菅政権による消費増税と社会保障の一体改革論議で、各種団体からのヒアリングが本格化する。まず19日は、連合や日本経団連など労使団体の改革案が対象。年金では、基礎年金への税金投入を増やす点で共通する。実現性を高めるため、軌道修正もみられる。 ■実現性見えず 民主党が、基礎年金部分を全額税金で賄う「税方式」の看板を薄めるなか、労使団体の案は相変わらず税方式が色濃く出ている。 連合は17日に示した案で、現在は保険料で賄われている基礎年金の半分の財源を「社会保障目的税(消費税)」として、その税率を2015年時点で「3%」、さらに25年時点で「4%」と明記した。連合が消費増税の案を打ち出すのは初めて。さらに今回のポイントは、改革を2段階に分けて行うことだ。 第1段階では、サラリーマンが加入する厚生年金と共済年金を一元化して、所得比例年金に統合。さらに、国民年金に加入する非正規労働者もそこに加入さ
世論調査―質問と回答〈2月中旬から3月中旬〉2010年3月24日7時8分 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。特に断りがない限り、回答は選択肢から一つ選ぶ方式) (1)鳩山内閣を支持しますか。支持しませんか。 支持する 40 支持しない 51 (2)いま、どの政党を支持していますか。 民主党34▽自民党22▽公明党4▽共産党2▽社民党2▽みんなの党4▽国民新党0▽改革クラブ0▽新党日本0▽その他の政党0▽支持政党なし32 (3)支持する政党を変えないほうですか。変えるほうですか。 変えないほう 54 変えるほう 38 (4)これからも、支持する政党は変えないと思いますか。変えることがあると思いますか。 変えない 28 変えることがある 66 (5)自民党の小泉純一郎さんが首相だった2005年9月に衆議院選挙がありました。郵政民営化が大きな争点でした。その選挙で、比例区
民主主義2.0 ネットで「直接」政治(2/2ページ)2011年1月6日14時41分 各候補の得票数とブログ登場頻度(千葉県知事選) 私たちの「現在」は、民主主義2.0の未来と地続きになっているのだろうか。2種類の事例を見てみよう。 ◇ ◆スウェーデンの政党 会員評決に議員従う スウェーデン中南部のバレントゥーナ市に、ネットを使った直接民主制の導入を試みている政党がある。党名はデモエックス。デモクラシーと「実験(Experiment)」を組み合わせた造語だ。 スウェーデン政治に詳しい渡辺博明大阪府立大学准教授(政治学)によると、同党が活動を始めたのは2000年代の初め。地域政党として、バレントゥーナの市議会に議員を送り込んでいる。 登録した会員たちがネット上で特定の争点について自由に議論したあと、評決で立場を決める。議員はその結果に忠実に従う。間接民主制のもとで部分的に実現されたデジタル直接
朝日新聞は07年10月29日から週1回、シリーズ社説「希望社会への提言」を掲載します。高齢化がいちだんと進む20年後を見据えて、求めていくべき未来像を描きたい。そんな気持ちでお届けします。
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