ライフタイムバリュー Business | Subculture 年初ということで、今日は少し昔の話をさせて頂いても構わないだろうか。 私が初めて恋愛アニメ/ビデオゲーム(以下単に恋愛ゲーム)に触れたのは1995年5月(当時は「恋愛ゲーム」という言葉も存在しなかった)、最初の作品は「同級生2」であり、当時とても夢中になったことを覚えている。それから1年半後の1996年11月に当サイトの前身となるWebサイト「恋愛SLG研究会」を立ち上げるに至った。 しかし、現在、かつてのような恋愛ゲームに対する熱意を維持することは非常に難しくなってしまった。恋愛ゲーム自体の質が落ちたのではない。それどころかグラフィック、音楽、音声、プレイアビリティなど、どれをとっても当初とは比べ物にならないぐらい格段に進歩を遂げた。だが、変わるのは常に人間の側である。 恋愛ゲーム(以降、サイト上恋愛ゲーム、としているが、