GMOインターネットは2018年2月9日、仮想通貨のクラウドマイニングのサービスを8月から始めると発表した。同社は、ビットコインなどのマイニング(採掘)に加わりたい企業や個人を募り、必要な設備を貸し出す。設備のレンタル料は、1口500万ドル(約5億4千万円)と強気の価格設定だ。 代表の熊谷正寿氏は「世界中から問い合わせが殺到しており、事業の成功の感触をつかんでいる」と話す。 マイニングは、ビットコインなどの取引記録を追記する作業で、膨大な計算が必要だ。マイニングをする企業や個人はマイナー(採掘者)と呼ばれている。 ビットコインの仕組みでは、計算にコンピュータ−の処理能力を提供し、計算に成功したマイナーに報酬が支払われる。 マイニングの報酬を得るには、計算能力の高いコンピューターが必要となる。世界中のマイナーは、巨大な施設に多くのコンピューターを並べて、計算作業をしている。 マイナーに支払わ