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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (23)

  • [書籍]本を書きました。『考える生き方』(finalvent著): 極東ブログ

    冗談みたいなんですが、ええと、を書きました。『考える生き方』(参照)。アマゾンを見ると、明後日、2月21日に発売となっています。 自分のところには数日前に見が来て、「ああ、になったんだ」と感慨深かったのだけど、いま発売日を確認したら、もう明後日なんだと驚いた次第です。 内容は、あれです、ネットで嫌われる「自分語り」というやつです。 なので、ネットでするのもなにかなとにした……というほどではないのですが、いろいろ考えたのですが、ネットで書くより、で書いたほうが読んでもらえるような気がしたというのはあります。 有料プラットフォームcakesで書いている「新しい古典を読む」の書評を続けていても思ったのだけど、cakesもネットではあるけど、有料なので読みたいという人が読むことになります。すると、読む人の数は減ってしまうし、簡単な一言コメントみたいなものも少なくなりますが、その分、深く読

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    ogijun 2013/02/19
    買わざるをえない
  • No Pressure: ひとつの表現手段? 悪い冗談? エコテロリズム?: 極東ブログ

    我ながら趣味が悪いなと思う。まじめな話題のエントリーにもついくだらない冗談を交ぜてみたくなる。案の定、その手のエントリーにはBLOGOSさんからの転載依頼は来ない。もっとも転載依頼のなかった昨日のエントリーがBLOGOSに転載されていたりもする。 ロッキーホラーショー(参照YouTube)も好きだし、モンティパイソン(参照youtube)も好きだ。サウスパーク(参照YouTube)も当然。だから、その手のものは理解したいと思う。ただ、これはなんというか、当初、ちょっと微妙な感じもあった。主張に対するひとつの表現手段? 単なる悪い冗談? まさかエコテロリズム? 話は今月1日に公開された「ノー・プレッシャー(No Pressure)」いうショートフィルムだ。作成したのは、地球温暖化を10%削減しようとする運動団体「10:10」。同団体は、この問題に関心のある個人や団体によって支えられている。地

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    ogijun 2010/10/07
    うぎゃー
  • [書評]感染症は実在しない―構造構成的感染症学(岩田健太郎): 極東ブログ

    「感染症は実在しない」(参照)とは刺激的なタイトルであり、また前半は修辞的な議論が饒舌に展開するきらいはあるが、内容はいたって正統的な医学的な立場で描かれ、著者の履歴からもわかるように米国標準の臨床も批判的に踏まえている点で、今後の日の臨床のありかたを展望する内容となっている。日の医療がどうあるべきかに関心をもつ人には、必読とまでは言えないものの、多くの示唆を得ることができるだろう。また、一般向けに書かれているではあるが、実は医療関係者にこっそりウケのよい書籍ではないかとも思えた。 書での、感染症は実在しないということは、端的に言えば、感染症というのは現象であるということで、細菌やウイルスが実体的に存在しないという話ではない。 興味深い例が書かれている。2009年、日の社会で新型インフルエンザが流行したとき、通常なら季節型のインフルエンザは終わる時期なのに、報道などではこの年は異

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    ogijun 2010/08/02
    読みたい。あとで買う。
  • クライメイトゲート事件って結局、何?: 極東ブログ

    ブログ記法で書くなら、「クライメイトゲート事件(笑)」が正確なのかもしれない。いずれにせよ、あれよあれよという間にこんな立派名前までついてウィキペディアに項目も掲載されていた(参照)。で、クライメイトゲート事件って結局、何? なのだが、ウィキペディアの解説が間違っているわけではないが、ちとわかりづらい。 クライメイトゲート事件(クライメイトゲートじけん、Climategate)とは、2009年11月にイギリスにあるイースト・アングリア大学の気候研究ユニット(CRU:Climate Research Unit)がハッキングされ、地球温暖化の研究に関連した電子メールと文書が公開された一連の事件のこと[1][2][3][4]。 ウィキペディアはいろいろと執筆者間に必死な対立があって、「公平(笑)」を期してこういう曖昧な記述になっているのかもしれない。 英語のほうの項目を見ると"Climatega

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    ogijun 2010/04/18
  • [書評]完全なる証明(マーシャ・ガッセン): 極東ブログ

    ニュースを聞いて、奇異に思った人もいるのではないか。なぜ今になって? ようやく証明が認められたからか? 18日、米国のクレイ数学研究所(CMI: Clay Mathematics Institute)が、数学の難問中の難問とされてきた「ポアンカレ予想」を解決したロシア数学者グレゴリー・ペレルマン(Grigory Yakovlevich Perelman)氏(43)に、その証明を認定し、難問証明に約束されていた100万ドルの賞金を贈ることを決めた、と報道された。 ポアンカレ予想(Poincaré conjecture)は、フランスの数学者アンリ・ポアンカレ(Jules-Henri Poincaré:1854-1912)が1904年に提示した位相幾何学についての未証明の予想であった。こうまとめられている(参照)。 境界を持たないコンパクトな三次元多様体であるVを想定してみよう。このVは、三次

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    ogijun 2010/03/25
    すごい書評
  • [書評]心理学で何がわかるか(村上宣寛): 極東ブログ

    「君の知りたいことはこのに全部書いてあるよ」と言いたくなるがたまにある。書「心理学で何がわかるか(村上宣寛)」(参照)がそれだ。「ほんとか?」と思うなら、書「はじめに」にある、次の11項目についての考えを聞かせてもらいたい。 ・ 兄は兄らしい性格、妹は妹らしい性格になる。 ・ 親の育児態度は性格や気質に永続的な影響を与える。 ・ 乳幼児は他人の心が理解できない。 ・ 自由意志は存在する。 ・ 幽体離脱体験は当だ。 ・ 乳幼児は長期間、物事を記憶できない。 ・ 記憶力は鍛えれば強くなる。 ・ 女性の理想の相手は、自分をもっとも愛してくれる人である。 ・ トラウマは抑圧される。 ・ 暴力的映像は暴力を助長する。 ・ うつ病の治療には薬物療法が効果的である。 見るなり、それはないでしょと思う項目が多いかもしれないが、もしかして、一つでも、それはあるかもと思った項目があっただろうか。 著

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    ogijun 2010/03/16
  • [書評]その科学が成功を決める(リチャード・ワイズマン): 極東ブログ

    世間にあふれる自己啓発で書かれている内容、例えば、マイナス思考はやめてポジティブ・シンキングにしようとか、成功するためには成功したイメージを思い描こうとか、そういう話は当なんだろうか? 当ってどういうこと? そういう自己啓発の要点について科学的に実験してみたら妥当性がわかるんじゃないか? ということで、その観点から既存の各種心理学的・社会学な実験論文をまとめたところ、自己啓発のエッセンスの大半が、ハズレです、というのがわかる痛快なだ。つまり、ポジティブ・シンキングしても事態は改善しないし、成功した自分をイメージしても成功しない。それどころか、逆効果のようだ。 書の目次を見ても自己啓発の要点がスパスパと切られていくのがわかる。自己啓発はあなたを不幸にする、面接マニュアルは役立たず、イメージトレーニングは逆効果、創造力向上ノウハウはまちがいだらけ、婚活サイトに騙されるな、ストレス

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    ogijun 2010/03/05
    読まねば
  • 「ローマの休日」でアン王女のベッドシーンが想定されている箇所について: 極東ブログ

    先日といっても、一昨日の夜だったか、ツイッターをしていたら、その時間帯でNHK BSで映画「ローマの休日」をやっていたらしい。いやそれならステラで前もって知っていたのだが、私はこれのデジタルリマスター版(参照)を持っているので、とりわけ放送を見ることはないなと思っていた。 が、与太話ついでに、アン王女のベッドシーンが想定されている箇所について言及したところ、ご関心をもつ人がいたので、じゃあ、エントリにでも書きますかとかつぶやいたものの、ベッドシーンより世界経済に関心が向いてしまったので、昨日は書きそびれた。その後、あれ、書かないんすかみたいな話があったので、ほいじゃ、書いてみますかね。 映画「ローマの休日」だが、ウィキペディアなんかにも情報があると思うが、名作映画の一つ。話は、欧州のどっかの国の王女であるアン王女一行がローマを訪問したおり、その夜、睡眠薬のあおりとちょっとしたいたずら心で勝

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    ogijun 2010/02/15
  • [書評]おもひでぽろぽろ(岡本螢・刀根夕子): 極東ブログ

    映画「おもひでぽろぽろ」(参照)を見たあと、原作はどうなんだろと、なんとく気になっていて、ようやく先日読んだ。私が読んだのは1996年版の集英社文庫コミック版(参照・参照)だが、後で知ったのだが、2005年に青林堂版(参照・参照)があった。支持されての復刻という意味合いがあるのだろう。 集英社版もまた復刻のようでもある。1991年徳間の「タエ子ちゃんといっしょ おもひでぽろぽろ読」(参照)の巻末を見ると、徳間版の三巻の「おもひでぽろぽろ」がある。書籍としてはこれが最初のようだ。映画「おもひでぽろぽろ」は1991年の作品で、原作は当然それ以前にあるのだが、徳間版から構想されたのか1987年初出の週刊明星連載によるものかはわからない。 不確かな私の記憶だが、映画化は宮崎駿が高畑勲に頼んだものらしい。だとすると着目したのは宮崎駿ということになる。集英社版にはその経緯を高畑勲が綴った「透明さと

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    ogijun 2010/02/02
  • [書評]リバタリアン宣言(蔵研也): 極東ブログ

    「リバタリアン宣言(蔵研也)」(参照)は、アマゾンの読者評でも指摘されているが、リバタリアニズムの入門書という趣向で書かれている。思想にそれほど関心はない読者が、「リバタリアンって何?」「なぜリバタリアニズムが話題なの?」「リベラリズムとはどう違うの?」という疑問を持つなら、読後に十分に得るものがあるだろう。 現時点で同書を再読するなら、2007年2月に出版された新書ということもあり、世界金融危機の崩壊前、さらに自民党が迷走を始めた安倍内閣以前の空気を再考する意味合いが強くなる。帯にある「ウヨクでもサヨクでもない、ニッポンの勝ち組エリートとアメリカのセレブが考えていること」という釣り文句は現時点となっては苦笑を誘うが、「『国がきちんとやるべきだ』。あなたもなんとなくそう思っていませんか? 書ではこの考え方を『クニガキチント』の誤りと呼びます。年金も医療も教育も、官僚まかせにしていると貴重

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    ogijun 2009/08/23
  • [書評]自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門(森村進): 極東ブログ

    副題に「リバタリアニズム入門」とあるが書「自由はどこまで可能か(森村進)」(参照)は、学術レベルに対する入門という意味合いで、内容はかなり濃く、いわゆる新書にありがちな入門書ではない。 後半になると著者森村氏の見解がやや突出する違和感があるが、総じて現代のリバタリアニズムを俯瞰して理解するには最善の書籍と言える。その分、簡単には読めない。不必要に難解な書き方も悪しき学術的な書き方もされてなく読みやすい文体なのだが、一見簡素な思想に見えるリバタリアニズムが投げかける質的な課題を考えつつ読むことが難しい。 何度も繰り返し読むに耐える書籍でもある。出版は2001年と古く、やや現代の古典といった風格もあり、この間のリバタリアニズム思想の展開も気になるところだが、とにかく書を出発点にしないことには話にもならないだろう。 リバタリアンとは何か。書は、類似または対比される思想的立場との違いを次の

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    ogijun 2009/08/23
  • 極東ブログ: [書評]仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか(山本ケイイチ)

    仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか(山ケイイチ)」(参照)だが、最初書名を見たとき、「ああ、これは最近乱造されているネタかな」と思って敬遠していたのだが、なんとなく面白いのではないかなとも思ったので購入し、ざっと目次でもブラウズするつもりが、ぐいぐいと引かれてそのまま読み切った。面白かった。知らないことをこので知ったという部分はそれほどないが、読みながら、現代日やこれからの日社会がどういうふうに変化していくか、ある具体的なビジョンが得られたように思った。 ということは、書名「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」が当然暗示するような、「筋トレすれば仕事ができるようになる」だから「こうやって筋トレしなさい」ということがこのの面白さではなかった。その話が描かれていないわけではないし、筆者は、一流の筋トレのトレーナーとして多くの人にきちんと筋トレをやって欲しいと願っていることは

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    ogijun 2009/02/04
  • 日本の備蓄米放出の話: 極東ブログ

    多少時期を逸したけど今日のワシントンポストの社説を読んで思い出した。簡単に糧危機と日のコメ問題をメモしておきたい。話はまずニューズウィーク日版5・21「真犯人は愚かな農業政策だ(It's the Stupid Politics)」がよいだろう。英語版は無料で読める(参照)。全体の概要はリードでわかるだろう。つまり、「先進国の農業補助と途上国政府の無策がこの危機を招いた」と。英語のほうのリードは"The world's poor are paying the pirce for years of bad goverment policy in agriculture.(世界の貧困は歴年の悪農政の対価を払っている)"。冒頭が面白い。 コメを輸入する必要などないと、多くの日政治家は考えている。実際、昨年の国内の収穫高は国内の需要を大幅に上回った。コメ生産農家を国際競争から守るのは、自民

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    ogijun 2008/05/27
  • [書評]書籍「マイクロトレンド」の序文について: 極東ブログ

    先日のエントリ「極東ブログ: [書評]マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)」(参照)だが、私の書き方が悪く、誤解されたむきもあるかもしれないが、翻訳として悪いわけではない。誤訳が多いということではなく、むしろ良質な翻訳だろう。 訳書の問題点は、私の考えだが、4つあって、1つは一番重要な概論である序文が大幅に編集されていて、冒頭から読み進めると「マイクロトレンド」ということがなにかが翻訳書では理解しづらい。2つめは、三浦展による各項目の補足はそれはそれとして彼の概括はオリジナルの主張と反対になっている。3つめはオリジナルでは75項目あるのに訳書では41項目なので約半分の抄訳である。4つめは抄訳で割愛された部分について、選挙など政治関連の世論調査家としてマーク・ペンが一番主力を置いているはずの政治・人種・宗教といった部分がほとんどタブーであるかのように削除されている

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    ogijun 2008/05/18
  • [書評]私塾のすすめ(齋藤孝・梅田望夫): 極東ブログ

    私などはブログの世界にいるせいか「私塾のすすめ ここから創造が生まれる」(参照)を梅田望夫対談シリーズ第三弾として読んでしまいがちになるが、二、三度読み返して、書は基的には斎藤孝ワールドを広げる形で読まれるというのが現在の日読書界あるいは出版界の妥当な位置づけではないかと思えた。たぶんその意図は達成されるだろうし、広く好意的に受容される対談になっていると評価する。 うまく配慮が盛り込めないので失礼な言い方になるかもしれないが、対談の当初から斎藤孝はそういう構え(齋藤ワールドのまた一冊を作ること)でいたのだろう。多作の斎藤にしてみれば編集者から期待された著作群の拡張の一つだ。梅田もそこにビジネス的によく配慮し、齋藤の著作をよく学んでから対談に臨んでいる。 だから齋藤ワールド的な滑らかな対談の流れが想定されるはずなのだが、実際の対談は梅田の情熱の側に歪むというか引きつけられトーヌスが発

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    ogijun 2008/05/13
    読んだら読む
  • 敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花: 極東ブログ

    昨日、よい天気なので桜を見に行った。世人は、もう関東の桜は終わっているだろうと思っているかもしれないが、それは染井吉野(ソメイヨシノ)の話。山桜は里桜に一週間ほど遅れて見頃になる。八重桜についていえば、これからが格的な季節になる。いや、染井吉野だって、高雄山ならこれから見頃だったか。 毎年、三月も中旬になると、メディアでも桜前線という話題が盛り上がるが、今年の桜の開花は随分遅れた。と、ここで言う桜は当然ながら染井吉野のことだ。染井吉野は、江戸末期に染井の植木屋が売り出したものらしい。染井は東京豊島区巣鴨・駒込あたりの旧地名で、染井霊園などにその名を残している。 染井吉野は大島桜と江戸彼岸との雑種。つまり江戸の花好きが人工的に作り出した桜でもある。江戸時代というのは不思議な時代で、こうした特殊な美学を元にしたバイオテクノロジーが盛んだった。現代日ではそれほどは顧みられないが朝顔などもいろ

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    ogijun 2008/04/11
  • [書評]2日で人生が変わる「箱」の法則(アービンジャー・インスティチュート) その2: 極東ブログ

    昨日のエントリ「極東ブログ: [書評]2日で人生が変わる「箱」の法則(アービンジャー・インスティチュート)」(参照)の補足。同書を読み返しながら、ここは解説したほうがいいのではないかと思われる重要点が2点あるので、それに触れておこう。解説といってもできるだけ恣意的な解釈はさけて、原典にそって翻訳書ではわかりづらい点を扱うことにしたい。 一点目は「共謀の図式」について。 書では、「平和な心」ではない「敵対心」がどのように現実の悪循環を引き起こすかということを、「共謀」という概念で、さらに図式化して説明しているのだが、訳書では図が少ないのと図があまり適切ではないように思われるので、ここの理解は難しいのではないだろうか。もっともよく読めば理解できないわけではないので、お節介な感じもしないではないが、その点は自分自身の復習もかねて書いているということでお目こぼしを。 まず、「共謀」という言葉だが

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    ogijun 2008/03/26
  • [書評]2日で人生が変わる「箱」の法則(アービンジャー・インスティチュート): 極東ブログ

    書「2日で人生が変わる「箱」の法則(アービンジャー・インスティチュート)」(参照)は昨日のエントリ「極東ブログ: [書評]自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー・インスティチュート)」(参照)で扱った書籍の続編にあたる。 ストーリーの展開としては、「自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー・インスティチュート)」(参照)の20年ほど前の話になるので、スターウォーズのシリーズのような趣もあるが、内容的な展開からすれば、出版された順序で、つまり、現代に近い「自分の小さな「箱」から脱出する方法」を先に読み、それから「2日で人生が変わる「箱」の法則」を読んだほうがよいだろう。こちらのだけ単独で読むこともできるし、ある程度の読書人が普通に読めばわかるように書のテーマは、9・11事件とその後の世界をどう捉えるかという壮大なテーマが仕組まれていることで、読後のかなり重みを受け

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    ogijun 2008/03/19
  • [書評]自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー・インスティチュート): 極東ブログ

    当初勘違いで、別の小冊子、日のアービンジャー・インスティチュート・ジャパン監修の編集書「実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法」(参照)を購入した。ついでなのでこのパンフレットみたいな書籍に目を通したのだが皆目わけがわからず、結局編集元になる書、「自分の小さな「箱」から脱出する方法(アービンジャー・インスティチュート)」(参照)を読んだ。2006年に出版された邦訳である。こちらはわかりやすかった。小説仕立てになっていて、よく読むと微妙な心理の動きや伏線などもある。 結論から言うと、当初かなり違和感があった(そのために勘違いした)が、書は良書であると思った。人によってはかなりインパクトを受けるだろう。私も率直なところかなりインパクトを受けた。 最初に、ネガティブな批判に聞こえるかもしれなが、同書についての違和感をまとめておきたい。 オリジナルは2002年に出版されたベストセラー「Le

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    ogijun 2008/03/19
  • 配偶者や恋人に癒して貰いたいのは中年男: 極東ブログ

    天気がよいので少し遅いのだが梅を見に行った。お目当ての梅はいいのだが広い公園に辿り着くと犬が多いのにあきれた。野犬ではない。ペットである。ペットとお散歩族というのはこんなにも多いものなのか。家族連れというよりペット連れという世界にいつからなっていたのだろうか。 私は犬が嫌いというわけでもないが、公園を歩くのに犬に気をつけるというのは妙なものだなと思いつつ、一休みということで暖かい缶コーヒーをベンダーで買ってベンチで座り、少しむこうにある子供の遊具を見ていたのだが、いや、正確に言うとそうではない。大人の人集りがあり、なんだろう蝦蟇の油でも売っているのかという雰囲気なので覗いてみたら、子供の遊具であった。子供より周りで見守る大人の数のほうが多いのである。 そして子連れの雰囲気を見ていると、どうもペットの延長のようにも思えてきた。まあ、それがいけないわけでもないのだけど、なんだか変なもの見ちゃっ

    ogijun
    ogijun 2007/03/05