な勉強会であること、そしてソーシャルメディアをうまく活用していることだ。ブログで今話題のテーマやそれに興味を持っている人を探し、Twitterで参加者や講師となる人を募り、Ustreamで実況し、終了後は録画した動画をYouTubeやニコニコ動画などで配信し、Google Apps(*1)で資料を共有する。有志によりGoogle カレンダーで「IT勉強会カレンダー」も作られ、公開さ