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生態学に関するo_secchanのブックマーク (6)

  • 素数ゼミ、221年に1度の交雑確認 大発生の謎に迫る:朝日新聞デジタル

    米国で13年か17年ごとに大量発生する「素数ゼミ」が、周期の異なる種間で交配していたことを、京都大などの研究チームが遺伝子解析で突き止めた。素数である13と17の年周期をもつ種が出会うのは、最小公倍数の221年に1度しかないが、交配の痕跡が残されていた。周期の謎に迫る手がかりになるという。 英科学誌ネイチャーの関連誌に発表した。素数ゼミは、米東部などで大量発生する7種がいる。13年と17年のいずれかの周期で発生を繰り返すが、地域によって発生のタイミングが異なり、ほぼ毎年米国内で大量発生が起きている。集団間の競合を避けるために、出会うタイミングが少ない素数周期で進化したとする説があるが、詳しい理由は解明されていない。 研究チームは、7種を4個体ずつ集めてそれぞれの遺伝子の一部を分析。13年ゼミと17年ゼミが過去に交配したことを示す、交雑の形跡が初めて確認できた。 交雑でできた子孫は、発生周期

    素数ゼミ、221年に1度の交雑確認 大発生の謎に迫る:朝日新聞デジタル
  • 子育てが「盾」に、子連れクマ狩猟禁止の現地ルールに適応 研究

    ヒグマの親子(2015年6月22日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / DPA / UWE ZUCCHI 【3月29日 AFP】スカンディナビア地域に生息するヒグマの雌は、子育てにより長い時間を費やすことで猟銃の弾丸から自分の身を守るすべを身に付けているとの研究結果が発表された。これは、子連れの母グマの狩猟が当該地域の法律で禁止されているのに適応した結果だという。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された今回の研究は、スカンディナビア地域のヒグマの繁殖戦略と生存に関するデータを22年間にわたり調査した国際研究チームの成果だ。 論文の共同執筆者で、ノルウェー生命科学大学(NMBU)のヨン・スウェンソン(Jon Swenson)教授は「人間は今や、ヒグマが生きていく中での進化力の一つとなっている」と説明する。 スウェーデンでは

    子育てが「盾」に、子連れクマ狩猟禁止の現地ルールに適応 研究
  • 日本産アリ類画像データベース

    昨年の東日大震災において被災されました皆様、およびその関係者の方々には心よりお見舞い申し上げます。2012年も日産アリ類画像データベースをよろしくお願いいたします。 データベースに掲載されている多くの画像のリンクが切れた状態になっています。日頃よりデータベースを活用してくださっているユーザの皆様にご不便を強いることとなってしまい、大変申し訳ありません。一日も早い復旧を目指しますので、少々時間をいただければ幸いです。 Twitterにて、デーベースの更新情報や日産アリ類に関する情報をつぶやいています。 アカウント名:Yoshi_JADG アリ類データベース作成グループ(JADG)

  • 老いるほどリスクの高い仕事を引き受ける兵隊 -シロアリ社会の年齢による分業システムを解明-

    松浦健二 農学研究科教授、柳原早希 同修士課程学生、三高雄希 同特定研究員らの研究グループは、シロアリの社会における個体の年齢と役割分業の関係を分析し、高齢の兵隊アリが死亡リスクの高い最前線で天敵と戦う役割を担い、若い兵隊アリは死亡リスクの低い巣の中心部で王や女王の近衛兵としての役割を担っていることを明らかにしました。今回の研究成果は、余命の短い個体が死亡リスクの高い仕事を引き受けることによって巣全体として機会損失を最小化し、防衛力を効率的に維持していることを示しており、昆虫の社会における高度な分業システムの実態や、その進化を理解する上で重要な意味をもちます。 研究成果は、2018年3月7日に英国の科学雑誌「Biology Letters」にてオンライン掲載されました。 研究者からのコメント 誰かの犠牲がなければ社会全体が大きな損害を被るような場合、誰がその犠牲を引き受けるべきか。この難

    老いるほどリスクの高い仕事を引き受ける兵隊 -シロアリ社会の年齢による分業システムを解明-
  •  「セレンゲティ・ルール」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか 作者: ショーン・B.キャロル,高橋洋出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2017/06/15メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 書は進化発生学(エヴォデヴォ)のパイオニア的研究者の1人であるショーン・キャロルによる一般読者向けに書かれたいわゆるポピュラー・サイエンスの一冊.キャロルは,専門のエヴォデヴォについてはすでに「シマウマの縞 チョウの模様(原題:Endless Forms Most Beautiful)」という一般向けの解説書を書いているが,書はエヴォデヴォを離れて生態学に現れる調節現象のルールを扱うものになっている.今や大家となって専門を離れた楽しいを書いてみたいと思ったということかもしれない. イントロダクションではセレンゲティ国立公園を訪れたときの体験が語られている.そこには緑豊かな平原が広

     「セレンゲティ・ルール」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「生きている家」を持ち運ぶ新種ヤドカリ

    井川桃子 人間・環境学研究科修士課程学生(現・水産庁職員)と加藤真 同教授は、奄美群島加計呂麻島で採集された、生きたサンゴを家として持ち運ぶ新種のヤドカリを調査し、「スツボサンゴツノヤドカリ」と命名しました。このサンゴは通常、環形動物のホシムシと共生することが知られています。 研究成果は、2017年9月20日にオンライン学術雑誌「PLOS ONE」に掲載されました。 研究者からのコメント スツボサンゴツノヤドカリは今のところ奄美でしか発見されておらず、奄美、そして日の海の貴重さを物語る生物であると思います。 単体サンゴとホシムシ・ヤドカリとの共生関係がどのように進化してきたのかについては、未解明の点が多く残されています。それぞれの共生の詳細な比較やサンゴ化石の観察などを通じて、宿貸し・牽引共生の進化の歴史を明らかにしていくことが今後の課題です。 概要 浅海に形成されるサンゴ礁は、たくさ

    「生きている家」を持ち運ぶ新種ヤドカリ
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