緊急会見を開いた高市早苗総務相 週刊ポスト(4月17日号)が報じた高市早苗・総務相の「消えた公庫の1億円」疑惑。高市氏は同号発売日の4月6日に緊急記者会見を開き、実弟秘書官の関与について「捏造記事」と主張したが、4月13日発売の同誌(4月24日号)は、そんな高市氏に反論し、疑惑の詳細、証拠文書の存在などについても詳報している。 舞台となったのは三重県で椎茸栽培などを行なっていた農業法人N社。同社は政府100%出資の政策金融機関「日本政策金融公庫」から総額2億2000万円(地元銀行分を合わせて2億4000万円)の融資を受けたが、同誌が入手した内部資料によればその大半が焦げ付き、しかも1億円以上の使途不明金を出していた。このN社の救済交渉に高市氏の実弟秘書官が関わっていた疑いがある。 同誌は高市証言の矛盾を明らかにすべく、N社の救済計画が記された内部資料を公開。そこには「2.4億円資本投資」に