中国有数の不動産開発業者である碧桂園は、人民元建てのオンショア債6本の返済期間を3年間延長する承認を債権者から得た。匿名の関係者2人からの情報を引用し、ロイター通信が伝えた。 12日の香港株式市場では、報道後に碧桂園の株価が一時9.7%急上昇し、日本時間午後2時15分ごろは約3.9%高で取引された。 ロイターによれば、香港時間11日午後10時(日本時間同11時)に締め切られた投票の結果、8本のうち6本の償還期間延長が承認された。どの債券が対象かは特定していない。ブルームバーグ・ニュースが碧桂園のメディア担当に取材を試みたが、これまでのところコメントは得られていない。 碧桂園はドル建て債のデフォルト(債務不履行)を土壇場で回避した後、8本の元建て債(総額108億元=約2170億円相当)の元本返済期日を3年先延ばしするよう債権者に求めていた。 8本のうち少なくとも2本については、投票締め切りが
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