近代の新聞の死は、リアルタイムかつマルチメディアなイベントとなる。 「ロッキー・マウンテン・ニュース」紙の記者たちが2月26日にデンバーの編集局に呼ばれ、この日に作る新聞が最終版になることを告げられると、彼らは即座にブログやオンラインビデオ、涙を浮かべた同僚たちの写真のスライドショー、「トゥイッター」での分刻みのアップデートで廃刊のニュースを伝えていった。 「自分自身の葬式を報じるのは、何とも奇妙なものだ」。トゥイッターのあるつぶやきには、こう書かれていた。 報道が間に合わない新聞廃刊の嵐 米国の新聞業界を巡る悲惨なニュースは、当の報道が間に合わないほどの速さで急展開している。 「ザ・ロッキー」の愛称で親しまれた創刊150年のロッキー・マウンテン・ニュースの廃刊は、ジャーナル・レジスター・カンパニーと創刊180年の「フィラデルフィア・インクワイヤラー」が、「シカゴ・トリビューン」
ローカルPCに縛られず、複数のPCで同じデータを扱いたい。こんな目的でいろいろなツールを試してみたら、決定版といえるソフトウェアに出会ってしまった。「Dropbox」だ。その魅力と可能性を探ってみよう。 →クローズドβだが、似たコンセプトでより進化した「ZumoDrive」というサービスの記事も参照のこと。「ZumoDriveかDropboxか。選択肢増えたクラウドストレージ」 →現在、一般公開が始まっている 残念ながらDropboxはクローズドベータのサービスだ。利用者からの招待がないと、使うことはできない。非常に優れたサービスなのでいずれ一般公開されることを期待するが、ここから先を読んでも、すぐに利用できるわけではないことをご了承いただきたい。 ぜひいっしょにDropboxを応援したいという方は、連絡先の書かれたブログから、この記事にトラックバックを張っていただければ個人的に招待したい
角川グループホールディングスの角川歴彦会長らが参加する「デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム」(代表:八田達夫政策研究大学院大学学長)は3月17日、ネット上での利用に限り、過去の映画や音楽などを事前の許諾なしで映画会社などが配信できるようにする「ネット権」の創設を柱とした特別法の制定を提案した。 過去のコンテンツをネット配信する場合、改めて権利者全員から許諾を得る必要があり、手間と時間がかかることからネット上での利用が進んでいないのが現状。提案では、配信を行う事業者に著作権者への対価支払いを義務付けるのを条件に、ネット限定で著作権者の許諾権を制限する。このため事後的な対価支払いで過去のコンテンツ資産をネット配信できるようになり、デジタルコンテンツの流通と活用を加速できるとしている。 「デジタル・コンテンツ法有識者フォーラム」のメンバーは、相澤英孝一橋大学大学院教授、映画プロデューサーの一
「なくなったWebページを『見た』という事実を、どう証明しますか」――ソフトウェア開発などを手がけるケーシーエスと、茨城大学工学部の研究チームは1月21日、Webページをキャッシュとして保存し、そのキャッシュに対してタイムスタンプを発行するサイト「Webページの存在証明サービス」を始めた。 キャッシュを閲覧日時の情報と一緒に保存しておくことで、キャッシュの元となったWebページがその日時に存在したことを証明でき、「Webによる電子商取引や、Web文書の法的根拠を主張したい場合などに利用できる」としている。 サイトで保存したいWebページのURLを入力すると、キャッシュファイルとそれに対応するタイムスタンプのファイル入りZIPファイルをダウンロードする。 ダウンロードしたキャッシュファイルとタイムスタンプのファイルをサイトでアップロードすれば、実際にキャッシュが作成された当時から変更されてい
自分のWebサイトが、ブラウザによって、またはOSによってどのように見られているか――。いちいちブラウザをインストールするのも面倒だし、OSの切り替えはもっと難しい。オンラインで手軽にチェックできるサービスを紹介しよう。 Webページの表示に利用するブラウザやOSなど、人によって利用環境はさまざまだ。自分の環境ではきちんと表示できるWebページでも、他人の環境では見え方がまったく違っていて、レイアウトがガタガタだったり、最悪の場合は一部が表示されないなど、ヒサンな状態になっていることもしばしばだ。 最近であれば、個人のブログが要注意。さまざまなブログパーツを共存させている場合は、ブラウザやOSなど条件の違いによってレイアウトが崩れる確率も高くなる。こうした事故はなるべく防ぎたいと思っていながらも、チェックの手間がかかることから、半ばあきらめている人も多いのではないだろうか。 今回紹介するの
「日本のインターネット歴史年表」は、日本のインターネット史におけるエポックメイキングな出来事を中心に、当時の世の中の動きや海外の大きなトピックをまとめ、年表にしたものです。この十数年を振り返りながら、次世代のインターネット技術、ビジネスへとつながるヒントを見つけ出してください。 編集部 THE INTERNET HISTORY OF JAPAN~歴史の続きを創るのはあなたです~ この「日本のインターネット歴史年表」は、日本のインターネット史におけるエポックメイキングな出来事を中心に、当時の世の中の動きや海外の大きなトピックをまとめ、年表にしたものです。 長らくインターネット業界にかかわってきた方にとって、この年表はノスタルジーを感じるものであるかもしれません。 もちろんそれも結構ですが、この年表に込めた意図は、むしろこの十数年を知らない若い世代やこれからインターネットの分野に取り組もうとし
上記ツールの詳細や、ほかのさまざまな無料Webサイト作成ツールについて知りたい読者は本稿に併せて、連載「どこまでできる? 無料ツールでWebサイト作成」もぜひご参照ください。 Webサイト開発はテキストエディタだけで行えるのか? ■ 今後もWebサイト開発にHTMLコーディングは必要なのか? Web標準にのっとった制作、CSSによるレイアウト、Ajaxなど、HTMLとCSS、JavaScriptなどで実現可能なことは意外と多いものだ。その中でも、特にAjaxはこれまでシステム開発をしてきたプログラマが得意とする部分だろうし、世の中のデザイナーには、デザインだけではなくこれからはHTML制作に進もうと考えている人もいることだろう。 こういったことから、たとえ世の中がリッチなコンテンツ、Web 2.0、CMSという方向に進んでいったとしても、HTMLベースのWebサイト構築というものは、尽きる
リンクを教えただけでも「児童ポルノ公然陳列」の「幇助」となって逮捕されたり、掲示板運営者が自分で画像をアップロードしたわけでもないのにわいせつ図画公然陳列の疑いで逮捕されたり、今までの反動で急速に保守化してネット全体を取り締まる動きが加速しているわけですが、こういう事件が起きる度に「それじゃあ検索エンジンもアウトだろ」という話が出ますが、大体は「国内にサーバがないから日本の法律が適用されず、合法運営されている」とかいう話に落ち着きます。 しかし、Googleの現在の運営方針であれば「日本の法律が適用されるのは前例から言っても確実であり、違法行為を行っているあるいは幇助しているため違法である」ということになり、家宅捜索や逮捕されてもおかしくない、となります。理由はGoogleが中国において行っている活動に理由があります。 是非ともGoogleやYahoo!、MSNやgoo、Infoseekな
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