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ブックマーク / okumuralab.org/~okumura (3)

  • 標準入力を1行ずつ処理する

    Ruby の while line = gets puts line end は、コマンドライン引数で与えられたファイルを一つずつ開いて1行ずつ読み込み、出力するループである。コマンドライン引数でファイルを指定しなければ、標準入力から1行ずつ読み込む。 これと同じことをするための仕組みが Python の標準ライブラリの fileinput モジュールで提供されている: import fileinput for line in fileinput.input(): print(line, end="") # または print(line.rstrip()) fileinput.input() に引数でファイル名(のリスト)を与えれば、それが優先される。 Ruby の gets と違い、ループの中で余分に行を読み込むことはできない。 標準入力だけ読めばよいなら、次のようにできる: impor

  • 「竈門禰󠄀豆子」をLaTeXで

    鬼滅の刃」のヒロイン「竈門禰󠄀豆子」(かまどねずこ)の「禰󠄀」は,「禰」(U+79B0)+異体字セレクタ(U+E0100 VARIATION SELECTOR-17)でできている(→ UTF-8のテーブル(MySQL5.6)に竈門禰󠄀豆子が格納できない問題を調べてみた)。これをLaTeXで出せるか。 使ったのは普通の TeX Live 2021 で,Mac 上でテストした。ドキュメントクラスは何でもいいが,platex・uplatex・lualatex のどれにも対応する jlreq にしてみた。 \documentclass{jlreq} \begin{document} 竈門禰󠄀豆子 \end{document} まず platex してみよう。 l.4 竈門禰^^f3^^a0^^84^^80 豆子 ? 異体字セレクタでエラーになってしまう。 uplatex では処理できた。

  • 猛暑日の増加

    [2018-07-20] as.POSIXct() を as.Date() に変えました。 東京管区気象台の東京における雷日数や真夏日等の日数の変化というページを見ると,猛暑日(日最高気温35℃以上)の日数が1876年以来著しく増加していることがわかる。ところが,平均気温を見ると,地球温暖化・都市化の影響で徐々に増加しているが,激しく変わっているようには見えない。平均ではなくて猛暑日の日数を見るべきであるという議論もある。しかし,「猛暑日」(日最高気温35℃以上)や「真夏日」(日最高気温30℃以上)のような分布の裾の日数は,何℃で切るかによって印象が大きく異なる。気温変化を誇張することにならないか。 「東京」の観測地点は2014年12月2日に約900m離れた地点に移転している。詳しくは「東京」の観測地点の移転について(PDF,2014年11月14日,気象庁観測部)を参照されたい。 東京の日

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