スウェーデンの豊かな福祉政策は有名であるが、それを支えているのは税金である。ここでは、スウェーデンの主な税制について、簡単に紹介する。 所得税: 収入の多少に関わらず、約30%の地方税がかかる。地方税は住んでいるコミューン(市町村にあたる)によって異なるが、大体26%から35%の間である。所得が多くなると国税が加算される。2005年は、年収が298,600クローナまでは国税はかからない。それを超えると、298,600クローナから450,500クローナまでは20%、450,500クローナ以上には25%の国税が、その超えた分にさらに加算される。 消費税: 消費税率は一般に25%である。ただし例外もあり、食料品、ホテル代、交通費などは12%、書籍や新聞などと文化事業に関わる一部商品やサービスに対しては6%となっている。 その他にも、不動産税や贈与税、環境税や法人税など様々な税がある。 さらに詳し