人類の足跡をたどる 米国人ジャーナリストのポール・サロペックが、現生人類(ホモ・サピエンス)が世界各地に拡散した最初の移動の足跡をたどる徒歩の旅を開始したのは、2013年のことだった。 旅は東アフリカから中東、アジアを経て海路でアラスカへ渡り、米国大陸を南下するルートだ。人類は、同大陸最南端ティエラ・デル・フエゴ(フエゴ諸島)に紀元前8000年頃、到達した。彼はこの地球の反対側にまでおよぶ長い徒歩旅行を「アウト・オブ・エデン・ウォーク(OUT OF EDEN WALK)」と名付け、7年で達成すると見込んだ。だが、11年が経過したいまも彼は歩き続けている。 サロペックは砂漠や山々、沖積平野(ちゅうせきへいや)や雲霧林(うんむりん)、巡礼路や古代の交易路、さらにアレクサンドロス大王や毛沢東がかつて通った道を歩いた。ヨルダン川西岸では銃撃を受け、クルド人武装勢力に襲われ、パキスタンでは2日間拘束
コーチャンフォー若葉台店(東京)【東京都稲城市若葉台の書店、CD&DVDショップ、文具店、カフェといえば豊富な品揃えの当店へ】 | 全国最大規模の複合店コーチャンフォー公式サイト
1泊2食付き2万円以下の宿で、コスパ重視の総合ベスト10を選出した 2024年も間もなく終わるタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿は「2023年に泊まった温泉宿」の振り返り記事です。これを公開せずには年を越せないので……なんとか更新できて良かった! 本稿では、私自身が2023年に泊まった宿の中から「2食付き2万円以下で1人で泊まれる」宿限定でご紹介しています。 先に公開済みの「2023年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する」では、2023年に泊まった宿の中で「部屋・建物」「風呂」「食事」の3項目について「突出して良かった宿」のベスト3をそれぞれ選定しました。 「食事」や「部屋」部門では特に、宿泊料金の高い宿が上位に入りやすい傾向があります。なので「すごく印象が良かったけど項目ごとのランキングには入らなかった」宿がいくつもあるのです。 そこで
なんか、みんな自分の好きなジャンルのランキングつけてて楽しそうなので俺もやってみる。 会社がリモートになってから、がっつりサウナにハマって(今は身体考えてほどほどにしてる)、 銭湯で仕事するのがめちゃくちゃ楽しいと気づいてしまった。 あんまり出社しなくて良い&社外秘とかのセキュリティに関係がほぼない仕事ってのもあって、 今は週2くらいでは都内のどっかの銭湯で風呂入って仕事してる。 そんなわけで、俺の個人的なコワーキング銭湯ランキングをつけてみる。 ここに上がってないのでオススメあったら、マジで教えて欲しい。新しいところ開拓したい! 第5位 花景の湯(よみうりランド) よみうりランド併設の温浴施設。最近できたばっかりなのでめちゃくちゃ綺麗。 ここの売りは山に向かって広がる絶景の露天風呂。もうとにかく最高に気持ち良い。 露天風呂ランキングだったら、圧勝でここが一番。コワーキングスペースは横並び
6月なのにもう夏日だし、休日はどこも人でいっぱいだ。 休みの日くらい、涼しくて人の少ないところに行きたい。 ならば新宿の地下だ。 新宿の地下を歩くというアクティビティを提案したい。 面白いの?と言われそうだが、これが非常に面白いのである。 丸1日、新宿の地下だけで過ごす 新宿の地下といえば、サブナードやルミネエストなどのにぎやかな地下街が思い浮かぶだろう。 レトロなビア&カフェ、ベルクのあるルミネエスト・フードポケット だがそれはほんの一部。 新宿の地下は、「地下街」だけでなく「地下歩道」やビルの「地下階」がアリの巣のように広がっているのだ。 上が東、下が西。オレンジの部分がすべて地下だ(都の案内板より、色を強調) 上端の新宿三丁目駅から、下端の中央公園の連絡通路まで、だいたい1.5kmほど。 新宿駅を中心として、地下鉄4路線4駅(都庁前駅、西新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅)に地下道から
This past October, I found myself in Yoshida Village standing before a tatara, a giant open-top furnace that was filled with charcoal and raging with such controlled ferocity that it could have been a set piece in Lucifer’s bedroom. Deep within the belly of those orange flames sat a growing and mangled ingot that contained some exceptionally high-quality steel called tamahagane, or jewel steel, fr
オカバンゴ・デルタの衛星写真 オカバンゴ・デルタ(仏: Delta de l’Okavango、英: Okavango Delta)は、南部アフリカにあるボツワナの北部、カラハリ砂漠の中にある内陸であるデルタ[1]。オカバンゴ湿地、オカバンゴ大沼沢地ともいう。面積は25000平方キロメートルに及び、世界最大の内陸デルタで、湿地帯としても世界最大級である[2]。 オカバンゴデルタはアンゴラを源流とする[2]オカヴァンゴ川がカラハリ砂漠の平坦な土地に流れ込んで作られたデルタである。オカヴァンゴ川はこのデルタで蒸発し消滅するが、雨季の最盛期には南のンガミ湖、サウ湖、マカディカディ塩湖に水が流れ込む。このデルタは、アフリカ大陸東部を南北に縦断する大地溝帯の延長部にあり、地溝の中に形成されている。地溝の窪みは、砂質の堆積物で埋められている。地溝の南東をタマラカネ断層、並行してクニェレ断層が、北西の入
インドは、衛生環境の悪さで世界にその名をとどろかせている。 実際にインドに来たことのない人間でさえ、「インドは汚い国である」という認識を持っている。現場を知らない見解や偏見は最も避けるべきものだが、私も実際インドに住んでみた結果、残念ながら日本人の視点から見て「インドは汚い」という感覚は正しいと言わざるを得ない。もちろんデリーやムンバイなどの大都市には、極めて限られた小ぎれいな地域が存在するが、そういった大都市ですらお世辞にも衛生環境が良いとは言えない。ましてや、地方都市や農村であれば言うまでもない。外務省や厚労省が発表している注意情報を見ても、他の国では見ないほどの、あらゆる感染症が羅列されていることもその証左の一つでもある。 インドを一言で語ることはできないが、いかなる社会階層、いかなる地域でも、「不衛生なインド」に全く影響されずに生活することができないのは確かだ。今回は、衛生環境が悪
横浜出身で、今は都内に住んでいる 首都圏在住の、横浜出身・在住ではない知人に、「横浜のお土産といえば」と問われ、真っ先に思い浮かんだのが鳩サブレー。でも鳩サブレーは鎌倉で横浜ではない。 次に思い浮かんだのは、横浜駅の予備校に通ってた時にたまに買ってたステラおばさんのクッキーだけど、調べてみたら本社は白金で横浜というわけではなかった。 もうちょっと考えると、大船軒の鯖の押し寿司とか、崎陽軒のシュウマイとか、華正樓や重慶飯店の月餅くらいを思い浮かんだんだけど、押し寿司やシュウマイは、日々の往来で通りかかって買う分にはいいけど、なんかお土産として不適切な気がする。 軽い話なんだけど、横浜駅周辺で買える条件で、そこまで足を伸ばしたならお勧めしたい、自分で買って帰っておうちで食べて美味しくて嬉しいというものはあるだろうか? # 崎陽軒のをシュウマイと書いてることにご批判多数。ごめんなさい😰 横浜市
このご時世に破格のお値段で週末温泉三昧を楽しめる、ありがたい宿 全国旅行支援が始まり、外国人観光客も徐々に戻ってきたことで「週末に温泉宿に1人で泊まる」ことの難易度が少し、上がってしまいました。 宿泊施設ではコロナ禍で人員を減らしていたところに急激に需要が高まり、人手が足りないためにあえて満室にせずに空室を作って対応している宿が多い、というニュースもありましたが、なるほど納得……。 稼働している客室にはできるだけ多くの人に泊まってもらいたいでしょうから、休前日は1人泊の受け入れを止めてしまう宿が増えました。 また、1人泊の場合は素泊まりのみになったり、webから予約できず電話予約のみになったり、直前に空室があるときだけ1人泊のプランが出現する、というパターンになった宿も。いい宿に土曜日1人で泊まることの難易度が上がったなあと感じています。 土日休みの会社員で、外食するより宿で2食食べたいタ
やった……! ついに立ち食いそば放浪記が300回を達成した……!! 私(中澤)がこれほどまでに感無量となるのには理由がある。 ウマイそば屋を探して色んな町を放浪する立ち食いそば放浪記。このシリーズは私がロケットニュース24の記者になって始めた最初の連載企画にして1本目の記事であった。その時に、佐藤記者に言われた目標が300回だったのである。 苦節7年。書くのが嫌になったこともあったし、良い店が見つからないこともあった。もちろん、食べた店の数は300店どころではない。でも、やり遂げた。今、全て振り返った時、「ここは外せない」と思う都内の立ち食いそば屋が9店あるのでご紹介しよう。 ・『韃靼 穂のか』小川町 シンプルにそばそのものに着目するなら『韃靼 穂のか』は外せない。オススメメニューは韃靼そばで、のど越しの良いそばが、辛めのつゆでさらにキレキレとなる味はぜひ1度味わってみて欲しい。 ここまで
初めて京極夏彦の作品を読んだのは中学生の頃、家族旅行で行ったラスベガスにて。『姑獲鳥の夏』があまりにも面白過ぎて、観光そっちのけでホテルに籠もり読み耽った当時の興奮を未だに覚えている。以降、氏の「百鬼夜行シリーズ」を読み倒し、夏が四季の中で一番好きというのもあり、毎年の如く『姑獲鳥の夏』を読み返している自分。 今まではずっと海外住まいで土地勘があまりない中で読んでいたのだけど、日本に引っ越して数年が経った今、折角なので物語の舞台各所を訪れることしました。ついでに各長編も作中の季節に合わせて再読。未訪問の場所の良さを思いがけず知ることができた、楽しい一年でもありました。 なお、重大なネタバレはしていないつもりですが、シリーズを既読の方が読まれる前提で記事を書いています。そのため、未読の方はご注意ください! 「姑獲鳥の夏」京極夏彦 「百鬼夜行 陰」京極夏彦 「魍魎の匣」京極夏彦 「百鬼夜行 陽
サガロ山脈を抜けて辿り着いたネコブ(Nkob)の周辺も、一面の銀世界が広がっていた。砂漠に近いと聞いていたので、私は最初、そこがネコブだとは信じられなかった。「この町で雪が降ったのは初めてだ」。町で会った誰もがそう口にした。 地面が濡れたネコブのメインストリート ネコブは日本のガイドブックには載っていない小さな町だ。しかし、英語版「ロンリープラネット」には1ページ割かれている。そこでは「モロッコの穴場の一つ」と紹介されている。私も典子さんの宿で、ネコブに行くというカナダ人女性と出会った。彼らの目的はトレッキングだ。アトラスほど観光地化されていないが、見どころの多いサガロトレッキングの拠点として、欧米人の間では少し知られているらしい。町の郊外にはキャンピングカーでやってくるヨーロピアン向けの宿泊施設がいくつもあった。 私の目的も、サガロの遊牧民を知ることだった。本当はサガロを抜けるときに自力
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフの「テディタウルス」はかわいいけど抱きにくい > 個人サイト words and pictures 電車と同じチケットで船に乗れる 私の住むドイツの首都ベルリンには、電車、バス、トラムなどの公共交通機関がある。 街中を走る黄色いトラム。 ベルリン市内の交通機関の大半は、ベルリン市交通局(通称 BVG)によって運営されている。 地下鉄の駅で見つけたソーシャルディスタンスをポニーのサイズで表した案内。 交通機関の料金は一律なので、ベルリン市内であれば片道3ユーロ(約420円)で2時間の間、いろんな乗り物を乗り継いで移動することができる。 ベルリンの電車の路線図。市内であれば端から端まで移動しても均一料金だ。 電車の乗り継
夜行というのはなんだか不穏な響きがある。これは、寝て起きたら、全く知らないところに突然放り出されるということに起因するのではないかと思う。 赤い車体がなおのこと怪しい印象を強める寝台列車、サンライズ瀬戸に乗り込んだ。東京から高松へと向かう便である。ライトに照らされた細い通路が奥へ奥へとと続いている。入り口すぐのところが、どうやら僕の部屋であるらしかった。 乗車前日、ビールについていろんな作家が何事かを書いている本を読んでいた。パラパラページをめくっていると、恩田陸の文章に目をひかれた。何やらその文章を読んでいると、旅先の列車の中で飲むビールに勝る幸福はない、その際、ただの紙コップで飲み始めるなどというのは、旅情を解さない者のやることで、ちょっと気の利いた酒器のひとつでも持ち込んでいるのであれば、その幸福は一段も二段も高まるものなのであると、自信ありげに書かれていたのだ。 旅行も好きで、酒も
Formerly known as Ryukyu, this land has, for centuries, developed its culture based on the natural surroundings of forests and ocean resources. Located on the southernmost tip of modern day Japan off the shores of mainland China, the people of Ryukyu gained their influence from surrounding cultures, creating a unique sustainable lifestyle found nowhere else in the world. Over time, modernization a
初めて開く写真集から得るインスピレーション。 ふと手に取った本から得る意外な事実や知識。 ジャケットが気になって手に取った本から得られる安らぎ…… 本は私たちに様々な“きっかけ”を与えてくれるものです。 「箱根本箱」は、本をテーマにしたインタラクティブ・メディアホテル。 けっして本好きな人だけに向けたホテルではありません。 むしろ「あまり本は買わない」「最近は本はご無沙汰だなあ」という人にこそ、 ぜひいらしていただきたい、“本と人との出会いの場”です。 一冊の本から始まる「新しい物語」。 箱根本箱はそんな空間であり、 そんな時間を提供するホテルでありたいと思っています。 more 駅前にはふらっと気軽に立ち寄れる本屋があり、家の中には本棚がある。それは私たちにとって、当たり前の日常の風景でした。 「本」はさまざまな情報を媒介し、時代を超えて伝える役割を担い、時に優しく、時に激しく社会を動か
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