コンテンツデリバリーサービスの先駆者であるAkamai Technologiesが、Linuxを狙う悪質なソフトウェア(マルウェア)について警告している。 Akamaiはこのマルウェアが作り出したボットネットの深刻度を「高」にしている。そしてこの、WindowsではなくLinuxを狙うマルウェアの名前を、「BillGates」としている。 「BillGates」は、インターネットに接続され稼働中のLinuxシステムに、SSH経由でパスワードの総当たり攻撃をしてくる。root権限を乗っ取ると、分散サービス妨害攻撃(DDoS攻撃)を仕掛けるボットネットを構築し、他サイトへの攻撃を始めると同時に、次のターゲットを探す。rootパスワードを変更していない管理者がいるかぎりはいまだに有効なようだ。このボットネットからのトラフィックはすでに100Gbpsを超えているという。 またこのレポートでは、日本
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