韓国と北朝鮮は、南北の軍事境界線をまたぐ鉄道の連結に向けて、線路の補修や整備の方法を検討するための共同調査を先週、朝鮮半島東側で行ったのに続き、24日は西側で実施しました。 今月20日に朝鮮半島東側を通るトンヘ(東海)線について、北朝鮮側で調査を行ったのに続き、24日は西側のキョンウィ(京義)線での調査を行いました。 調査には韓国の国土交通省の鉄道局長など15人が参加し、北朝鮮側の担当者とともに、北朝鮮のケソン(開城)から軍事境界線までの路線の線路や信号などの設備の状況を確認したほか、今後の共同研究などについても協議したということです。 ムン・ジェイン(文在寅)政権は、朝鮮半島の西側に南北と中国、東側に南北とロシアを結ぶ経済ベルトを構築して経済成長につなげる構想を掲げていますが、現在は北朝鮮への制裁措置があるため、まずは調査と研究を先行して進める方針を示しています。 南北をまたぐ鉄道の連結