パナソニックグループはいかにして分散する基幹DBを集約したか【前編】:基幹業務システムのDB統合は可能か(1)(1/4 ページ) 共通化や標準化、サービス化による、運用効率改善を狙う企業情報システム部門の取り組みが注目される中、基幹業務システムのデータベースは依然として散在している状況にあるケースが少なくない。データベースならではの、アプリケーションとの関係、パフォーマンスの課題を、先行企業はどのように克服していったのだろうか。前後編の2回にわたり、DBaaS環境実現の取り組みを追う。 環境変化の激しいビジネスに対応するためにサーバーやストレージなどを統合・集約、運用管理コストを削減しながら、必要なときに迅速にインフラを提供する取り組みは多くの企業で行われている。しかし、サーバーやストレージに比べて、データベース(以下、DB)の統合は難しく、多くの課題が残されている。パナソニック インフォ