msknmr.hatenablog.com この記事読んで、なんかすごく紹介文が良いと思ったので読んでみた。 家庭と学校にしか居場所がない思春期特有の閉塞感が良く描けている作品である。 学生生活の悩みを聞くカウンセリング系漫画作品は世に数多い。しかし、その中でも本作の特徴は、学生の相談に乗る大人が担任や保健室の先生ではなくて用務員という点にある。高校の用務員である伏見さんは、学校の中にいる大人ではあっても教員ではないため、学生を指導して”答え”を指し示すことはしない。あくまで、話を聞いてそばに居るだけなのだ。だからこそ、伏見さんは素晴らしい。悩む学生が求めているのは”答え”ではないのだから。 連載デビュー前の短編「レンコンになりたい」にも同様のテーマはすでに見られるし、こちらは爽やかなシスターフッドものになっている。 紹介文も良かったし、「レンコンになりたい」が好きだったので、迷わず購入。
![「スクールバック」という作品は「悩みというのは話しただけで9割は解決したようなものだ」ということも腑に落としてくれるすごい漫画。夫婦や友達とのやり取りがうまく行かない人は絶対に読んだほうが良い! - 頭の上にミカンをのせる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0ce1d886973f265a7dbe13311a726c721e99393c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftyoshiki%2F20240115%2F20240115230602.png)