10日、写真撮影にのぞむ首脳ら(左から、ベルルスコーニ伊首相、サルコジ仏大統領、メドベージェフ・ロ大統領、オバマ米大統領)=AP 【ラクイラ(イタリア中部)=望月洋嗣】10日閉幕した主要国首脳会議(G8サミット)に初参加したオバマ米大統領は、国際協調的な姿勢で参加各国から歓迎された。人気をてこに、核軍縮や気候変動など様々な課題で議論をリードする役割も果たした。 「非常に生産的な会合でした」。サミット終了直後に記者会見したオバマ大統領は、今後3年間に200億ドル(約1兆8400億円)をアフリカなど途上国の農業開発に支出するなどの「成果」を自信たっぷりに並べ立てた。当初は150億ドルと見られていた目標額の積み増しは、オバマ大統領の主導で実現したという。 温暖化問題では、ブッシュ前政権とは百八十度違う姿勢をとって「米国が帰ってきた」(オーストラリアのラッド首相)と歓迎され、「産業革命以前か
[ワシントン 11日 ロイター] アフリカ支援団体が11日公表した年次レポートによると、主要8カ国(G8)は、2010年までに対アフリカ援助を2倍以上に拡大するとした取り決めに関し、目標達成にはほど遠い状況にある。 G8は05年英スコットランドのグレンイーグルズで開催された首脳会議(サミット)で、対アフリカ支援を10年までに年間250億ドルに拡大することで合意していた。 アフリカ支援団体「ワン」の報告書では、08年末までにG8が行った援助額は目標の3分の1の水準にすぎず、09年末までの援助額も目標の半分にとどまる見通しだと指摘している。 また、不足分の約80%が、イタリア、フランスの援助縮小によるものだという。 報告書は「G8の中には、設定した目標を達成している国や目標額を超えた援助を行っている国もある。一方で、特にイタリアやフランスが顕著なように、目標に対して非常に不満足な進展しか遂げて
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