アメリカの大学教員はどんな仕事をしているのか? これまでにスタンフォード大学の選抜ついて(記事はこちら)や、経済学者になった経緯(記事はこちら)なんかを紹介してきたが、今回はこれまでなんだかんだで書く機会のなかったアメリカの大学、特に経済学部の教員の仕事について、僕自身がスタンフォードで普段どんなふうに働いているかを例にお話ししてみたい。 ほかの人と比べたことはないけれど、おそらくアメリカの経済学者、少なくとも経済理論研究者の平均的な仕事内容からは、そんなに外れていないように思う。 この業界に就職することを考えている人(読んでくれているのかしら?)や、教育およびその関連ビジネスに携わる方、そうでなくてもこの業界がどんなふうなのか純粋に興味をお持ちの方(がもしいれば)には、何かしらの参考になるかもしれない。 大学教員としての仕事には、教育、研究、それからさまざまな事務があり、これらの比重はポ
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