2007年の年頭記者会見で、安倍首相は「美しい国に向かってたじろがずに一直線に進んでいく覚悟」と抱負を述べた。そのなかで内閣の最重要課題として教育改革を挙げ、問題の多い社会保険庁は解体し合理化して信頼される組織にすると強調した。 しかしわたしは、この会見を聞いて「これだから疲れてしまうのだよ」と非常に悲しい思いにとらわれたのである。そもそも安倍首相は「美しい国」と言いつつ、何が美しいかについて言及していない。景色が美しい国にしたいのか、人が美しい国にしたいのか、街が美しい国にしたいのか、美しいマスゲームがしたいのか、わたしにはさっぱり分からない。首相本人は何が美しいのか分かって言っているのだろうか。一度彼の頭の中をのぞいてみたい衝動に駆られる。 もう少し、細かく会見の中身を見てみよう。以下の図は、その会見の主な発言をまとめたものである。 驚くべきは冒頭発言である。安倍首相は「昨年
報道によると、Googleでは、コンピュータに書籍をダウンロードし、BlackBerryのようなモバイル端末で読めるようにする計画だという。 英The Times Onlineの報道によると、この取り組みは、世界の図書館にある蔵書をスキャンしてデジタル化する「Google Book Search」プロジェクトの下で進められるという。Google Book Searchプロジェクトは、出版社や作家らが著作権の侵害を訴えるなど、これまで物議をかもしてきた。 欧州でGoogle Book Searchに取り組むディレクターのJens Redmer氏は(The Times Onlineの記事の中で)「休暇に出かける旅先の情報を借りたり、書籍の中のある章だけを買ったりしたいというニーズもあるかもしれない。本の読まれ方を決めるのは、読者だ」とコメントしている。 電子書籍の分野ではまだ、これといって大き
Web検索でヒットしたページなどをタブで一括表示できる「Firefox」用拡張機能「Snap Links」v0.0.3が、17日に公開された。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox」v2.0.0.1で動作確認した。現在、Firefox関連の各種拡張機能を公開しているライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。 「Snap Links」は、閲覧ページ上にある複数のリンクをタブで一括表示できる「Firefox」用拡張機能。マウスドラッグで指定した矩形範囲内にあるリンクのなかから、重要と思われるリンクだけを自動で抽出・表示するのが特長で、Web検索の結果ページで利用するともっとも本領を発揮する。 たとえばGoogleの検索結果ページには、検索でヒットしたページへのリンクのほかに、『キャッシュ』や『関
Sam Stephenson氏は18日(米国時間)、Prototype 1.5を公開したことを明らかにした。PrototypeはJavaScriptによる軽量Ajaxフレームワーク。Prototypeは2006年9月23日(米国時間)に公開された「Ajaxian.com 2006 Survey Results」の調査結果において、もっとも人気があるAjaxフレームワークとされており、注目のバージョンアップといえる。 PrototypeはThe MIT Licenseのもとで公開されているオープンソースソフトウェア。提供されているスクリプトは、可読性のある状態で70KB弱のサイズ。1.5ではバグ修正や改善、動作の変更など細かい変更がいくつも加えられているほか、特に同バージョンにおいてドキュメントが整理された点が注目に値する。 1.5の公開より前にPrototypeのサイトのリニューアルも行わ
複数のソーシャルブックマーク(以下、SBM)を同期・バックアップできるソフト「bookey」v0.24bが、19日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「bookey」は、“はてなブックマーク”“del.icio.us”“livedoor クリップ”“Buzzurl”“Flog”といった計15種類のSBMを同期・バックアップできるソフト。指定した2つのSBM間で登録済みのブックマークを同期可能で、たとえばSBMを乗り換える際にブックマークを手軽に移行できて便利。 同期する際は、SBMに登録したすべてのブックマークを一括で同期するほか、ダイアログで1つずつ同期の可否を選択することも可能。また、SBMに登録したブックマークをOPML形式でバックアップしたり、O
2007年展望:ビジネス編 「人口減少でも繁栄」に疑問、解決策は移民受け入れ (森 摂=NPO法人ユナイテッド・フィーチャー・プレス(ufp)代表、雑誌「オルタナ」編集長) 今年、トヨタ自動車が北米市場でシェア1位を取れるかどうかが注目されている。しかし、お膝元である日本では自動車市場が縮小を続けている。張富士夫・日本自動車工業会会長(トヨタ自動車会長)は2006年12月21日の記者会見で、「2007年の国内自動車販売台数(軽自動車を含む)は、2006年実績に比べて2.0%減の563万台、3年連続の減少となる」との見通しを示した。好調なはずの軽自動車も、「2006年実績に比べて1.1%減の199万台」が見込まれている。 これまで日本は「世界第2の自動車市場」の座を守り続けてきたが、それを中国に奪われた。中国自動車工業協会は1月11日、2006年の新車販売台数が前年比25%増の721万
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