◇《UDソリューション》しゃべるGPS「トレッカーブリーズ」--カナダのヒューマンウェアが開発 ICT(情報通信技術)先進の北米では、視覚障害者がスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)やスクリーンマグニファイア(画面拡大ソフト)などを利用してウェブページやメールにアクセスできることは珍しくなくなった。今、かの地で最も期待されているソリューション(解決手段)は「しゃべるGPS」だ。人工衛星の測位情報を受信できる専用の携帯端末を持って街に出ると、「3番地です」、「駅前交差点です」などとリアルタイムに現在位置を音声で教えてくれるので、全盲者も白杖(はくじょう)1本でどこへでも好きなところへ1人で行ける。 そんなトーキングGPS携帯端末の一つがカナダのヒューマンウェアが開発した「トレッカーブリーズ」だ。現在、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、デンマーク語、ポーランド語、ノルウェ