京都大大学院工学研究科の平尾一之教授(材料化学)らの研究チームが、特殊なレーザー光をガラスに当てるだけで、光信号を使う複雑な回路を作る技術を開発した。電気信号を利用した従来の回路に比べ約1000倍もの高速化が実現でき、スーパーコンピューター並みの性能をもったパソコンや、パソコンに限りなく近い高機能携帯電話への応用が見込まれるという。14日に東京で開かれる国際ナノテクノロジー会議で発表する。 平尾教授はフェムト(1000兆分の1)秒という、ごく短い時間だけ発光するレーザーをガラスに照射し、焦点部分の構造を変化させるナノガラス研究の世界的な第一人者。 光回路の開発は、国内の精密機器メーカーを中心に進んでおり、携帯電話用などでは実用化が目前に迫っている。ただ、これまでは平面的な回路しか作れず、複雑な機能を持たせることは難しかった。 平尾教授は、光機器メーカー・浜松ホトニクスやガラスメーカー
高知市の映画館「あたご劇場」が靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映を決めたものの、配給会社「アルゴ・ピクチャーズ」の要請で延期したことが分かった。 あたご劇場によると、アルゴ社が、中心的出演者で刀匠の刈谷直治さん(90)=高知県在住=がナーバスになっていることを理由に「ほとぼりが冷めるまで上映を見合わせてほしい」と要請。同劇場は刈谷さんに配慮して受け入れたという。 あたご劇場支配人の水田朝雄さん(58)は「政治団体の妨害も覚悟していた。配給会社が出せないと言ったら映画館は弱い」と話している。 映画をめぐっては、ほかに東京や大阪などの映画館が上映の中止や延期を決めている。
農林水産省は11日、JAS(日本農林規格)法違反があるとして、香川県東かがわ市引田の老舗しょうゆメーカーの「かめびし」(岡田國義・代表取締役)に業務改善命令を出した。 同省によると、同社は平成18年7月から19年6月にかけ、「本醸造こいくちかめびし」や「本醸造うすくちかめびし」の製造で、JASの格付け基準に合致しない「にがり」を食品添加物として使用しているにもかかわらず、JASマーク表示をして計約7万本(約6万8000リットル)を販売するなどした。 同省は、同社に対し5月12日までに、表示の適正化▽不適正表示の再発防止策の作成−などを命じた。 同社は宝暦3(1753)年の創業。 同社は、今回の業務改善命令に対し、自社ホームページで「現在のJAS規格では当社のしょうゆづくりの姿勢がきちんと評価されない。昔からの製法を続けていくため、同規格を辞退するほかない」としている。
インターネット上に氾濫(はんらん)する児童ポルノに悪用される恐れがあるとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」(大日向雅美委員長)は11日、テレビで児童の裸、特に男児の性器を放送しないよう注意喚起した。同日、加盟する134テレビ局へ文書を発送した。 大日向委員長は入浴中の男児の裸をボカシなしで放送した番組へ批判が寄せられていることなどを挙げ、「もはや男児の全裸がおおらかさ、ほほえましさ、解放感だけを表現するものではないと十分認識すべき」と指摘。実際に悪用されている確証はないもの、予防措置として「同じ内容を伝えるほかの表現方法がないか、慎重に検討してほしい」と呼びかけた。
「3次元仮想世界がネット上の行動の起点になる時代が来る」――ドワンゴやゲームメーカーなど5社で構成する製作委員会がこの夏、美少女ゲームの世界観を忠実に再現した3次元仮想世界「ai sp@ce」(アイスペース)をオープンする。 3次元仮想世界といえば2006年ごろから「Second Life」に注目が集まったが、企業参入が相次いだ一方でユーザー数が増えないなど苦戦。ai sp@ceはSecond Lifeを反面教師にし、ユーザーが居心地のいい場にできるよう工夫をこらす。 ドワンゴが「ニコニコ動画」で培ってきたコミュニティー運営のノウハウを投入。ユーザーがコミュニティーに参加しながら、その世界を“創る”感覚を持てるよう配慮する。IDはニコニコ動画と共通にし、ネットに“住む”ユーザーに、ニコニコと3D仮想空間という、性質の異なる2つの居場所を提供する。 「ネット上の行動の起点が、テキストをベース
エンターブレインは、PCゲーム雑誌「LOGiN」(ログイン)を、5月24日発売号で休刊すると発表した。 LOGiNは1982年5月、アスキー(当時)から季刊誌「ASCII別冊ログイン」として創刊し、翌年から月刊化。PCゲームにとどまらず、さまざまな話題をおもしろおかしくとりあげるスタイルが特徴。「ぽげむた」といった言葉も生まれ、80年代から90年代にかけて人気を集めた。一時期は月2回刊行していた。 同社は「これまで25年間に培ってきたものをいかし、ネット上で新たな展開をしていく」としている。 関連記事 「Yahoo!Internet Guide」が休刊 ネット情報誌 「Yahoo!Internet Guide」が休刊する。「ネットが十分に普及し、ネット上で発信される情報の網羅性は月刊誌を上回った」と説明している。 「インターネットマガジン」が休刊に PC関連雑誌の休刊が相次ぐ中、創刊12年
主にIT・マーケティング・エコに関して記事を書いております。なるべくユーザー視点(自分視点)で綴っていこう思います。 ↑パブリシティーにも最近は記事広告が・・・。 「フリーペーパーといえば?」 現在もこの質問に多くの人は「R25」と回答するかもしれない。R25が今日のフリーペーパーブームを作ったといっても過言ではないし、発行ともなればすぐになくなっていた。 そのR25への広告出稿が最近徐々に減ってきているらしい。ふと耳にした話なので詳細は聞くことはできなかったが要は「費用対効果」がよくないようだ。 原因はさまざまだが一番はフリペーパーという特性上読んだらすぐに捨てられてしまうことだ。よって、読者とR25の接触時間が短いので広告効果も期待できない。 これは私もそうだがざっと面白い記事だけよんで捨ててしまう。雑誌であればお金を払って購入したものなので何回かに分けて大事に読む
北海道教育委員会(道教委)は11日までに、北海道教職員組合(北教組)との間で結んでいる教職員の勤務条件に関する協定書(46協定)の全面破棄を決め、早ければ来週末にも北教組に通告する方針を固めた。71(昭和46)年に締結された46協定は文部科学省が把握する全国で唯一の教委と組合間の協定で、文科省が全面破棄を指導していた。北教組は一方的な破棄に反発しており、混乱も予想される。 46協定は13項目あり、労使交渉の範囲や長期休暇中の勤務の取り扱い、時間外勤務を命じる際の条件などを規定する。 道教委は01年3月に「違法性がある」と判断した5カ所を破棄。その後、文科省が03年度に各都道府県を指導し協定を破棄させた。しかし、北海道は違法だと言い切れない項目が残り、全国の組合でも強い組織力を発揮する北教組の象徴とも言える存在だった。 道教委は、46協定によって時間外勤務の適用範囲が政令よりも限定的になって
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