Q.IT企業のエンジニアです。来月4月にシステムの本番稼働を控えています。当社では、毎年4月1日に新たな有給休暇が付与されます。そのときに、余った有給休暇のうち3日分が時効で消滅してしまいます。忙しい時期だと重々承知していますが、消滅するのはもったいないです。有給休暇の申請をしたところ、上司から「休暇が取れる状況じゃないよ、プロジェクトのことも考えてくれ」と言われました。取れないのなら、せめて休暇を買い取ってほしいです。 有給休暇を消化するという意識が、世の中に浸透してきたと思います。筆者がIT企業に勤めていたころは、有給休暇の消滅まで意識している同僚は少なかった記憶があります。筆者も同僚たちも、毎年有給休暇を余らせていました。 時代は変わりました。企業に対して有給休暇の取得を促進するよう、国はアピールしています。新たな有給休暇が付与される時期は4月や10月が多い上、期末はなにかと忙しくな
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