●リニアの裁判は勝てるか? ★昨年の行政訴訟(リニア計画の事業認可の取り消しを求めた裁判)は原告の敗訴。(写真) ★今年の工事差止訴訟(山梨県南アルプス市)も敗訴。 どちらの裁判も、裁判長が原告の訴えに耳を傾け、原告の求めた現地検証に応じ、山梨リニア実験線周辺で起きている騒音、振動、日照障害、水枯れなどの問題に苦しむ住民の声を聞いた。 どちらの裁判も原告の求めに応じての証人尋問が実現した。 どちらの裁判も結審から半年前後の時間をかけて判決文を書いた。この長さは「きっと中身のある判断だ」との期待を原告側に持たせた。 ただし、国家「的」事業である以上、裁判所が原告勝訴とするかは微妙なところで、それでも「敗訴」であれ、中身のある判断にはなるはずと予想した。だが、どちらも、原告の主張はただの一つも認めない内容で、言ってみれば、訴状を提出した段階で書ける門前払いの内容だった。 山梨の裁判では「被害が
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