印刷 関連トピックス燃料電池新型の家庭用燃料電池を発表するJX日鉱日石エネルギーの木村康社長=東京都千代田区 JX日鉱日石エネルギーは、ガスを使って発電と給湯をする家庭用燃料電池「エネファーム」の新型を10月17日に発売する。旧型より発電効率を1割向上させ、「家庭の電気の7割をまかなえる」としている。また、停電時にも使用できるよう蓄電池とのセット販売も来夏に始める。 新型は、部品点数を減らした結果、旧型に比べて容積で40%小型化。価格は270万円(税込み、工事費別)で、旧型と合わせた販売目標は、今年度で1500台、来年度は4千台。 来夏には、リチウムイオン電池とつなぎ、停電時にもエネファームの運転を継続できるセット販売も始める。太陽光発電パネルを組み合わせた3点セットでの販売もする。ただ、価格はリチウムイオン電池だけでも約100万円と割高だ。 エネファームは東日本大震災後の節電意識