伸び悩みを見せる国産車に対し、輸入車は順調である。2015年1月~8月の販売台数を調べてみると、国産車は白ナンバーの登録車が昨年の同じ時期と比べ91.4%*。 軽自動車の落ち込みはさらに大きく83.4%*になってしまった。一方、輸入車と言えば100.6%*で、わずかながら伸びている。 加えて国産車の売れ筋モデルはコンパクトカーか、小型のハイブリッド車、ミニバンに集中しており、高級車や4ドアセダンなどは輸入車の方が圧倒的に強い。 なぜ輸入車人気なのか?輸入車を購入したユーザーに聞くと、安全装備や趣味性(デザインやブランドイメージ)の高さを指摘する。 価格も接近してきた。輸入車の価格が徐々に下がっているのに対し、国産車の価格は上昇中だ。 1500ccクラスの国産車でも必要な装備を加えていくと、総支払額で300万円を突破してしまうことも珍しくない。国産ハイブリッド車と同じくらいの燃料コストで済む