Hockey Stick Illusionという本(Montford, 2010, 下の文献リスト参照)が出たそうだ。Klimazwiebel (気候のタマネギ)というブログの2月19日の記事で、Reiner Grundmannさんが紹介していた。わたしが「ホッケースティック論争」のページで紹介したのと同じ件を、McIntyreに近い立場から論じたものらしい。著者はBishop Hillという名前のブログの主だそうだ。わたしには、買って読むほどの元気が出ない本だ。 ところが同じころ、Wikipediaの「ホッケースティック論争」の記事に関して、編集者(執筆者)間で認識がすれちがっているように思われたのでノートページで議論しているうちに、わたしなりの「ホッケースティック幻想」というべき認識に達した。Klimazwiebelにもコメントとして書きこんでしまったのだが、もとの話題からはずれたこと