日本共産党から除名処分を受けたジャーナリスト松竹伸幸氏(69)(まつたけ・のぶゆき)氏が、党員としての地位確認と、名誉毀損による損害賠償を求めた民事訴訟で8月4日、第6回口頭弁論期日と非公開の弁論準備手続が開かれ、裁判所が被告側の共産党に対し、「証拠文書を提出すべき」と要求したことが明らかになった。 松竹氏側は同日午後、都内で会見。終了後には、支持者らを交えた報告集会も開いた。 2023年1月、松竹氏は『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』(文藝春秋)を出版。 同年2月6日、日本共産党は、松竹氏の書籍に記載されている党首公選制などの主張は「分派活動等」にあたり、同党の規約(※)に違反しているとして、松竹氏を除名処分とし、2024年1月の党大会でも処分の再審査が却下されていた。 ※ 「党内に派閥・分派はつくらない」(3条4項)、「党の統一と団結に努力し、党に敵対する