B級ご当地グルメは2種類ある 前置きが長くなってしまったが、姫路でベスト10入りしたメニューの共通点とは何か。それは「10種類すべてが、昔から地元で愛されてきたメニューである」という点だ。 「ご当地」なんだから当たり前だろう、と思うのは早計だ。B級ご当地グルメは、実は2種類ある。 一つは前述したような、昔から食べられてきたものを街おこしのために活用した「発掘型」。もう一つが、街おこしを狙ってここ数年で新たに考案された「開発型」だ。今回姫路に出展した63団体のうち、開発型が20団体近くも参加している。第1回から出展している北海道富良野市の「富良野オムカレー」や、第2回から参加の岐阜県郡上市「奥美濃カレー」がその代表例。今年は開発型の入賞はなかったが、昨年の厚木大会では静岡県三島市「みしまコロッケ」が9位、北海道北見市の「オホーツク北見塩やきそば」が10位に入るなど健闘している団体もある。 B
昨年の横手大会で割りばしを入れて投票する来場者=横手市提供 B級グルメの日本一を決める第5回B―1グランプリが18、19日に神奈川県厚木市で開かれる。優勝を決めるのは来場者が投票した割りばしの重さ。だが、大会の注目度が高まるにつれ、「不正投票」も指摘されるようになり、公平性の確保が問題になってきた。対策に追われる主催者は「当初の趣旨は町おこしだったのに」と過熱ぶりに戸惑っている。 B―1グランプリは、各地の町おこしグループらがつくる社団法人「愛Bリーグ」が、開催地の自治体らと実行委員会形式で主催。2006年の青森県八戸市での第1回大会から毎年開いている。 第1回は出展10団体、来場者は1万7千人だったが、年々人気が高まり、今回の厚木大会には、富良野オムカレー(北海道)や久留米やきとり(福岡県)など過去最多の46団体が参加の予定。首都圏での開催は初めてで、2日間で30万人の来場
「ご当地グルメ」として売り出すイカ墨焼きそば「海賊焼」 イカ墨を練り込んだ黒いめんに地元産のイカや野菜を入れて味わう海鮮風塩焼きそば「海賊焼」を静岡県西伊豆町の製めん会社が開発し、「ご当地グルメ」として売り出した。早速新メニューに採り入れた飲食店もある。B級グルメとして全国に名をはせている富士宮焼きそばに続けとばかりに、町商工会は「地域おこしに役立てたい」とバックアップする。 駿河湾でイカ漁が盛んなことに目をつけ、同町仁科の佐野製麺(せいめん)会社が3年前から開発に取り組んだ。イカ墨はめんに練り込んであるため、食べても口の中が黒くならない。開発に際しては、「イカ墨を入れすぎると臭みが出るので、めんとのバランスに苦労した」(同社)という。 当初は、町内のイベントで提供していたが、昨年10月に町の「食バトル」で優勝。さらに、今年4月の黄金崎さくらまつりで商工会青年部が出店したところ、2時
安くてうまい地元料理「B級グルメ」が脚光をあびている。関連イベントは大盛況、専門家は「『食』が地元をPRする有効な資源ということに気づいたため」と指摘する。 B級グルメとは、安くてうまい、地元の人に愛されている「ご当地」料理のことを言う。2006年2月、ご当地グルメ日本一決定戦「B-1グランプリ」の開催で、人気に火が付いた。参加者の投票で、一番のB級グルメを決めようという試みだ。この時優勝したのが「富士宮(静岡県)やきそば」だ。 3時間で食べ物品切れ「九州B-1グランプリ」 「第1回大会」は10団体しか参加しなかった。だが、これを機に、全国には地元に根ざした「B級グルメ」団体が数多くあるのがわかり、2006年7月には交流を目的にした団体「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)」も設立。大会は、愛Bリーグが主催するかたちで毎年1回、開催されることになった。 2009年
サイダーでお茶を割った飲み物、チャイダーを 大阪から広島に飲みに行った(チャイダーの記事はこちら)。 その道中街を見ていると、ご当地グルメに気を取られる。 兵庫県加古川市のかつめし、岡山県のデミカツ丼。 そういえば昔、姫路に観光に行った時にもカツをご飯に 乗せた名物を見た。兵庫、岡山南部の瀬戸内海に面した地域、 そこの名物は海産物ではなくカツをご飯に乗せた物。 なんでそうなる、カツをご飯に乗せたがる。 気になったので食べ比べてみよう。 (尾張 由晃) まずは気楽にデミカツ丼 ということで尾道から大阪へ帰る際、カツをご飯に乗せた名物食べ歩き。 まずは岡山デミカツ丼。名前から想像できる通りカツ丼にデミグラスソースがかかったもの。すでに当サイトでライター梅田さんが特集しており(岡山の名物『デミカツ丼を食べに』)、既にうまさは折り紙つき。詳しくはそちらを読んでいただいて、僕は気楽に食べるだけ。いや
秋田県横手市で開幕したB級グルメの祭典「B−1グランプリ」では、それぞれのご当地のゆるキャラたちも応援に(原圭介撮影) 大型連休初日の19日、富士宮やきそば(静岡県富士宮市)などで知られるB級グルメの祭典「第4回B−1グランプリ in 横手」が秋田県横手市の特設2会場で開幕し、約10万5千人(主催者発表)が、全国から出店した個性あふれるメニューを目当てに、長蛇の列を作った。 この日の横手市は朝からからりと晴れ上がり、開幕3時間前の午前6時ごろから当日券を買い求める人が現れ始めた。 人気の富士宮やきそばの前には販売前から約300人が並び、埼玉県新座市から娘夫婦と訪れた主婦、永島久美子さん(62)は「テレビや新聞で見て、一度食べてみたいと思っていた」と話した。 今大会には、地元の横手やきそば、厚木シロコロ・ホルモン(神奈川)、みしまコロッケ(静岡)、津山ホルモンうどん(岡山)など新登場4団体を
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