埼玉県富士見市のマンションで横浜市磯子区の山田龍琥(りく)君(当時2歳)が遺体で見つかり、ベビーシッターの物袋(もって)勇治容疑者(26)が保護責任者遺棄致傷罪などで逮捕、起訴された事件で、龍琥君の母親の女性(22)が毎日新聞のインタビューに応じた。 【ベビーシッター事件 真の問題点とは】24時間保育だけでは解決しない 女性は多数の写真を手に「こうして並べてみるまで気付かなかった。毎日、あの子を撮っていたんですね」と振り返った。 4月からは昼間の仕事を探すつもりだったといい「夜にベビーシッターに預けるのはあれが最後のはずだった。龍琥が3歳になったら何かを習わせようとか、いろんなことを決めていたんです」と涙を何度も拭った。 女性によると、ベビーシッターを選ぶ基準は原則として「子供のいる女性」だった。今回もネットでそう希望した。 ◇「親切な人多かった」 さらに、メールのやりとりでは「