西日本で高いイヌの日本脳炎感染率 全国の飼い犬の4匹に1匹が日本脳炎に感染しているとの調査結果を、山口大の前田健教授らがまとめた。豚から人や犬にウイルスを広げる蚊が、養豚場周辺から市街地まで飛んでいるためのようだ。犬から人には感染しないが、媒介する蚊が身の回りにいて、人への感染拡大の危険性を示すものとして、専門家は注意を呼びかけている。 西日本に多い日本脳炎は体内でウイルスが増える豚の血を吸った蚊を介して、人などに感染する。犬や人からは蚊を介しても人に感染しない。感染者の発病率は1%以下だが、重症化すると高熱、意識障害を起こす。脳症になると2〜4割が死亡する。感染した犬が発症した例は報告されていない。 前田教授(獣医微生物学)らは06〜07年に47都道府県の動物病院にかかった犬652匹の血液をとり、日本脳炎ウイルスの抗体ができているか調べた。その結果、25%に抗体があり、感染していた
日本でのウルセランス菌の患者 猫から人にうつり呼吸困難を引き起こす新しい病気にかかる人がここ数年、相次いでいる。世界初の患者を報告した英国では死者も出ている。日本では届け出義務はなく、医師や獣医師でさえほとんど知らない。厚生労働省は潜在患者は多いとみて、先月22日に都道府県などに注意を呼びかける文書を出した。 今年1月、東京に住む50代の女性が、食事ができないほどのどが痛く、血の混じった鼻水が止まらなくなり、東京医科歯科大病院耳鼻科を受診した。診察すると、のどと鼻の奥に黄白色の塊がべっとりとこびりついていた。 この塊から、コリネバクテリウム・ウルセランスという細菌が見つかった。感染症法で2類感染症に指定されているジフテリアと同じ毒素を作る菌で、風邪症状に始まり、重症になると呼吸困難に陥り、死ぬこともある。 大学から連絡を受けた国立感染症研究所が調査し、この女性の家にしばしば立ち寄る
東京都中央区保健所は25日、同区銀座6丁目の銀座眼科で視力矯正のレーシック手術を受けた639人のうち67人に、感染性角膜炎などの集団発生があったと発表した。同保健所が立ち入り調査した結果、医療器具の滅菌処理が不十分だったことなど、衛生管理の不徹底が原因として疑われているという。 同保健所によると、今のところ、67人が08年10月から今月23日にかけて発症、1人が入院したという。 同眼科は06年8月開設。レーシック手術は、角膜屈折矯正手術の一種で、角膜に特殊なレーザー光を当てて角膜の形を変えることで視力を回復させる。
パナソニックがアジア地域に派遣している駐在員を対象に、現地へ帯同している家族を日本へ帰国させ始めた。流行が懸念される新型インフルエンザ対策の一環で、今年に入って方針が決まったもようだ。同社は情報を公開することなく粛々と実施しており、対象人数や世帯数も不明。しかし、上海など多くの日本人駐在員が住む地域では、この決定が話題となっている。 パナソニックはアジアだけで120以上の現地子会社を持つ。事業や各家庭の都合を勘案し、帰国させる時期などは個別に判断が下されている。日本での住居探しや子供の転校などの準備に時間がかかる場合もあり、今年9月までの実施がメドとなっている。 昨年を超えた中国での死者数 多くの日本企業は2008年から、事業継続計画の策定や社員教育の徹底などの対策を施してきた。ただ、家族を帰国させる措置に踏み切った大手企業はパナソニックが初めてと見られる。 背景には、アジアの各地域で新型
インド最高裁はこのほど、ハンセン病患者が自治体選挙に立候補したり、自治体に就職したりすることを禁じたインド東部オリッサ州自治体法は合法とする下級審の判決を支持する決定をした。この裁判は、2003年に州議会選に当選しながらハンセン病を理由に当選を無効にされた男性2人が起こしていたもの。 判決に対し、日本財団会長で、世界保健機関ハンセン病制圧特別大使を務める笹川陽平氏は25日付でインド最高裁判長に対し、「ハンセン病についての正しい理解を反映して患者・回復者の尊厳と人権を尊重する新たな判決が下されることを望む」との抗議文を送付した。 ハンセン病は感染せず、治療薬で短期間で治る。今年6月には国連人権理事会で「ハンセン病差別撤廃決議」がインドを含む全会一致で採択されたばかり。インドのハンセン病患者数は世界の6割強にのぼる。
2008年04月07日15時02分 E型肝炎の感染源の一つが野生イノシシ肉であることが、国内で初めて遺伝子レベルで確認されていたことが分かった。全国的にE型肝炎ウイルス(HEV)感染者が急増するなか、野生イノシシの5〜10%がHEVを保有している可能性があるとされ、厚生労働省は「野生動物の肉を食べる際は十分に火を通すなど注意してほしい」と呼びかけている。 HEVの感染源が遺伝子レベルで確認されたのは、05年1月に福岡県筑豊地方で夫が捕ってきた野生イノシシ肉を焼き肉にして食べた当時50代の女性。同年3月、倦怠(けんたい)感や食欲不振を訴えて病院に行ったところ、E型肝炎に感染した疑いがあると診断された。 自宅の冷凍庫にイノシシ肉が保管してあったことから、国立感染症研究所(東京)が肉と女性の血清から検出したHEVの塩基配列を比較。配列がほぼ一致し、イノシシ肉が感染源と特定された。十分
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【大紀元日本8月15日】中国河北省藁城市九門郷地区で伝染病が発生し、牛数十頭が死亡、人への感染も確認されている。現地政府は感染地を封鎖し、人の出入りを禁止している。本紙が現地住民からの情報提供を受け、調べた結果、伝染病は、炭疽症(たんそしょう)であることが判明。 炭疽症は、炭疽菌による感染症。ヒツジやヤギなどの家畜や野生動物の感染症であるが、ヒトに感染する人獣共通感染症でもある。ヒトへは、感染動物との接触やその毛皮や肉から感染する。ヒトからヒトへは感染しない。 炭疽菌が顔、首、手などの皮膚の小さな傷から侵入すると、そこが潰瘍となり、高熱が出る。炭疽菌が空気とともに肺に吸入された場合、高熱、咳、膿や血痰を出し呼吸困難となる。炭疽菌が食物とともに口から入ると、高熱、おう吐、腹痛、膿や血の混じった下痢がおこる。ヒト・家畜を問わず、死亡率・感染力が高い。潜伏期間は1〜7日間と短いが、培養し
【大紀元日本5月6日】廣東省雲浮(ユンフォ)市思勞(スーロー)鎮で豚に原因不明の疫病が爆發的に広がり、鎮內の豚の8割が病死。疫病はさらに広がる見込み。香港食環署によれば、香港は雲浮市から豚肉を少量に輸入しているため、香港食物安全センターは情況を把握するため、中国内地の関連部門と連絡を取るつもりだという。 広東テレビ局5日の報導によれば、染病にかかった豚は食欲を失い、皮膚が赤くなり熱が出る症候。畜産農家によればこの感染はひとつの病気ではなく、十数種の病気の綜合感染だという。現地の畜牧部門がサンプル調査を行っている。 思勞鎮の畜産農家によると、10日前に、村内の豚が發病し、その後次第に蔓延し、数日のうちに数百匹の豚が死亡した。病気にかかった豚は食欲を失い、皮膚が赤くなり、高熱を発したという。病気にかかった豚の肉がすでに流通されていることを心配する村民は、豚肉を食べる事を控えた。当地の食
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