教育基本法の改正案が、いよいよ国会で審議される状況になってきた。民主党も対案を出してきた。 私は与党案には『消極的』賛成である。なぜなら、創価学会・公明党に遠慮したため、「愛国心を涵養する」ことが明確に謳われていないからだ。が、それでも速やかに成立させてほしいと思っている。それは、不十分とはいえ、今のものよりず~っとマシだからだ。 ところで、今回の教育基本法改正に反対の人たちがいる。その理由は、『愛国心』を 基本法に織り込むことは全体主義につながると考えるからだ。そのような人たちは、 今回の改正案の『我が国と郷土を愛する態度』も『国を愛する心』も同じものと受け止めるのだ。 こういう考え方をするのは社民党や共産党だけではない。民主党にもそういう勢力が 根を張っている。 民主党は昨年4月、教育基本法改正に関する中間報告を取りまとめた。この時党内は、『愛国心』を法文に明記するかどうかについて、「
こちら(■[雑感] 保守とは?左翼とは?)で、少し「保守」とか「左翼」とか言う言葉の意味について考えてみた。「左翼」という語の本来の定義は、フランス革命後の議会で「急進的な自由」を求める勢力であるジャコバン派が議会の左側の席を占めていたことに由来する。当時まだ社会主義は主要な勢力になっていなかったので、左翼とは社会主義者の意味ではなく、個人の自由を急進的に実現するためには、それを阻んでいる絶対王政や階級社会に対して、闘争が必要だと構えた人たちのことなわけだ。そう考えると、その国の過去の歴史や伝統を否定して「急進的に」「自由や平等」と言った理念の実現を図るために国家を改造しようとする人たちの事が左翼という言葉の本来の定義に近いはず。左翼の特徴として「歴史の流れからの飛躍、慣習の体系にたいする破壊、そして伝統の精神への侮蔑」を伴って、外来の思想や頭で描いた理想や理念、技術的知識によって国家を急
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