弁証法―自由な思考のために (中公新書 322) 作者: 中埜肇出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1973/04メディア: 新書購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る 本日はまとまった時間をつくり、あらためて弁証法を学んだ。 今まで、弁証法、複雑系、時間概念、多様性に対して個別に興味を持ち探求して きたけれども、それらが実はすべて直結していたということに気づく。 そして「直感」というものへの絶大なる信頼が生まれる。 自分の志向しているものは、すべて自分に必要なものなのである。 Ⅰ.対話と弁証法の構造 弁証法は論理でもなければ、法則でもなくて、ひとつの「思考方法」なのである。 現実の真理は、もともと近似的なものである。 一般的に考えて、絶対的な真理というものは人間に与えられているものではなくて、人間に対して不断の探求の目標として課せられているものと考える