仕事で、Linuxサーバ上でHTTPプロキシサーバとして動作するとあるURLフィルタリングソフトを使っているユーザから、「お昼頃からプロキシサーバ経由でのアクセスが非常に遅い、ちなみにCPU使用率とメモリ使用率、ディスクI/Oは正常時と変わりないのになぜ?」という問い合わせがあり対処したときのメモ。 システムリソースの負荷が高くなく、処理遅延が発生している場合の疑う点としては、 ファイルディスクリプタが不足している アプリケーション(プロキシサーバ)の最大同時接続数以上のアクセスを受け付けている カーネルチューニング不足 の3つが考えられる。 1.のファイルディスクリプタ不足はプロキシサーバアプリケーションが1セッション1スレッドで動作するようなもの(メジャーなものではsquidなど)が発生しやすい。 ログファイルに”too many open files”というメッセージが記録されるので
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