特定の場所に紐づいたデータの見せ方を考えるとき、地図というのは有力な選択肢になりえます。 この記事ではGoogle Maps JavaScript API v3を用いて、地図上にデータをプロットし、データを視覚的に分かりやすく表現する例を示します。 はじめに 前回の記事では一般的なグラフを用いてデータを表示する方法についてまとめました。 数字の大きさに意味があるデータを表示する場合には前回のようにグラフを使用すると分かりやすく表現することができますが、場所に強く紐づいたデータを表す場合、一般的なグラフを使うよりも地図を利用した方が直感的に分かりやすい表示を行えることがあります。 今回は様々な地点で計測された花粉の飛散データを視覚的に分かりやすい形で表示してみます。 使用するデータ 今回使用するデータはこちらのサイトで公開されている花粉の飛散データです。 環境省花粉観測システム 愛称:は