米紙ニューヨーク・タイムズは22日、同日付朝刊に掲載されたドラノエ・パリ市長からとされる投書は偽物だったことを明らかにし、読者に謝罪した。 投書はメールで送られてきたが、同紙は本物かどうかをドラノエ市長側に確認しないまま掲載したという。市長側にはすでに謝罪の手紙を送った。 投書は次期米国務長官に指名されたクリントン上院議員(ニューヨーク州選出)の後任候補として、ケネディ元大統領の長女、キャロラインさんの名前があがっていることについて、「控えめに言ったとしても、驚きであり、民主的とはとてもいえない」などと批判していた。(ニューヨーク 長戸雅子)