海上自衛隊が、初級幹部の訓練を担う練習艦の艦長に初めて女性自衛官を配置する。ミサイルや速射砲を備える護衛艦タイプの艦艇のトップに女性が就いた例はないという。 女性初の練習艦長になるのは、いずれも防衛大学校の女子1期生で、2等海佐の大谷三穂さん(41)と、東良子さん(39)。22日から、呉基地(広島県)の練習艦「しまゆき」と「せとゆき」で乗組員約200人を率いる。2隻はもともと護衛艦として使われていたが、途中で練習艦に種別変更された。 大谷さんは護衛艦「あさぎり」の副長、東さんは練習艦「かしま」の副長を務めてきた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら