[書評]自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門（森村進）: 極東ブログ

副題に「リバタリアニズム入門」とあるが本書「自由はどこまで可能か（森村進）」（参照）は、学術レベルに対する入門という意味合いで、内容はかなり濃く、いわゆる新書にありがちな入門書ではない。 後半になると著者森村氏の見解がやや突出する違和感があるが、総じて現代のリバタリアニズムを俯瞰して理解するには最善の書籍と言える。その分、簡単には読めない。不必要に難解な書き方も悪しき学術的な書き方もされてなく読みやすい文体なのだが、一見簡素な思想に見えるリバタリアニズムが投げかける本質的な課題を考えつつ読むことが難しい。 何度も繰り返し読むに耐える書籍でもある。出版は2001年と古く、やや現代の古典といった風格もあり、この間のリバタリアニズム思想の展開も気になるところだが、とにかく本書を出発点にしないことには話にもならないだろう。 リバタリアンとは何か。本書は、類似または対比される思想的立場との違いを次の

[Ereni]

リバタリアンは権威主義者なんだよな…

[mmsuzuki]

“ナショナリズムに一見反対している論者たちが戦争世代が戦争責任の引き受けることを主張するというねじれが見られる。しかしそれは日本人すべてに、戦前戦中後を通じた「日本人」という国民集団への人格的帰属を強

[taro-r]

自分を型にはめてみるテスト…に使えるかもしれない。…というか単純に興味あるので読んでみたい。

[toaruR]

最大の問題はラオウとどう戦うか、どう逃げるか。

[arrack]

この本は学生時代に手垢にまみれるほど何回も読んだ。現代の政治家の立ち位置を俯瞰したりするには最適

[islecape]

「リバタリアンにとって大切なのは、国家ではなく諸個人なのである」（コスモポリタンな自由主義的帝国、144頁）「リベラル」を自認しつつ時おり違和感を覚えたりする人には示唆に富んでいるかもしれない。

[jankoto]

自称リバタリアンの中には権威主義者が多い気がする/"新自由主義は空疎な藁人形"最近は「市場原理主義」批判も流行ですね

[Yagokoro]

どうも自分はリバタリアンなんだよなあ。amazonで注文した。