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  • 米国を苦しめる「刺激策不足」 危機時に慎重すぎたオバマ大統領のミス JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年9月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 1932年に行われた米大統領選挙が、実は大恐慌に突入して間もない1930年に行われたと想像してみてほしい。さらに、1932年の選挙での地滑り的な勝利ではないにせよ、やはりフランクリン・デラノ・ルーズベルトが勝ったとしよう。仮にそうだったとしたら、その後の歴史は一体どうなっていただろうか。 その後の展開は実際とは大きく異なるものになった可能性がある。ルーズベルト大統領は生産や雇用が悪化していく様子を、何もできずにただ見守ることになったかもしれない。そうなれば、民主党がその後およそ20年間にわたって政権を維持することもなかったかもしれない。 大いに積極的な政策を必要とした危機 こうした巡り合わせによって歴史は変わるものである。だが、今回は違った。経済危機はバラク・オバマ氏を、経済が崩壊して間もない時期に権力の座に就けた。筆者はこの時、ほか

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    onigiri_srv 2010/09/02
    当初は、危機意識の高さにさすがはアメリカンだぜと思ってたのですが、一息つくと、またぞろ政治で熱くなってきましたね。/ やってる間に確実に日本同様の長期不況コースに突入してるような・・
  • 経済フォーカス:財政原理主義者  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年8月14日号) 緊縮財政か、刺激策か? 経済学者の中には、それ以上に極端な見解を抱く人もいる。 大方の人の基準からして、英国財務相のジョージ・オズボーン氏(39歳)は財政タカ派だろう。同氏は今年6月に発表した初の予算案で、何らたじろぐことなく増税と歳出カットを約束した。その結果、英国の純額ベースの公的債務は2014年3月にGDP(国内総生産)比70%前後でピークをつけ、減少に転じる見込みだ。 シンクタンクの財政研究所(IFS)によれば、オズボーン氏の歳出計画は、英国が1976年に国際通貨基金(IMF)に課せられた緊縮財政よりも厳しいものだ。 だが、一部のエコノミストが必要だと考える厳格な措置と比べると、オズボーン氏の取り組みは甘く見える。例えばフライブルク大学のクリスティアン・ハギスト氏率いるチームは、英国の財政状況は公式統計が示すよりもずっと悪いと考えている

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    onigiri_srv 2010/08/20
    日本の財政問題も例に漏れないですよね。/ 将来の話は嫌いですが、おそらく問題になるのはセンセーショナルに叫ばれる債務不履行などではなく、『誰が何をいつ払うのか』 もっとも主たるは国債ホルダーとの関係。
  • 米国企業:雇用なき利益回復  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年8月7日号) 米国企業の利益回復はいつまで持続できるか? 米国人はかつて、企業の成功物語を聞くのが大好きだった。現在の雇用なき景気回復には異常な点が多々あり、その1つは、この伝統的な熱意が著しく欠けていることだ。 米国企業は目覚ましい回復を遂げた。先ごろ一段落した四半期決算の発表では、米国企業の利益が、もう少しで2008年終盤の景気後退期以前に達成した過去最高水準に到達するところまで回復したことが明らかになった。 いくつかの試算によると、利益水準が大底をつけてからの回復率は、大恐慌の終焉以来最も大幅なものだという。 だが、誰も喜んでいるように見えない。投資家も喜んでいない。以前の景気循環なら、この段階でこの種の収益増加が見られれば株価が上昇したはずなのに、今回は投資家が喜んで株価を押し上げる動きはない。 明らかに政治家も喜んでいない。政治家は、企業は現金を「た

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    onigiri_srv 2010/08/12
    利益は回復、なのに重たい雇用 / 日本でも多くの人が“いざなぎ越え”時に、あまり景気回復を実感できなかったのと同じロジックなのかもしれません。
  • 笑うサムスン泣く国民、韓国経済に落とし穴 儲け過ぎの財閥企業に大統領が苦言呈す | JBpress (ジェイビープレス)

    李明博大統領の側近で現職閣僚級ポストである放送通信委員長を務める崔時仲氏が「今年第2四半期のサムスン電子の利益額が5兆ウォンで過去最高に達したという報道を見て、心が痛んだ」と語ったのだ。 最高益を上げたサムスン電子を、韓国の閣僚が賞賛するというのなら分かる。だが、「心が痛む」とは一体どういうことか。就任以来、「親大企業・財閥」政策を掲げてきた李明博政権が大きく方針転換、「大企業・財閥叩き」がついに始まったのである。 崔時仲氏は「心が痛んだ」と言った後、こうつけ加えた。「(サムスン電子最高益という)報道を見て、共感する人よりもむしろ相対的に貧しいことを感じる人が多いのではないか」 簡単に言えば「儲け過ぎ」批判である。崔時仲氏は、サムスン電子以外にも「時価総額の上位100社が過去5年間で雇用を1.5%しか増やしていない」と不満を表明、意図的な大企業批判の講演だったことは明らかだ。 李明博大統領

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    onigiri_srv 2010/08/06
    結局、利益を上げていても決して見通しが楽観出来るという事ではないのでしょう。/配分の問題と見るべきなんでしょうかねぇ。トリクルダウンか、ボトムアップか。
  • 経済でも政治でも「デフレ」がキーワード 6月CPIコアは下落幅縮小 | JBpress (ジェイビープレス)

    7月30日に総務省から発表された6月の全国消費者物価指数(全国CPI)は、「生鮮品を除く総合」(コア)ベースで前年同月比▲1.0%。マイナス幅は前月から0.2%ポイント縮小した。コア前年同月比の押し上げには、「生鮮品を除く料」「電気代」「都市ガス代」「被服及び履物」などが寄与。一方、押し下げには、「ガソリン」「家賃」などが寄与した。 国際商品市況から影響を受けやすい品目が除去されているため、消費者物価の基調をより明確に示していると考えられる「料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合」(いわゆる欧米型コア)は、前年同月比▲1.5%で、マイナス幅は0.1%ポイント縮小した。 また、CPIの足元の方向を把握する上で使い勝手がよい季節調整済指数(2005年=100)は、コアが99.2(前月比▲0.1%)、欧米型コアが97.1(同横ばい)になった。

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    onigiri_srv 2010/07/31
    いつも表とか添えて有り難い分析なのですが、最後は十八番の人口起因説。/ともあれ、私はカルタゴは滅ぼされるべきであると思う
  • 米国の失業給付:仕事が欲しい!  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年7月24日号) 失業者に対する給付金の支給延長を認めるべきか否かを巡って壮絶な戦いが繰り広げられている。 まだ公式には発表されていないが、米国の景気後退は恐らく昨年6月に終わった。米国人がその事実に気づかなかったとしても仕方ないだろう。依然、1500万人近くが失業しており、景気後退入り後のピークに近い水準にあるからだ。 今夏、米連邦議会は失業者の傷口に塩を塗るのに忙しかった。6月初旬、上院で緊急失業支援のための政府プログラムの延長案が否決されたため、およそ250万人の失業者が給付金を受け取れなくなったのである。 米国労働市場の危機を思い出させる給付延長騒動 先月死去したベテラン上院議員、ロバート・バード氏の後継者の就任宣誓式が7月20日に行われたことで、民主党は共和党の議事妨害を阻止するために必要だった1票を手に入れ、給付延長法案がようやく可決した。 しかし、

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    onigiri_srv 2010/07/28
    おそらく一番悩ましい、失業の問題 / 普段の循環の中での後退であれば、給付の延長も、職業訓練も有効な施策なんでしょうけども・・このままだと米国でもニートの方が増えてしまいそう。
  • ここがヘンだよ「みんなの党」 その1 内実は「バラマキ」の成長戦略を斬る | JBpress (ジェイビープレス)

    自民党でも、民主党でもない「第三極」として、参院選で大躍進を果たしたみんなの党。「民主党は言行不一致。結婚してもいい──など言うつもりはない」と渡辺喜美代表の小気味よい発言はテレビで繰り返し放映され、秋の臨時国会に向けて公務員給与削減法案や、言い出しっぺの民主党が諦めた国家戦略局の創設に向けた法案を準備するなど、なにかと注目を集めている。 金融市場関係者の間でも、「みんなの党」は注目の的だ。同党が日銀法を改正し、物価目標(インフレターゲット)の導入を選挙公約に掲げたからだ。 みんなの党の経済政策を要約すれば、「徹底した規制緩和」などを通じた「小さな政府」の実現だ。規制緩和は既得権を剥奪される側には痛みを強いることになるが、国会議員の定数削減など政治家も襟を正す方針を打ち出しており、経済政策全般は評価できる。 かたや、インフレターゲットの導入の是非はともかくとして、同党が目標達成のための具体

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    onigiri_srv 2010/07/23
    ってか、もう、こうしたポリシーミックスでないと、本当に金動きませんよ。フォワードルッキングも大事なのかも知れませんが、いきすぎると足元の危機さえ脱出出来ないわけです。
  • 米国債を買いまくる日本人投資家  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年7月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 日の多くの機関投資家にとって、同国政府が発行する国債はポートフォリオの「コメ」だ。日の主である国産のコメと同じように、日国債の圧倒的大部分は国内で消化されている。だが今年は、日国債の購入が投資家の胃袋を十分に満たせなかった。 日国債に飽き足らず外債をせっせと購入 投資家は、現在利回りが極めて低い日国債の購入を補完するために海外の債券を買っており、財務省の統計によれば、外債購入ペースは2003年以来の速さになっている。 財務省の直近のデータによると、日投資家は7月9日までの9週間で外債を7兆6980億円買い越した。アナリストたちは、こうした買いの大部分は、米国債をはじめとした「安定した」海外債券市場に向かったと見ている。 外債購入の背後にいる投資家は、日の大手銀行、証券会社、生命保険会社のほか、投資信託を通じて外債

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    onigiri_srv 2010/07/22
    もっと食べるんだ。債権モンスターの渾名が泣くぜ!
  • 日本はもはやシンガポールに追いつけない ばらまきやめて日本経済の再建を最優先せよ~川嶋諭JBpress編集長 | JBpress (ジェイビープレス)

    マット安川さんは米国へ出張取材のため、今回はお休みです。参院選直前の今回(7月9日放送)は参議院議員選挙スペシャルとして、JBpress編集長・川嶋諭が留守居役を務めました。(JBpress編集部) 川嶋 諭(かわしま・さとし)JBpress編集長(左) 日経ビジネスに20年在籍し、記者、副編集長、シリコンバレー支局長、日経ビジネスオンライン編集長・発行人、ビジネス局長補佐などを歴任。2008年春に日ビジネスプレスを創業し、新しいウェブ経済メディアJBpressを立ち上げた。(撮影・前田せいめい) 川嶋 今回の参院選では、経済に関しては消費税がかなり論点になっています。いま消費税論議よりも大事なのは、日の経済をどう活性化させるかですが、これが各政党から具体的な形として見えてきません。 庶民の感覚からすれば、消費税が5%から10%になるのは大変なことです。例えば何千万円もする家を購入する

    日本はもはやシンガポールに追いつけない ばらまきやめて日本経済の再建を最優先せよ~川嶋諭JBpress編集長 | JBpress (ジェイビープレス)
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    onigiri_srv 2010/07/16
    シンガポールは先の不況で、凄まじい額の財政出動を行っていた記憶がありますが。
  • 現金を貯め込む企業:カネを使え!  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年7月3日号) 景気を順調に回復させるには、企業はカネを貯め込むのをやめなければならない。 折しも各国政府が借り入れの縮小を図ろうとしている時に、民間部門がこのまま熱心に貯蓄を続けていけば、景気が二番底に陥るリスクが高まる。クレジット(信用)に依存した暮らしをした結果、消費者が多額の債務を抱えている先進国では、家計の貯蓄率が長期間にわたって高水準にとどまるのは間違いなさそうだ。 しかし、民間部門による最近の貯蓄増加の大部分は、消費者ではなく、企業によるものである。多くの先進諸国では、企業は支出を十二分に賄える利益を上げており、その結果生まれた余剰資金が企業内部に蓄えられている。この傾向が続くかどうかが、今後に大きく影響してくる。 景気の先行きを大きく左右する企業行動 もし用心深い企業が貯蓄をさらに積み増すなら、景気回復の見通しは暗い。各国経済は企業の余剰資金が政

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    onigiri_srv 2010/07/06
    不況に伴い増加していく企業の資金余剰。海外でも顕著になってきましたが…/ 個人的には、法人税でひとまず分捕っちゃって、景気の復調に沿って適宜減税という形で期待に働きかければ良いと思うんですけどね。
  • ユーロ圏の苦境と優等生スイスの頭痛  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年7月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) また1週間が経ち、またユーロ圏が激しく揺れた。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は言うまでもなく、欧州中央銀行(ECB)のジャン・クロード・トリシェ総裁やギリシャのヨルゴス・パパンドレウ首相が切に夏休みを必要としているように見えるのも無理はない。 だが、ユーロ圏が痛みにもだえ苦しんでいる今、ユーロ圏の問題とは別だがそれと関係する、スイスの中央銀行を悩ますジレンマも一考に値するだろう。 経済成長は欧州で2番目の高さ、昨年は債務も減らしたのに・・・ 確かに、スイス政府にはパニックするような理由はあまりないように見える。スイスの成長率は最近、欧州で2番目の高さとなっている(スイスを凌ぐのはスロバキアだけ)。昨年は、債務を削減するというなかなかの偉業もやってのけた。 しかし、今の混乱した世界では、この見上げた「成果」がスイス国立銀行(SNB)の頭

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    onigiri_srv 2010/07/05
    果断な刺激策でひとまず苦境を脱したスイス。対してEU圏はひたすら間違え続けているような感じですね。ただ、この調子だとスイスや他の国の足を引っ張りかねないですよ・・?
  • 英国が払う緊縮財政の代償  JBpress(日本ビジネスプレス)

    今から数年前、英国が歴史の流れを変えたように見えた時があった。強国としては中程度の国だった英国は、大英帝国に幕が下りて以来、概して手に入れられなかった自信と立ち位置を取り戻した。 経済は開放的で、活気に満ち、競争力があった。ロンドンは金融サービス業の世界の中心地として、また、世界の新興大国で新たに富を手にした人々の第2の住まいとして賑わった。トニー・ブレア氏率いる中道左派政権は、潤沢な税収を使って国の公的部門を立て直し、刷新した。 何より重要なのは、英国が一見矛盾する2つのこと、つまり、金持ちがどんどん金持ちになる自由市場経済と、近代的で財源が豊富な公共サービスと福祉とを両立させられたことだった。熱心な移民には門戸が開かれ、大学は全盛を極めた。国内での成功に伴い、国外でのステータスも手に入り、英国は再び、世界の最重要国の仲間入りを果たした。 もちろん、問題はあった。イラク戦争でブレア氏の名

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    onigiri_srv 2010/06/28
    ソブリン債のリスクの見積もり、はたして妥当なのか過剰なのか。/ サッチャーの系譜のお手並み拝見です。私は失敗すると思う。
  • CPIコア下落幅が縮小し、「デフレ」記事が減っても | JBpress (ジェイビープレス)

    6月25日に総務省から発表された5月の全国消費者物価指数(全国CPI)は、「生鮮品を除く総合」(コア)ベースで前年同月比▲1.2%。マイナス幅は前月から0.3%ポイント縮小した。コア前年同月比の押し上げには、「電気代」「ガソリン」「都市ガス代」「灯油」などが寄与。一方、押し下げには、「生鮮品を除く料」「宿泊料」などが寄与した。 一方、国際商品市況によって影響されやすい品目が除去されているため、国内要因に基づいた消費者物価の基調をより明確に示す「料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合」(いわゆる欧米型コア)は前年同月比▲1.6%で、マイナス幅は前月と同じだった。 また、CPIの足元の方向を把握する上で使い勝手がよい季節調整済指数(2005年=100)は、コアが99.3(前月比横ばい)、欧米型コアが97.1(同▲0.2%)になった。

    CPIコア下落幅が縮小し、「デフレ」記事が減っても | JBpress (ジェイビープレス)
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    onigiri_srv 2010/06/26
    とても良い分析だと思うのですが、最後は持ちネタのデフレ少子高齢化起因説でまとめております。
  • ユーロ圏の予算削減:減量手術  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年6月12日号) 欧州の緊縮財政計画は、見た目ほど回復にとって大きな脅威ではない。 かつてユーロ圏諸国が財政を改善できるのか疑問に思っていた投資家たちは今、危機が各国を過度な緊縮財政に駆り立てたのではないかと心配しているように見える。一部の国、特にギリシャが著しいが、スペインやポルトガル、アイルランドなども、神経質な債券市場に思い切った行動を取るよう迫られた。 イタリアは5月、ギリシャと同じような運命をたどることがないよう、2012年までに財政赤字を240億ユーロ(300億ドル)削減することを誓った。 今では、最も信用力のある国でさえ仲間に加わっている。ドイツ政府は6月8日、2014年までに歳出を約800億ユーロ削減する一連の対策を発表した。アンゲラ・メルケル首相は、ドイツは他のユーロ圏諸国に財政規律の手を示すべきだと述べた。 フランスも、来年から免税措置を廃

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    onigiri_srv 2010/06/18
    『財政赤字に取り組む断固たる行動は~不安を抱く消費者に貯蓄を減らすよう仕向けるかもしれない』 / 私らの経験を照らして良いなら、この影響は極小さく……
  • 「分かってない」大新聞が誇大宣伝した日銀オペ 実施を前に使命を終えた成長強化の資金供給 | JBpress (ジェイビープレス)

    日銀は2010年6月15日の金融政策決定会合で、「成長基盤を強化するオペ」の詳細を決定した。(景気スピード診断「『線』から切り離された政策手段」を参照ください:編集部) 供給上限3兆円。政策金利(現在0.1%)を適用し、1金融機関当たりの融資限度額は1500億円。期間1年で、借り換えで最長4年の利用が可能だ。成長基盤の強化につながる融資先として「研究開発」や「医療・介護」など18分野を提示した。まだまだ細目があるが、これ以上詳細を知っても意味がないので、この辺でやめておこう。 5月18日付の当コラム「政治は評価、市場にソッポ向かれた日銀」の中で解説したように、そもそも企業の資金需要は乏しく、金融機関にカネがだぶついている今、「ニーズはないが、ポーズのため」に実施する意味の無い施策なのだ。 しかし、意味のなさを「分かっていない」新聞やテレビがこぞって報道したお陰で、日銀には思わぬ宣伝効果が

    「分かってない」大新聞が誇大宣伝した日銀オペ 実施を前に使命を終えた成長強化の資金供給 | JBpress (ジェイビープレス)
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    onigiri_srv 2010/06/18
    手堅いオペ。しかしその先の資金需要は乏しく・・イライラ
  • 広報宣伝では隠しきれない英政権の葛藤 財政引き締めが景気後退を招く恐れ JBpress(日本ビジネスプレス)

    デビッド・キャメロン首相率いる英国の新政権はこれまで、ほとんど宣伝広報活動しかやってこなかった。世間では、確かに人目を引く事実とはいえ、保守党が連立相手の自由民主党と良好な関係を保っているというだけで十分な成果と見なされている。 ただ残念ながら、新政権はこれから難しい決断を迫られることになる。いわゆる行政効率化による数十億ポンドの節約、大臣専用車の原則禁止、歳出削減策についての全国的な議論の開始などを提案してはいるものの、これらは政府の政策や経済戦略と呼べるレベルには至っていない。 微妙な時期に英国の破産を宣言したがる不思議 政府自身が英国の破産を宣言したがっている様子を見た外国の政策当局者は、控えめに言っても不思議なことだと思っている。何せこの微妙な時期だ。ソブリン債危機の最中に自国をギリシャと比較するのは賢いやり方ではない。 韓国で先日開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行

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    onigiri_srv 2010/06/16
    不思議と(でもないか?)掲げる提灯は菅さんと同じようなものに見えちゃいますね。/ 二兎を追うような感がありますが果たして上手くいくのかどうか。
  • 共和党:どうした米国右派!  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年6月12日号) 共和党は怒りをぶつけるだけで、あまりにもアイデアに欠ける。米国はオバマ大統領に代わり得るより良い選択肢を必要としている。 共和党に幸せな日々が戻ってきた。少なくとも、そう思われてもおかしくはない。バラク・オバマ大統領の支持率は50%を大きく割り込んでいる。医療制度改革法案の可決は何ら大統領の助けにならなかった。米国人の大半は、大統領が血税を浪費したと考えている。 オバマ流の経済運営についても、同様にすっかり失望している。経済はプラス成長に転じたとはいえ、最近の雇用統計の数字はぱっとせず、住宅差し押さえ件数は増え続けている。 そして今、メキシコ湾の原油流出事故にうまく対処できずにいることが、オバマ大統領の失敗と見なされ、大統領はさらに苦しい立場に追い込まれている。 この事故はオバマ大統領にとってのハリケーン・カトリーナだと評する人もいれば、ジミー

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    onigiri_srv 2010/06/15
    いつも思うのですが、カルトを支持層に組み込んだのが、やはり保守派の足枷になってるんじゃないですかね。混ぜるな危険。
  • 菅政権、オバマノミクス失敗の二の舞いとなるか 財政再建と経済成長の両立はそんなに簡単? | JBpress (ジェイビープレス)

    「草の根から生まれた政治家なので草の根政治」。菅首相は2010年6月8日の就任記者会見で、新政権のキーワードを問われてこう語った。 2世政治家が続いた日で、菅首相は久々の非政治エリートだ。サラリーマンの息子に生まれた菅氏は、市民運動や婦人運動家の故市川房枝氏の選挙陣営入りをきっかけに政治を志した。 1980年の衆院選で初当選するまで、衆参合わせて3度落選している。政治資金は1000万円余りで、その大半が個人献金だ。経済界との接点はほとんどないとされる。選挙に必要な地盤、看板、鞄の3点セットを親から受け継ぐ2世政治家とは全く異なる苦労人だ。

    菅政権、オバマノミクス失敗の二の舞いとなるか 財政再建と経済成長の両立はそんなに簡単? | JBpress (ジェイビープレス)
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    onigiri_srv 2010/06/14
    融和姿勢は支持を得る上では賢明なのでしょうね。実行となると、どっちつかずの萎縮した手しか打てないのが怖いとこですが。
  • デフレの脅威から目を逸らしてはいけない 早計かつ過度な緊縮財政のリスク JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年6月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 多額の財政赤字を出している国では、当局は財政政策を大幅に引き締めるべきだというコンセンサスが形成されつつある。だが、政策立案者たちはなぜ、緊縮財政を受けて企業と消費者が支出に動くと確信できるのだろうか? もし緊縮財政が経済を景気後退に陥らせ、デフレまで招いたらどうなるのか? 先週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明は、「深刻な財政問題を抱える国は再建のペースを加速する必要がある」と明記した。だが、世界経済は1つではなく、2つのリスクに直面している。1つ目は、確かに、先進国の多くがギリシャになるリスクだ。2つ目は、先進国の多くが日になるリスクだ。 ギリシャになるリスクと日になるリスク イングランド銀行の金融政策委員会の外部委員を務めるアダム・ポーゼン氏が最近のスピーチで指摘したように、日では、なかなか解決

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    onigiri_srv 2010/06/10
    米英にも、日本のように不況に伴う民間の資金余剰がたくさんあります。/ 反面教師にしてくれないと、私ら本当に犬死にですよ。
  • 与党を惨敗に追い込んだ韓国の若者パワー ツイッターに促され次々投票へ、北朝鮮と経済政策へ不満爆発 | JBpress (ジェイビープレス)

    今回の統一地方選挙は、2008年春に就任した李明博大統領にとっては「中間評価」の場だった。 米国の中間選挙もそうだが、韓国でも、任期中間の地方選や国会議員選挙では有権者の間で政権党への「牽制」の心理が働き、野党有利の傾向が強かった。 しかし、3月26日に北朝鮮韓国の哨戒艦を魚雷で沈没させる事件が起きて状況は一変した。「北朝鮮をつけあがらせたのは、金大中、盧武鉉政権の10年間にわたる包容政策だ」として野党を攻撃。独自制裁など強硬策を取る李明博大統領への支持が高まったかに見えた。 統一地方選挙前の世論調査でも、ソウル市長選のほか、与野党激突となった主要選挙区で与党ハンナラ党候補が野党候補に大差をつけ、政界内では「与党圧勝ムード」が漂っていた。 ところが蓋を開けてみたら、全くの予想外の結果が出てしまった。主要7市長、9道知事選のうち、与党ハンナラ党候補が勝ったのはわずか6カ所だけ。激戦だった仁

    与党を惨敗に追い込んだ韓国の若者パワー ツイッターに促され次々投票へ、北朝鮮と経済政策へ不満爆発 | JBpress (ジェイビープレス)
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    onigiri_srv 2010/06/05
    記事読む限りは、戦争になったら死んでしまうかも的な切実さが大きいような。