印刷 関連トピックス日産自動車日産自動車の電気自動車「リーフ」の電池4台分を使って設置された建物用蓄電池=11日午前、横浜市西区の日産本社 電気自動車(EV)の電池を建物用にリサイクル――日産自動車は、EV「リーフ」の電池を建物の蓄電池に転用する実験を始めた。横浜市の本社でEVの充電用に使う。東日本大震災で非常用の蓄電池に注目が集まっており、将来は中古の車載電池を施設や住宅で使うことも検討する。 試作した設備は、太陽光パネルとリーフ4台分の電池を使った蓄電池、EV用充電器を組みあわせた。太陽光で発電した電気を蓄えて充電に使う。当初は新品の電池を使うが、数年後にはタクシーなどに使われた中古電池に替え、実用化に向けて試験をする。 日産は昨年9月に住友商事とEV電池の再利用事業会社フォーアールエナジーを設立。今年末から、リーフの電池を使った住宅用蓄電池をモニターに使ってもらう事業も始め、来
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