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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (3)

  • 宇宙最初の星々が宇宙背景放射に残した痕跡を初検出

    ビッグバンから1億8000万年後という宇宙の歴史のごく初期に「宇宙最初の恒星」が生まれた証拠となる電波信号が初めて検出された。 【2018年3月6日 米国国立科学財団】 私たちの宇宙は約138億年前にビッグバンと呼ばれる超高温の状態から誕生したと考えられている。ビッグバンから約38万年が経ったころには宇宙の温度が下がり、中性の水素原子が作られた。このころの宇宙には、物質は中性水素ガスとダークマターしか存在せず、光を放つ天体は生まれていなかった。「宇宙の暗黒時代」と呼ばれるこの時代は、数億年にわたって続いたと考えられている。 やがて、物質密度の高い部分が重力で集まって収縮し、最初の恒星や銀河が生まれると、恒星から放射される強い紫外線によって中性水素ガスはすべて電離された。この「宇宙の再電離」によって宇宙の暗黒時代は終わったとされる。しかし、宇宙最初の恒星がいつ生まれ、再電離がいつごろ起こった

    宇宙最初の星々が宇宙背景放射に残した痕跡を初検出
    o-v-o
    o-v-o 2018/03/07
  • やはり人工構造物ではなかった「タビーの星」の謎の減光

    「宇宙で最も謎に満ちた星」と呼ばれる恒星「タビーの星」の不規則な減光メカニズムの解明に一歩迫る成果が得られた。 【2018年1月10日 ペンシルベニア州立大学】 はくちょう座にある恒星KIC 8462852は地球から1000光年の距離にある、直径が太陽より50%ほど大きく表面温度が1000度ほど高い、ごく普通の星だ。ただし、一般的な変光星のメカニズムでは説明の付かない突発的な減光を起こすことが知られており、減光現象を最初に論文にまとめた米・ルイジアナ州立大学のTabetha Boyajianさんの名前にちなんで「タビーの星(Tabby's Star)」とも呼ばれている。元々はインターネット上の市民科学グループ「Planet Hunters」が、系外惑星探査衛星「ケプラー」の過去の観測データを解析する中で発見したものだ。 タビーの星の異常な減光については、その原因を説明する仮説がこれまでにい

    やはり人工構造物ではなかった「タビーの星」の謎の減光
    o-v-o
    o-v-o 2018/01/11
  • 地球生物の大量絶滅、銀河内のダークマターも影響?

    6600万年前の恐竜絶滅など過去の地球における大変動は、太陽系が3000万年ごとに銀河円盤面を通過することが関連しているかもしれない。米大学の生物学者が、銀河円盤のダークマターが地球に及ぼす影響について検証した。 【2015年2月20日 Royal Astronomical Society】 私たちがいる太陽系は、天の川銀河の中心部の周りを約2.5億年周期で回っている。その軌道は、星やガスや塵が密集した円盤面に対して上下方向に揺れ動いており、およそ3000万年ごとに円盤を通過する。 米・ニューヨーク大学生物学部のMichael Rampinoさんによれば、この円盤通過の時期が、地球の活動やそこに生きる生物の大量絶滅と関連する可能性があるという。これらの事象にもおよそ3000万年の周期性が指摘されており、円盤通過が地球に及ぼす影響を検証した結果によるものだ。 銀河円盤を太陽系が通過すると、太

    地球生物の大量絶滅、銀河内のダークマターも影響?
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